田中邦和“trio siplac” @舞浜イクスピアリ
舞浜 クラブイクスピアリのライブに行ってきました!
ステキなメンバーは、田中邦和さん
(sax)、河合代介さん (org)、ヤマサキテツヤ
さん(ds)
そして、このメンバーに健ちゃんがゲストボーカルとして参加しました。
オルガンのトリオって珍しいのかな?!
でも、とてもステキな音色でしたよ。
心地よい音に、身も心もゆだねた一夜となりました!
今回のライブは、感想文しか書けないですね(^^;
だって、クニさんトリオの奏でる曲たちは、ほとんど曲名がわからないんです。
最初の3曲はトリオでの演奏で、『カフェブラックロース』『???』『ジャンジャン』
クニさんのサックスが絶品なのは知っていましたが、他の2人の演奏もすばらしい
ものでした。
ハモンドオルガンの河合さんは、オレンジとベージュの5本指ソックスで、オルガンの
ペダルを踏んでるのが可愛くって・・・
ドラムのヤマサキさんは、吉田栄作?みたいなサラサラな髪を振り乱して、力強い、
そして繊細な音を生み出します。
いつものようなロックなたてノリも好きだけど、こんな風にゆっくりと身体を
預けて、横に揺れる音楽もステキです!
もちろん、クニさんのサックスが聴きたいと思ったのも事実だけれど、健ちゃん
がゲストだからと参加を決めたのが恥ずかしくなるくらい・・・
これだけでもう、充分に密度の濃いライブだったと思います。
3曲目が終わると、クニさんが『業務連絡です!本当はもう1曲やってからの
予定だったんですが、そろそろ予定していたゲストの登場時間になったよう
なので・・・・・、大丈夫ですか?』と舞台の袖に向かって話しかけます。
遠慮がちに現れたのは、もちろん林田健司さん!
時計をこっそり見たら、8時半でした。
黒のスーツに、きっちりと上までボタンを留めた黒のシャツ、サングラスもかけて
いましたね。
黒と言っても、光沢がある生地だったら華やかな舞台衣装にもなるんでしょうが、
思わず「お通夜帰りかと思った!」と言ってお友達に爆笑されました(^^ゞ
髪が少し伸びたようで、今回はふわふわにブローしてありました。
健ちゃんのボーカル1曲目は『君色思い』
クニさんが、健ちゃんのアルバムを全部聴きなおして、これだ!ということで
リクエストした曲だったそうです。
ジャズっぽい大人なアレンジの『君色思い』は、とってもステキでした。
最近、以前の熱狂的な想いから少しずつ遠ざかっている私にとっては、ズキンと
心が痛む一曲でもありましたが・・・
2曲目、片手をポケットに入れて唄い始めたのは『わが心のジョージア』でした!
はじめの「GEORGIA〜♪」だけで、もう色っぽいの。
この歌は、ジョージア州を懐かしんで歌う曲だとずっと思っていたのですが、
健ちゃんの唄う『GEORGIA
ON MY MIND』は、どう聴いてもLove Songです。
思わず、アリーMy
Loveに登場する恋敵の《ジョージア》を思い出しちゃいました(笑)
前日しかリハーサルができなかったそうですが、4人のパフォーマンスはとても
見事でした。
以前から健ちゃんと親しいクニさんだけでなく、河合さんもヤマサキさんも、
唄っている健ちゃんに優しい視線を送っていて、音楽って良いな!楽しい思いを
共有できるってステキなことだな!って思いました。
しばらく休憩した後、“trio
siplac”が再度登場します。
4曲ほど演奏しましたが、私が知っていたのは『パリのめぐりあい』だけでした(^^ゞ
他は『スプーンズテーマ?』『ミモザ』かな?
そして河合さんの作った『トーンウィールズ』と言う曲では、オルガンが泣き、
ドラムが跳ね、サックスが唄いました!
この曲の途中だったでしょうか?
ドラムのヤマサキさんのスティックが折れちゃった(飛んじゃった?)のは?!
どの曲も、3人が目と目で語り合いながら音を紡いでいくのが、とても心地よく
感じられました。
ここで、衣装がえをした健ちゃんの登場です!
今度は、白いシャツの前を大きく開け、帽子もかぶっています。
サングラスをはずさないので、帽子の影になって、ほとんど顔は見えません。
クニさんにイタリアンマフィアみたいだ!と言われると、この曲のために
わざわざ持ってきたんだから・・・とマイクを片手に持ち、片手をポケットに
入れて唄い始めたのが『My
Way』
以前から、フランク・シナトラが好きだって言ってましたものね!
有名だけれど、なかなか歌いこなせないこの曲。
私の高校の同級生が、同窓会の2次会のピアノの弾き語りができるバーで歌って
いるのは聞いた事がありますが、自分の歌のうまさ酔いしれているのが興ざめ
だったなぁ〜・・・
もちろん、健ちゃんの唄声は心地よすぎて、目を閉じてうっとり聴き入って
しまいます。
せっかくライブに来ているのに、もっとしっかり健ちゃんの姿を目に焼きつけ
無くっちゃ!なんて思う一方で、《この声が好き!》とだけ思えたら、色々考え
過ぎることもないのかな?なんて思ったりもして・・・
最後の曲は、タイトルは言わないけれど聞いているうちに判りますよ!とクニさん。
そう言うんだから、健ちゃんのオリジナル曲なんだろうけど・・・
イントロを聴きながら、どんな曲なのか想像するのも楽しかったです。
始まったのは、『ダラダラしようよ』
これも、大人バージョンだったなぁ〜・・・
やっぱり心地よくて、目を閉じると、舞台の後ろに月が輝いているのが見えるみたい!
最後の「ダラっダ〜ラ♪」の掛け合いができないのは、ちょっとさびしかったけど、このアレンジも
とても素敵でした。
そして、アンコールです。
“trio
siplac”の3人が、どこかで聴いた事があるんだけど・・・?と思う曲を一曲
演奏をした後、健ちゃんが3度目の登場です。
アンコールで唄ったのは『空・雲・星・月』でした。
今日は、愛の歌ばっかりだったなぁ〜・・・
こういう大人なライブ、ぜひまたやって欲しいものです。
アンコールも終わり、メンバーの退場に寂しくなるはずなのに、マフィアみたいな姿で、楽譜を
入れたブルーのファイルをセカンドバックのように抱えて退場する健ちゃんに、思わずクスリ。
心地よい音のゆりかごに身体をゆだねたようなライブでした!
そんなとっても楽しいライブですが、やっぱり気になることはいくつかあって・・・
今回のライブでは、エロティカオのときよりゆったりとテーブルセッティングして
あったにも関わらず、開演時間になっても、半分ほどは席が埋まっていなかったんです。
しかも、席についているのはほとんどが林田健司ファンと思われる方々ばかり・・・
もちろん、平日の舞浜という不利な条件もあったとは思うのですが、こんなにステキな
演奏なのに、知名度が低ければお客さんが集まらないと言う現実。
林田健司ファンとしてこの席に座っているのが、なんだか“trio
siplac”の方々に
申し訳ないような気がしてしまいました。
でも、今回林田健司がゲスト出演していなかったら・・・?と考えると、
それも悲しくなってしまいます。
ほら、やっぱり考えすぎるから、今は目を閉じて音の洪水の中に埋もれてしまいましょう。