VIA鉄道


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さあ、この旅のメインイベントの一つであるVIA鉄道です。 ホテルからタクシーで10分東に行ったところにパシフィック・セントラル駅という 名前のVIAステーションがあります。この駅からはVIA以外にも 米国シアトル行きのアムトラックも出ています。

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シルバー&ブルークラス(ファーストクラス/寝台車)は1時間前に優先乗車できるという 話でしたので、16時過ぎに駅についていたものの、結局17時乗車、エコノミー クラス(コーチ席)は17時10分でしたので、10分だけの優先乗車です。
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チケットカウンターで、チェックインを済ませ、車内預けの荷物をバゲージクレームで チェックインします。

いよいよ乗車となりましたが、この列車の長いこと、新幹線の比ではありません。新幹線が 16両編成(?)だったとすると、こちらは30両以上あるのではないでしょうか。 (本当のところはわかりません)でも、途中すれちがった貨物列車は150両(コンテナの数をカウント) はありました。

改札をぬけると、列車の最後尾なのですが、どうやら後部が寝台で 前方がエコノミーのコーチ席のようです。乗車中何度も列車の中を行き来しましたが、 コーチ席は見ることはできませんでした。(それだけ前方にあったということ。 JTBの団体客はコーチ席だったみたいです。)

車両ごとに担当のアテンダントがいて、最初に紹介されます。私達の担当は まだ20代と見える若い男性で、日本にもいたことがあるらしく、 奥さんも日本人とのこと。でも日本語はできないみたいで、会話はすべて英語でした。

17:30発でしたが、日本ほど時間厳守ではないと聞いていましたが、案の定 定刻を過ぎても動き出す気配はありません。1時間くらいの遅れなら許容範囲 と心を決めたところ、17:40にベルも鳴らなく、いきなり静かにゴトゴト 動き始めました。

リザーブした席はコネクティングのダブルベッドルーム2つでしたので、 ホテルのコネクティング・ルームのように扉でつながっているのかと思ったら 完全にセパレートでした。でも間の壁が完全に撤去、収納でき るようになっており、結局2部屋を通しで利用することになりました。トイレ、洗面も2つずつです。

私たちの車両は個室とバースと呼ばれる向かい合わせの席(夜は2段ベッドになる) があり、個室は満席でしたが、バース席は空席が目立っていました。 4組あるバース席を仮に自分たちだけで使えたら、ダブルベッドルーム以上のスペース になるなあなんて思ってしまいます。
個室は進行方向右側(東側)で、主なポイントや朝焼けを見るためにもピッタリです。 もし、バース席を予約されるなら、右側の下段が良いでしょう(おそらく上段ベッド だと窓がなくなるため)。


車窓より、いろいろな風景を見ることができます。


ガイドブックには、ディナーは2つの時間帯があって、アテンダントがどちらか聞きにくる と書いてありましたが、8時頃まで待っても来ません。 そうこうしているうちに、アナウンスがあり、セカンド・ラスト・コール と聞こえたのですが、要するに2回目の食事タイムの最終コールということでしょう。 あわてて、前方4両目にある食堂車に行くとすでに満席、ウエイトレスに確認すると、 あなたたちは後ろのメインダイニングだと言われ、列車の中を走り回ります。 しかし、そこもすでに満席となっており、2時間待ちだと言われ、 ルームサービスにしました(もちろん無料ですが)。 ベッドルームに臨時のテーブルを設置し、レストランの個室みたいです。 メニューは予想外に豊富で、キッズメニューもありました。


展望車ではコーヒーがいつでも飲めるようになっています。

ところで、ベッドはどこからでてくるのだろうかと不思議だったのですが、 上段のベッドは天井から降りてきて、下段は壁から出てきました。 上段にはセイフティーネットがあるのですが、普段ベッドになれていない 日本人にはどうも落っこちそうで気になって眠れません。

10時
ようやく外が暗くなり、満天の星空を期待するものの、あいにくの曇空で 星は全く見えません。

12時
ハッと目を覚ましてビックリ。そこは本当に満天の星空でした。 日本の都会で見る星の100万倍の数でしょうか。北斗七星をさがすのも 容易ではありません。何故なら、日本で見える明るい7つの星以外の無数の星が 邪魔をしているからです。

1時30分
突然の停止に目がさめます。20分くらい止まっていたでしょうか。 故障かと思ったとたん、貨物列車がすれ違います。5分くらいかかったでしょうか。 とてつもなく長い列車です。カウントすると150両はありました。 ここから先はおそらく単線のため、順番待ちだったのでしょう。

3時
何やら町の中に入ってきました。やたら長い駅で3分くらい駅の中を走っています。 ここでも20分から30分停車しました。後で考えると、ここがカムループス だったのかもしれません。

4時
外が明るくなってきました。列車に乗る前に、バンクーバーのお店の人が、 夜明けの景色がすばらしいと言っていたので楽しみにしていました。 しかし、残念なことに山の中に入るにつれて、厚い雲で覆われ、 最後まで赤い朝焼けを見ることはできませんでした。 結局ほとんど眠らずに朝を迎えてしまいました。

8時
もう朝食の時間で、周りはシャワールームに行く人や食堂車へ急ぐ人でザワザワ しています。


今度は食堂車に座れました。

途中、アナウンスがあり、スピードが遅くなりました。右手に滝があるというのです。 しばらく待っていても現れないので、ビデオやカメラのスイッチをいったん切ってしまっていると、 顔をふっと上げた瞬間、窓の外には滝がありかろうじてカメラのスタンバイが間に合いました。 起動時間の短いオリンパスカメラで良かったとつくづく納得しました。

11時40分
定刻より10遅れでジャスパー駅に到着です。機関車を見るために一番前まで 歩いていきますが、歩けど歩けど先頭に達することができません。 ようやく先頭に回りこんでとった写真がこのページのトップのものでした。