顛末記

其の四


洗脳されてしまった私はomero氏・Gucci氏が会合の為上京する機会に便乗して、一度件のオースティンを見せてもらうべくオーナーと連絡を取り、閲覧の約束を貰いました。
omero氏・Gucci氏にも同行して戴き、オーナー宅の最寄りの駅で待つ事暫し。オーナー氏(A氏としておきましょう)は某スポーツ・カー(2シーター)で迎えに来て下さいました。
こちらが三人で伺うと云い忘れていたので、A氏に駅〜御自宅へのピストン輸送をして戴き全員揃ったところで車を拝見させて戴きました。
ガレージには2台が潜んでおり、左側には英国某車が、右側に今回の目的のオースティンが蹲っておりました。
元々小さいオースティンが隣の車と較べるとさらに小さく見えます。2台とも所謂「戦前車」なのですが、A氏は他にも60年代の車もお持ちで別の場所に保管されている由。

・・・う・う・羨ましい。

早速車の写真を何枚か撮らせて戴きつつ話を伺う事に。
ここに置いてある2台はほぼ同時に入手された事。普段の通勤にオースティンを使用されている事(雨が降っていれば某2シータースポーツ・カーで
そうでなければオースティンを使用との事)。戦前の世界へ入ったのは最近だが、もうすっかりこの世界にハマッテいる事。等々
その後オースティンの横に乗せて戴き、近所を一回り。たったの750ccとは思えない程元気に走っている。
馬力はちょっぴりしか無いが、ボディが軽い(と云うか殆どボディが無い!?)ので結構イケルようだ。
やっぱり1月に見た意外な速さは偽りでは無かったのでした(但し、これは或る意味間違いと云う事が判明。それは別の機会に)。

omero氏の方の会合の時間が迫ってきたところで、A氏と別れ電車の中へ。
車内で揺られてボ〜ッとしつつ、心は既にオースティン・・・。
実物を見る前は「取り敢えず見るだけ」と思っていたのですが、いざ見てしまうと「欲し〜い!」となってしまう。
書籍や人づての話を聞いているだけなら良かったのだろうが、現物を見てしまうともう駄目です。物欲には勝てません。
車に限らず、興味有る物が目の前に出てきた時は、皆同じ事になるでしょう。言い換えれば、買おうか止めようか思案されている場合は絶対に実物を見てはいけません。
見ちゃうと「買いたい係数」がグ〜ンとアップします。私がその一例です。
 
 
 

其の伍へ

小屋の玄関へ