Secret Secretary Talk
日ごろ感じている、でもなかなか言えないような事をつらつらと書いてみました。
秘書である、と言う事とはあまり関係無い事も出てくる事があるかもしれませんが、
きままにおもいついた事を書いているだけなので、ご容赦ください。
皆さんが持たれている “秘書” のイメージを壊してしまうかもしれませんが…、
当方では責任を負いかねます(笑)
また、すべての秘書が、そう、と言うわけでもありませんので
くれぐれもそこの所、ご理解ください。
外人だからね…
ある時Bossがコンタクトレンズが買える店を調べて欲しい…。
と、いいはじめた。
一応調べたものの、コンタクトレンズを買うには処方箋が必要なはず…。
そこで、一応眼科に行って処方箋をもらったほうがいいですよ…
と、眼科も一応教えておいた。
が、そこの眼科は待つことで、有名…。
Bossもそのあたり知っていて、直接レンズが買えそうな
眼鏡ショップへ行く事に決めたらしい…。
で、処方箋が必要かどうか私に訊ねてキタ…。
う〜〜〜〜〜ん…と首を傾げる私に彼は言った…。
「Probably(おそらく)イラナ〜イデショ、ワタシ、ガイジ〜ンダカラネ、
ニホンゴ、ワカラナ〜イネ…。」
……
それだけ話せるんなら充分日本語わかってます…あなた…。
綺麗なお嬢さん
ある時アルバイトの男性が、
一生懸命PCに向かっている新入社員の女性に声をかけていた。
が、彼女はPCでの作業に夢中で気付かない…。
そこで、彼は呼び方をかえてみた…。
「ちょっとそこの綺麗なお嬢さん!」
いっせいにあっちからもこっちからも
「は〜い♪」
という声や、振り向く音がしたのは言うまでもない…。
が、しかし…
呼ばれた本人はそれでもまだ気付かずにいた…。
一番近くの席にいたというのに…。
なんに使うの…?
9月はじめに社員旅行へ行きました。鵜飼を見たり、川くだりに行ったりと
なかなか個人では行かないだろうなあということを体験できました。
もちろん宴会も盛り上がり…まあ、後からできあがってきた写真を見たら…(笑)
それはいいんだけど…。
写真をみんなで回覧して、購入希望のところに自分の名前を書いて行ったのだけれど、
ほぼ全員に回った頃、同僚Mが言った。
同僚M:「あのさ…。なんでこの写真買ってはるんやろ? っていうのがあったんだけど…」
私:「え、どれ? 誰が買ってるの?」
同僚M:「お宅とこのおぢさん…。」
回覧されている写真を見たところ……。
同僚Mと私のツーショット写真…。そこに私のBOSSの名前が…。
しかもMはハゲヅラをかぶり、私がビニール製の天使の羽根をしょっている…。
ほんとにさ…そんなもん買っていったいどうするんだろう…?
謎だ…。
って、その前に…秘書がやるようなカッコじゃないよねえ…。
いくら宴会でできあがってたからって…。(苦笑)
おとぼけセクレタリー
ある夏の日のランチの後、化粧直しをしていたときのこと…。
私:「あ。ブラシ忘れた。」
同僚M:「えぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜!!」
その同僚の驚きようにびっくりした私…。
私:「忘れたってゆうても家にじゃないよ、オフィスにだよ?」
同僚M:「うん…。」
そう言いつつまじまじと私を上からしたまで眺める彼女…。
同僚M:「ごめん…なんて言った? さっき…。」
私:「ブラシ机んとこに忘れた…。」
同僚M:「びっくりしたぁ…。ブラジャー忘れて来たって聞こえたぁ…。」
……おいおい…いくらなんでもそれはあんまりや…。
うちのBoss(外国人だからね)
VISAなどの申請の為にBossの外国人登録証が必要になった。
Bossに言って貸してもらい、すぐに返したのだが、その時に彼が行った言葉。
「OK。早く返してね。これが無いとPolicemanに呼びとめられた時に
身分を証明する物が無いから…。」
ふん、ふん、確かにそうね…とその時一瞬思ったのだけど…。
それって…警察に呼びとめられるようなことするんかい…?
ってことになりはしないのかな…? まあ、深くは考えずにいよう…。
サンドイッチはどこに…?
出張と、ロングバケーションのため、長期にわたり
日本を離れる事になったうちのBoss。
その前日、珍しく残業をしていた。
でも、やはりお腹がすいたのかサンドイッチを買って来てほしい…と頼まれた。
Boss:「○○(←サンドイッチ専門店の名前)って今日は休み?」
私:「休みです。」
Boss:「じゃあ、××(←大手ファーストフード店の名前)か…、でもあそこはおいしくないし…。」
気の毒になったので、
「近くのベーカリーに行って探してきましょうか?」
というと、
「ほんとに? ベーカリーにサンドイッチはあるの?」
と、とてもうれしそうに言ったうちのBoss…。
おいおい…いったいどこにサンドイッチがあるというのさ…。
ステーショナリーショップにでもあるというのか…?
と言うつっこみはさすがにできず、
肉よりは魚派(←事前チェック済み)の彼のために、
サーモンサンドとツナサンドを買って来てあげたのでした…。
私ってなんて良くできたセクレタリー…(←自我自賛)
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秘書は見た…
今いる会社では上司にお茶をいれるなどと言う事はしない…。
お茶が飲みたければどんなに偉い人でも自分でいれるのだ…。
コーヒーメーカーのコーヒーも無くなっていたらそれを見つけた人がいれる…。
が、私のBOSSはめったにしない…。
誰かがいれるのを見計らって自分のカップを持って行くのだ…。
が、ある日コーヒーをいれに行った時にメーカーのコーヒーは空っぽ…。
無言で彼は外に出て行き、トイレに入ってしまった。
そのあと、コーヒーメーカーの前でコーヒーを作っている彼の姿が…。
でも、彼が給湯室に行った様子は無い…
ってことはトイレで汲んできた水でコーヒーを作っている…?
その姿を見た私は決して彼の作ったコーヒーは飲むまいと、決心したのでした…。
秘書って・・・
秘書って言うとどんなイメージなんでしょうか?
少し前にやっていたショムニと言うドラマで戸田菜穂が演じていたような、
きれいなスーツを来て、朝には社長に極上のお茶を入れ…、
そしてなんとなくお色気を振りまきながら…なんてイメージなんでしょうか?
でも、私の場合はそう言うイメージからはかけ離れていて…
どちらかと言うと、ショムニの皆さんがやっていたような仕事をしてたりして…。
(さすがに脚立は担いだ事無いけど…)
ある日の事…上司宛てに来ていた荷物をとりに郵便物が配送されてくる部屋へ行った。
かなりの量があったので台車をとりに行き、更にスタッフの女性にヘルプを頼んだ。
私にとっては慣れた仕事であったのだけれど、彼女から笑顔でひとこと…
「秘書さんのお仕事って力仕事だったんですね…。」