<バスの行き先>
空港からは一番安い公営バスに乗ろうと決めてました。
これなら30Bほどでバンコク中心部へ向かえます。
そしてそのために日本でいろいろ調べてきたのですが、
どうやら情報が更新されてなかったようで…スワンナプーム空港では勝手が違いました。
それでもなんとか1Fに公営バス乗り場らしきを見つけます。
その1Fバス停では数人のタイ人が待ってました。
現地の人が使うんだから…公営バスに間違いないと思いました。
わざわざタイ人が高いエアポートバスを使うとは思えません。
というわけでちょっぴり観察。
まずマイクロバスのようなものが止まりました。これは旅行会社のタクシーです。
公営バスとは違うような感じでした。そして続いてきたのが大きな観光バス。
これはどこかの航空会社のバス?のようで、中からスッチー、パイロットが降りてきました。
続いて来たのがいかにもローカルバスらしき風貌。
番号は554となっています。でも…乗るべきバスは“554”だったか…
しっかり記憶してきたはずだったのですが、バス停探しで苦労したせいかその番号も飛んでしまいました。
“バスターミナルまで行くバスに乗る”というのは覚えてましたが、そのバスが何番だったか…覚えてません。
とりあえず…これは乗り過ごしました。
しばらくこんな感じでバスを乗り過ごしてたのですが、
どうやらここには“554”のバスしか来ていないようです。
『とりあえず…乗ってみようか。』
この判断が間違いでした。今思えば観光客が居なかったので、明らかに雰囲気が違ったのですが…
そのバスはターミナルなどにはまったく寄らず、なぜかなかなか停まってくれませんでした。
そしてそのまま…高速道路に乗ってしまいます。
『ありゃりゃ、やっちゃった。』
どこに連れていかれるのでしょうか…やはり554のバスは違ったようです。
結局その後もなかなか止まらず、20分ほど走ったあとに止まりました。
今改めてバス路線図
を見ると…どうやらドンムアン空港に行くバスに乗っていたようです。
乗るべきバスは522、というかターミナル行きのバスのまずは乗るべきでした。
<親切なタイ人>
『ココはどこだ??』
20分ほど走ったあとに停留所に止まってくれました。
今でこそ地図を見ればわかりますが、そのときは…まったく現在位置が掴めません。
とりあえずあわててバスを降りて、現地の住所を確認することにしました。
…当然わかるはずもなく(泣)
さすがに自力ではギブアップです。
近くの建物で地図を広げて聞きました。
『ココ…はどこですか?』
すると最初に聞いた入口ガードマンではわからなく、
タクシーの案内役に聞いてもわからなく…
建物の中に入っていって、フロント?みたいなトコに連れていかれました。
物珍しいのか、タイ人がいっぱい集まってきました。
なぜか看護婦の格好した人までいます。
…どうやら私が飛び込んだ場所は病院だったようです。
不幸中の幸いですが、病院なら良い人がたくさんいます。
それから至れり尽くせりで、私を宿まで届けようといろいろ調べてくれます。
そしていろいろ整理して聞いてみると。
どうやら私が持っていた地図では“その場所”は載ってなかったようで…どこまで遠くまで来ちゃったのでしょか。
それからは“病院の前”でタクシーを拾い、オンヌットまで向かったのでした。
ホント、、、お辞儀とコップンカの連呼です。
今まで観光地などのアクドイタイ人?しか見てこなかったのですが…
ホント、タイ人は親切でした。
というわけで。空港を出てからかなり時間が経っちゃいましたが、無事目的地周辺に到着です。
タクシーも200Bくらいで来れたので…結果的には空港からタクシーに乗るのとそんなに変わりませんでした。
それにしてもいったいドコに行ってたのか…やはり公営バスはそれなりに難しいようです。
ただ次回こそはしっかりバスで調べたいナ…もう少し調べておくとします。