海中散歩と耳抜き

＜未知の世界へ＞
ひと通り1日目の講習が終わり“少し海中を散歩しよう”となりました。 もう少し奥深いところへと進んでいきます。 海底にはロープが張られていて、このロープを手で辿って進むという感じでした。



ただこのときは“失敗”を犯したあとだったので…恐怖90％です。 まさに“未知の世界へ進む”という感じでした。



“水中はキレイ”などと楽しむ余裕はまったくありません。 “下手すりゃ死ぬ”と思っていたので、呼吸が乱れないよう真剣でした。 常に心臓バクバクです。



正直『もういいヨ…』という感じでした。 ひとりで置いていかれたら…たぶん死んでしまいます。 一応一番後ろにはインストラクターの方が控えていてくれますが…



ただしばらくしてそれも落ち着いてきました。 せっかくなので楽しまなくちゃという余裕も出てきます。 そうすると…確かに小さな魚が泳いでいてキレイでした。 これまで周りを見る余裕すら無かったナと改めて思います。



＜耳抜き＞
海中散歩の途中、真下に降りていくトコがありました。 急に深くなっているところ＆ロープはやはり張られているのですが、 途中で耳抜きするよう筆談で指示されます。


私は後ろのほうに居たので、ここでは少し待つことになりました。 途中で耳抜きの練習をする＆うまくいかない人は時間が掛かるので、 少し落ち着く時間ができます。


この時間は私にとってラッキーでした。 落ち着きをさらに取り戻し、改めて魚を見る余裕もできます。


そして皆が懸念する“耳抜き”ですが…私は特に苦労することはありませんでした。 “違和感を感じる前にやっておく”と事前に教えられていたのでときどきやっていましたし、 鼻をつまむと“キュッ”と抜けます。



ただ深いトコでした耳抜きは“あ、これが耳抜きなんだナ”と明らかに感じました。 “キュッ”となる感じが全然違います。


“違和感を感じてからでは遅い。とにかく早メに”というのが耳抜きでは大事なようです。