<オススメは“王様の速読術”>
私が読んだ速読本は今まで5点あります。
その中でオススメなのは
王様の速読術でした。
その理由とは…下記ご覧ください。
<速読の種類>
まず。“速読”と言ってもいくつか種類があるようです。
◆1.目を速く動かすもの
◆2.フォトリーディングと呼ばれるもの
◆3.読む前に“得たい情報/目的”を研ぎ澄ますもの
速読といえば、まず“1”を想像しますよね。
速読、速聴、能力開発、etc…怪しいニオイのするアレです(笑)
この方法は、達人になればそれなりにスゴイのかもしれませんが、
私にはチョト…です。
というわけで。オススメなのは“2”や“3”のものですが、
こちらはレビューなどを見ても評判が上々のようですね。
<あなたもいままでの10倍速く本が読める>
まず“2”の種類の本で読んだのはこちら
あなたもいままでの10倍速く本が読めるです。
タイトル的にはあまり好きな本ではありませんが、
神田昌典さん関連の本ということで、今回は手に取り読んでみます。
なるほど…という感じです。
この本では“フォトリーディング”というものをテクニカル的に紹介しています。
フォトリーディングとは…私のイメージで説明しますと“新聞を読むときのイメージ”です。
通常新聞を読むときは“気になる見出し”を見つけてから“その詳細”を読みますよね。
この読み方を極端にしたのがフォトリーディングの速読です。
要は…パラパラ読みした後に“必要箇所”の深堀りをしていきます。
確かに“パラパラ読み”を一度しとくと、“本の流れ”が頭に入ります。
推理小説でコレをするととんでもないことになりますが、
自己啓発本を読む分には“短時間での理解促進”に有効です。
ただ私の習熟度が足りないせいか、納得度としては60%…
『こんなんで頭に入るのかナ…』という印象を持ったのが正直なところです。
本にも書いてありましたが、最初は疑心暗鬼?でも是非とも続けてみてくださいとのことでした。
(追記)何冊か試した今は“90%”ほどに納得度も上がっています。
ただこの本自体は速読本として“読む価値アリ”と思っています。
以下、私が読みながら書いたメモですが…参考にしてみてください。
<光ったキーワード/コメント>
◆本を読むにも目的を。本のタイトルから仮説を立てよ
◆集中して読んだあとは“熟成する時間”を設けなさい
◆気になった項目のみを“深読み(Dig)”せよ
◆ABCプライオリティー(優先順位)のクセをつけよ
◆シントピックリーディングの効果
もはや速読という枠をハミ出ていますが…
特に“シントピックリーディング”については、経験からして納得しました。
さて続いては“王様の速読術”です。
<王様の速読術>
速読本の4冊目として読んだのが
王様の速読術でした。
この本ではフォトリーディングの概念とともに“本の目的志向”について言及されています。
・“10倍…”はフォトリーディングのテクニック/方法論がメインですが、
・“王様の速読術”はフォトリーディングの内容+読書の目的志向 という内容です。
王様の速読術のイメージは…例えば『ドコに書いてあったかナ…』と雑誌や本を見返すときのイメージです。
このときは一度読んでますから、当然短時間で見つけることができます。
推理小説の伏線を戻って確認するときなどにも似ています。
もしくは“辞書を引くとき”、“マニュアルを必要部分のみ読むとき”…
このようなときも短時間で目的に辿り着くことが可能です。
これをはじめて読む本にも適用させたのが“王様の速読術”となります。
『はじめての本にもそんなことができるのか??』
意外にもこれが…実践してみると“しっくり”きます。
というより、“知りたい情報”を事前に明確にしているので、
却って以前の“熟読型読書”よりも頭に色濃く入っています。
どうやら読書においても“目的の研ぎ澄まし”が重要なことのようですね。
正直変わったアプローチですが…“目標設定を勉強する本”としても
オススメできるかもしれません。
<王様の速読術>
“王様には時間がないのだ…”
王様の速読術では、忙しい現代人を王様に例えて“時間のない中での速読術”を紹介しています。
例えばアメリカの大学の課題で、
◆1週間で50冊の本を読んで、A4一枚のレポートを書きなさい
このようなものにも言及していますが…確かに従来の方法では面を喰らってしまいます。
いかにこれを実行するかは…本でつづきをお楽しみくださいませ。確か…最初の方に出てきました。
また。私はこの本を読んでから、2つほど考え方が変わりました。
◆学生のころ、試験では“一問目から手をつけないと気が済まない性格”でしたが…
この本を読んだあとは“頑固に一問目から解いてたナ〜”とちょっぴり笑えた。
◆私は貧乏性なもので“本は一字一句読んで、全てをモノにしないと気が済まない性格”でしたが…
この考えは明らかに変わりました。
その他、この本での光ったキーワード/コメントです。
<光ったキーワード/コメント>
◆50冊からレポート1枚に起こす方法とは?
◆フォトリーディング
◆本を読むときも“目的志向”と“アウトプット志向”
◆本には向き合うのではなく、主体を自分に置いておく
◆本を読むとき、タラタラと時間を延ばさない
これらのことは“情報収集の概念”にもつながりますよね。
アレもコレも志向はNG…本でも情報でも同じようです。
◆本は“読んで満足”するのではなく、“読んだ上で何をするか?”が大切である
やはり速読の域を出た内容ですが…
著者が言いたいことを一行にまとめると、このようになるのかナと思いました。
<王様の速読術>
以上、速読の本を“どれか1冊紹介する”となると王様の速読術になりますが、
ホントのおすすめな方法はというと…“10倍…”も読むのがオススメです。
・王様の速読術を読んでから、10倍…でフォトリーディングのテクを学ぶ
私は場合は順番が逆となってしまいましたが、今考えるとこの順番がおすすめです。
王様の速読術はクチコミでも評判が高いのでチェックしてみてください。
ただどこかのクチコミで“テク面が不足だった”という指摘もありました。
もし同じようなことを感じた場合は“10倍…”もやはり読んでみましょう。
ちなみにこの速読術。“小説”ではさすがに難しいかナ?と思うのが私の現状の見解です。
“参考書にも適用できる”とどこかでコメントを読みましたが…こちらはどうでしょうかね。
No
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読んだ本
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要点3つ
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クチコミなど
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5
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ホワイトハウスの記憶速読術
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・イマイチです。
・読んだあと各書評を見ましたが…みなさん同じような感想のようです。
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・
Amazonのレビュー
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ちなみに他の本をアマゾンで検索してみると、次のような本もありました。
手に入り次第、読んでみたいと思います。
<気になる本>
No
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読みたい本
|
要点3つ
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クチコミなど
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1
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レバレッジ・リーディング
(東洋経済)
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・多読=王様の速読術でした。
・速読術だけでなく、読書全般にわたったノウハウが書かれています。
・良い内容の本だと思いますが…“1”、“2”を読んだあとでは得るものも少ないでしょかね。
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Amazonのレビュー
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楽天ブックスのレビュー
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ヤフオク出品状況
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