Diary  Wild Orchids in Japan  Links  Profile  Top

 Diary2005-3

 



 


Calanthe aristulifera キリシマエビネ May.03.2005

 

 7年?ぶりに再会したキリシマエビネの株です。藪が濃くなって衰えていると思っていたのですが健在でした。以前見たときは3本立ちだったのですが、今回は小さな花穂もあり3.5本に増えていました。日当たり次第ですぐ弱ってしまうので、きわどい環境にあると言えます。
 しかし、この株も昨年の葉が立ったままです。この特徴は温度によるところが大きいのではないでしょうか。

May.31.2005 Rev.33.35


 


Calanthe discolor エビネ May.03.2005

 

 ニオイエビネの特徴として昨年の葉柄の基部が直立するとあります。エビネは葉が倒れるのにニオイエビネは倒れないと言う意味です。この株を見ると葉が立ったままです。ひょっとしてと期待しましたが、ニオイがありません。他にもいくつかエビネがありましたが、葉が立っているものもあります。浸透交雑か、それとも暖かい地方ではロゼッタ状に倒す必要がないためでしょうか。

May.30.2005 Rev.33.34


 


Platanthera okuboi ハチジョウツレサギソウ May.02.2005

 

 久しぶりにハチジョウツレサギソウに再会しました。今年は遅いせいかまだ咲き始めたばかりでした。日が沈む中、刻々と光が変わります。もっと雰囲気ある絵のはずだったのですが、デジカメの補正が効き過ぎたようです。白い花は蛾を呼ぶため夕方から匂うと言います。ほんのり香りましたが、虫が活動するにはまだ寒すぎたようです。

 銀座冨士フォトサロンにて田中良高写真展”ミャンマーの野生ラン・地上最後の楽園”が6月2日まで開催されています。ミャンマー原生地のランが圧倒的な迫力で迫ってきます。早速立ち寄り、自生地で見ることについて田中先生とも意気投合してしまいました。

May.29.2005 Rev.33.33


 


Sunset 八丈小島 May.02.2005

 

 何度か八丈島に来ましたが、じっくり夕日を見るのは初めてです。別の場所を選べば、八丈小島とうまく重なったでしょうか。この八丈小島、昔小学校の国語の教科書に出てきたような?今は無人だそうですが、どんな植生か気になるところです。

May.28.2005 Rev.33.32


 


Gastrodia nipponica ハルザキヤツシロラン May.02.2005

 

 山頂付近はガスに包まれ暗い雰囲気です。南海の孤島の特徴ですが、この湿度がランにはいいのでしょう、低地に較べると密度が違います。薄暗い樹林の落ち葉の間にハルザキヤツシロランのつぼみを見つけました。3月石垣島でたくさん咲いていたことを思うと、緯度による花期の違いを実感します。

May.27.2005 Rev.33.31


 


Platanthera mandarinorum ハチジョウチドリ May.02.2005

 

 林道の法面にはハチジョウチドリがたくさん咲いていました。4月に見たアマミトンボは変種とされるそうです。違いがよくわかりません。この仲間は、距を吸ってみると甘い蜜の味がします。

May.26.2005 Rev.33.30


 


Calanthe aristulifera キリシマエビネ May.02.2005

 

 下刈りされて日当たりがよくなったせいか、立派な花を咲かせていました。時期的にもバッチリで、こんなに整った花序のキリシマエビネは初めてです。といっても2株目です。こんなに少なくて、繁殖できるのか心配になってしまいます。写真を見て気付いたのですが、このカットだけハチが訪花していました。

May.25.2005 Rev.33.29


 


After rain 雨後の滝 May.02.2005

 

 御蔵島には接岸できず、船は八丈島までやってきました。ガスに覆われていた山も次第に晴れ上がってきました。初めての沢を辿って行くと、分枝を繰り返し結局この滝で引き返さざるを得ませんでした。雨上がりだけあって、少しは水量がありました。鳥達があちらこちらで囀りますが、ランはほとんど見つかりません。低い所の藪はだめなようです。

May.24.2005 Rev.33.28


 


Thrixspermum japonicum カヤラン May.01.2005

 

 近所の観光地に行くと、カヤランがもう咲いていました。キラキラ輝いて宝石のようです。一瞬訪花昆虫がいたように見えたのですが。
 しかし、昨年あった低い位置の株は採られていました。もう、デジスコでないと撮れない株ばかりです。自生しているその場で楽しむ気風になってくれないかと思うのは私だけでしょうか。

May.23.2005 Rev.33.27


 


Ficedula narcissina キビタキ Apr.30.2005

 

 イカルが去ったあと雑木林ではキビタキが囀っていました。しかし食事中なのかあわただしく移動するので、なかなかその姿を捉えることができません。やがて食事は終わったのか、同じ枝にしばらくとどまっていてくれるようになりました。囀っているところを連射してみると、のどのあたりが波打っています。あこがれの鳥の写真、初ゲットです。

May.22.2005 Rev.33.26


 


Cephalanthera falcata キンラン Apr.30.2005

 

 まだこれからと言う株が多い中、1株だけキンランが咲いていました。遠いのでデジスコでのぞいていると、ちょうどハナアブがやってきました。この後も、ハナバチ、ヒラタアブが訪花し,写真をゲットできました。ラッキーでしたが、訪花昆虫にまったく気付かれないですむデジスコの威力を思い知りました。

May.21.2005 Rev.33.25


 


Eophona personata イカル Apr.30.2005

 

 この日は、イカルの群れが新緑の樹冠を食事しながら移動して行きました。コナラの若葉を食べているのでしょうか、キーコキーコ狂乱状態でした。これもあわただしくなかなか捉えることが出来ませんでした。

May.20.2005 Rev.33.24


 


Cyanoptila cyanomelana オオルリ Apr.29.2005

 

 夏鳥の声はすれどなかなか姿が見えません。新緑に隠れてしまうのです。オオルリの声がするのでデジスコの準備をしていると、偶然視野に入りました。あわてて数カット撮りましたが、すぐ飛んで行きました。ほんとにチャンスはわずかです。

May.19.2005 Rev.33.23


 


Cypripedium japonicum クマガイソウ Apr.24.2005

 

 大宮御蔵尾島家のクマガイソウ、昨年は行けなかったので、どれだけ回復しているか気になるところでした。遅れている今年は、やっと咲き始めたところでした。でも御当主のお話では、以前はこれが普通で、近年温暖化で早くなりすぎていたのだと。
 昨夏、暑く雨が少なかったためあまり回復していないとのことでした。竹が雪で倒れて直日が当たる影響が大きいと思われます。今年見る他のランは好調なので、ここ固有の問題のように思えます。
 デジスコで訪花昆虫を待ちました。いちど細長いハチがきましたが、花に入らず行ってしまいました。昨年の果実の殻が1つありました。

May.18.2005 Rev.33.22


 


Gastrochilus matsuran ベニカヤラン Apr.23.2005

 

 こちらもいつものモミの木の下、ベニカヤランの落下株です。今年もたくさん落ちてました。上を見ても木が大き過ぎて着生しているのが見えないのですが。
 開花株がいくつかありましたが、今年は果実がついている株もありました。着生しているものでも果実はほとんど見かけませんし、落下株では初めてです。モミランは訪花昆虫をよく見ますが、ベニカヤはさっぱりです。
 オオルリが近くの梢で囀っていました。さわやかな新緑の山でした。

May.17.2005 Rev.33.21


 


Listera japonica ヒメフタバラン Apr.17.2005

 

 これも定点観測しているヒメフタバラン、以前は子株ばかりだったところに花付き株が3本も出ていました。しかし、以前の株は衰退していました。日当たりの関係もあるようです。雰囲気、アマミのタイプと違うと思うのですが。
 花を見ると、細かい毛が付着していました。また、花粉塊が外れて唇弁についています。どんな虫が来るのでしょうか。

May.16.2005 Rev.33.20


 


Gastrochilus matsuran ベニカヤラン Apr.16.2005

 

 定点観測しているベニカヤラン、年々大きくなって花数も増えています。今年は子株にも花が咲きました。ベニカヤランの株はよく消えて無くなります。たぶん、日当たりとかが悪いのでしょう。この株は、よほど環境条件がいいのでしょう。

May.15.2005 Rev.33.19


 


Gastrochilus totoramannus モミラン Apr16.2005

 

 2週経ってモミランも満開です。デジスコで訪花昆虫のアップ写真を期待していたのですが、この日に限って日がさしません。気温が上がらず、結局虫は現れませんでした。

May.14.2005 Rev.33.18


 


Calanthe amamiana アマミエビネ Apr.12.2005

 

 さらに林内を歩いていると、すでに終わったアマミエビネや花茎を伸ばし始めたユウコクランが目に付きました。ここはランが濃い場所のようです。ふと林内で輝いているようなものが目に入りました。近づいて行って見ると5本立ちのアマミエビネです。しかも薄くピンクに色付いています。初めてです。
 樹冠を風が吹けぬけ小雨が舞う中、夢中で撮影していると、突然かゆみを覚え、体がほてりはじめました。ブヨにやられてしまったようです。無数のブヨが目の前を舞っていました。アマミのブヨは強烈です。

May.13.2005 Rev.33.17


 


Listera japonica ヒメフタバラン
Apr.12.2005

 

 ぶらっと入った林の林床にヒメフタバランがぽつりぽつり生えていました。すでに果実がいくつも膨らみつつあります。東京の自生地では果実をまだ見ていません。葉っぱの感じも少し違うようです。

May.12.2005 Rev.33.16


 


Herminium monorchis ムカゴソウ Apr.12.2005

 

 ムカゴソウ、アップで見るとman-orchidの様ですが、唇弁が3裂ではなく2裂どまりです。男ではないですが、小人がたくさんぶら下がっているようです。
 よく見ると小さな虫が訪花していました。

May.11.2005 Rev.33.15


 


Herminium monorchis ムカゴソウ Apr.12.2005

 

 ムカゴソウとアマミトンボのツーショットです。草原にこれらやニラバラン、キンギンソウなどが群生していました。残念ながら、アマミトンボ、キンギンソウはまだ咲いていませんでした。

May.10.2005 Rev.33.14


 


Microtis parviflora ニラバラン Apr.12.2005

 

 最高に地味なニラバランです。でもちゃんとランの顔をしています。アブラムシがいますが、汁は甘いのでしょうか。コバエ?みたいのもいますが、ポリネータ-になるのでしょうか。

May.09.2005 Rev.33.13




Sedirea japonica ナゴラン Apr.11.2005

 

 遥か彼方に着生していました。花径の長さからするとナゴランでしょう。まだ株は小さいですが、3本も花茎が上がっていたのは、日当たりが良く元気が良いからでしょうか。でも果実はできていません。今年も咲くでしょうか。

May.08.2005 Rev.33.12


 


Cheirostylis takeoi アリサンムヨウラン Apr.11.2005

 

 小さくてランの顔をしているのかさえわかりません。花時に葉がなかったので**ムヨウランと名付けられたそうですが、この株もちょうど葉が枯れ始めています。こういった生活史を持つランは結構あります。

May.07.2005 Rev.33.11


 


Calanthe amamiana アマミエビネ Apr.11.2005

 

 アマミエビネ、見かけるのは白花ばかり。近寄って見ると少し色が乗っているようですが。他のエビネで白花はありませんが、白花ばかりだと逆にありがたみも薄れてしまいます。
 アマミエビネはキリシマエビネの変種とされています。花の色は確かにキリシマエビネに近いようですが、花の形はエビネに近いような気がします。この株の花、多くは花粉塊がなくなっていました。

May.06.2005 Rev.33.10


 


Calanthe amamiana アマミエビネ Apr.11.2005

 

 憧れのアマミエビネ、沢沿いにポツリポツリ点在していました。普通花期は3月ですが、今年は寒かったせいもあって、4月でもまだ見られる株もありました。やはり、この株も倒木上に張り付いていました。そして例のラン菌のニオイ?がしました。

May.05.2005 Rev.33.09


 


Phaius tankervilleas カクチョウラン Apr.11.2005

 

 カクチョウランは草原にあるものと思っていましたが、なんと沢底の倒れたヘゴに張り付いていました。やはり通気性を好むからでしょうか。
 花茎が空に向ってぐんぐん伸びています。花を見られないのが残念です。

May.04.2005 Rev.33.08


 


Calanthe lyroglossa レンギョウエビネ Apr.11.2005

 

 小さな花のレンギョウエビネですが、アップで見ると結構かわいいです。レンギョウと名付けるのもわかる気がします。こうして見ると距が蜜壷のように見えます。この中には蜜がつまっているのでしょうか。舐めて見ればよかった。

May.03.2005 Rev.33.07


 


Calanthe lyroglossa レンギョウエビネ Apr.11.2005

 

 小さな沢沿いを歩くと、レンギョウエビネが倒木に着生しているのを目にします。あまり地面には生えていません。ある程度湿度が保てて、かつ通気が得られる場所を好んでいるようです。
 草姿に較べて花が小さいため目立ちません。それでも木漏れ日がスポットライトで照らすと、少しはさまになりました。

May.01.2005 Rev.33.06




Bulbophyllum affine クスクスラン Apr.11.2005

 

 開けた枝にはクスクスランが付いていました。Bulb.は直射日光がガンガン当たっても平気なのでしょう。ちょっと葉焼けしているようですが。

Apr.30.2005 Rev.33.05




Dendrobium stricklandianum キバナノセッコク
Apr.11.2005

 

 キバナノセッコクもパラパラぶら下がっていました。あれっと思ったのは葉が紅葉していることです。セッコクでは黄葉しますが、キバナノセッコクは紅葉です。南国とはいえ、冬は落葉するんですね。今年は何十年ぶりに雪が降ったそうです。

Apr.29.2005 Rev.33.04




Bulbophyllum drymoglossum マメヅタラン Apr.11.2005

 

 もっとも目にしたのがマメヅタラン、ちょうど開花していました。東京に較べて1月半も早い開花です。

Apr.28.2005 Rev.33.03


 


Gastrochilus japonicus カシノキラン Apr.11.2005

 

 河岸の樹木は苔むして着生ランもちらほら見られます。まず、カシノキランです。プリプリした大きな果実が目立ちます。ここではポリネータが活躍しているのでしょうか。本州ではあまり果実を見ていません。

Apr.27.2005 Rev.33.02




Deap forest 奄美大島 Apr.11.2005

 

 初めて降り立った奄美の森、屋久島とも石垣島、西表島とも少し違います。渓流沿いではアカヒゲが囀っていました。期待できそうです。

Apr.26.2005 Rev.33.01


 


Gastrochilus totoramannus モミラン Apr.03.2005

 

 昨年より幾分遅く、モミランも咲き始めていました。他の花には来ていたので、訪花シーンを期待したのですが、まだ開ききっていないせいか、虫は来てくれませんでした。
 昨年秋、株がいくつか採られてしまいました。重機を使わないと取れないような高い所もあります。左側のむしり採られた跡が無残です。

Apr.25.2005 Rev.33.00


 


Polination 訪花 Apr.03.2005

 

 谷間にも春の訪れ、キブシやアブラチャンが咲き始めていました。気温が上がってきて、虫たちも動き始め、アブラチャンにたくさん訪花していました。こんな時デジスコが役に立ちます。

Apr.24.2005 Rev.32.34



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