Diary  Wild Orchids in Japan  Links  Profile  Top

 Diary2004-5

 



 


Goodyera schlechtendaliana ミヤマウズラ Aug.14.2004

 

 今年は、ミヤマウズラが不作のようです。毎年何本も咲くポイントでも全然咲いていませんでした。別の場所でやっと1本見つけました。暑さの影響でしょうか。

Sep.05.2004 Rev.27.30


 


Pollia japonoca ヤブミョウガ Aug.14.2004

 

 この季節、杉林などでヤブミョウガが目につきます。林床を覆う群落から、白くかわいいい花を付けた花茎が伸びています。

Sep.03.2004 Rev.27.29


 


Lecanorchis nigricans クロムヨウラン Aug.13.2004

 

 クロムヨウランでは花粉塊が見つからないと聞いていたので、自分でも確かめて見ました。鼻のような葯房を持ち上げてみますが、花粉塊らしきものが見えません。これより小さなヒメフタバランでもわかるのに。
 葯房と柱頭をつないでいるように見える黒いものが見えます。ただ、14倍のルーペでは限界です。実体顕微鏡でもなければはっきりしたことはわかりません。NIKONのファーブルなら見えるでしょうか。


Sep.02.2004 Rev.27.28


 


Lecanorchis nigricans クロムヨウラン Aug.13.2004

 

 7月上旬には期待できる大株もあったのですが、下旬の暑さでだめになりました。40℃ではさすがにとろけてしまうのでしょう。今年クロムヨウランはだめだと思いましたが、一応確認に来ました。しかし、この場所だけはなんとか持ちこたえていました。この日は開花日だったようで、小さな株ばかりでしたが結構咲いていました。あの暑い時期にはまだ成長しておらず、ダメージを受けなかったのでしょう。

Sep.01.2004 Rev.27.27


 


Goodyera pendula ツリシュスラン Aug.12.2004

 

 こちらのツリシュスの株の方が大きいのですが、花はありません。デジスコで見ると立派な株なのがよくわかります。2000年に咲いて、次はいつでしょうか。

Aug.31.2004 Rev.27.26


 


Tricyrtis latifolia タマガワホトトギス Aug.12.2004

 

 涼を求めて山間の沢に行ってみました。ギンバイソウは終わり、レンゲショウマも盛りを過ぎ、フシグロセンノウが咲き始めていました。そしてタマガワホトトギスが小さな滝にかかって咲いていました。涼しげです。

Aug.30.2004 Rev.27.25


 


Goodyera pendula ツリシュスラン Aug.09.2004

 

 ツリシュスランが見事に咲きました。ここまで咲くのに予想以上に日数がかかりました。他の株には全然動きがなかったのですが、何がトリガになっているのでしょうか。
 花を咲かせた株はだめになってしまうと聞いています。果実以降も追跡して見る必要があります。

Aug.29.2004 Rev.27.24


 


Gomphus floccus ウスタケ Aug.08.2004

 

 尾根筋を登って行くとキノコが目立ちました。暑い日が続いていましたが、連日の夕立で水分が補給されたようです。色彩の乏しい真夏の林床に紅色が映えます。ウスタケです。

Aug.28.2004 Rev.27.23


 


Cleisostoma scolopendrifolium ムカデラン
Aug.07.2004

 

 近寄って見るとピンクのかわいい花です。ムカデとよぶにはかわいそうな気がします。アリが訪花しているのが見られました。

Aug.27.2004 Rev.27.22


 


Cleisostoma scolopendrifolium ムカデラン
Aug.07.2004

 

 10年ぶりのムカデランです。お互いに乗り上げるように伸びた茎は、まさしく大発生したムカデのようです。やはり光が好きなようで、岩壁の日の当たる部分に生えていました。

Aug.26.2004 Rev.27.21


 


Platanthera mandarinorum キソチドリ Jul.31.2004

 

 ここのところ緑の地味なものが続きます。ひょろ長く花数の多いキソチドリがありました。どの花も下向きです。

Aug.24.2004 Rev.27.20


 


Epipactis helleborine アオスズラン Jul.24.2004

 

 ここのアオスズランをいくつか見てみると、ハエがいくつもくっついて死んでいました。ハエ捕り紙状態です。アリマキの出す蜜につられてきたのでしょうが、思わぬ落とし穴でした。花より、こちらの方がいいのでしょうか。でも花粉塊の付着もありました。

Aug.23.2004 Rev.27.19


 


Epipactis helleborine アオスズラン
Jul.24.2004

 

 砂礫地にかかるとアオスズランがポツリポツリ咲いていました。回りに他の草はないのですが、ここの株はどれも小型です。見ると花粉塊のついた花がありました。

Aug.22.2004 Rev.27.18


 


Platanthera mandarinorum タカネサギソウ Jul.24.2004

 

 この山のガイドブックにはタカネサギソウが出ていました。この小型の株はタカネサギソウとしていいのでしょうか。ここは高原地帯には違いありません。

Aug.21.2004 Rev.27.17


 


Platanthera mandarinorum ヤマサギソウ Jul.24.2004

 

 ヤマサギソウの仲間がやや終わりかけですがたくさん並んで咲いていました。この仲間の同定はいつも自信がありません。近くにたくさんあるホソバノキソチドリからは明らかに識別できますが。

Aug.19.2004 Rev.27.16


 


Ephippianthus schmidii コイチヨウラン Jul.24.2004

 

 また樹林帯に入ると黄色い小さな花が目に付きました。コイチヨウランです。見ると一面生えていました。環境が合えば、よく繁殖するようです。

Aug.18.2004 Rev.27.15


 


Colias palaeno ミヤマモンキチョウ
Jul.24.2004

 

 日が上がって来ると虫たちの活動も活発になってきます。ちょうどマツムシソウにモンキチョウが来ていました。吸蜜に忙しく、回りをうろついても平気、おかげで数カット撮ることができました。後で調べて見ると、ミヤマモンキチョウのようです。

Aug.17.2004 Rev.27.14


 


Platanthera tipuloides ホソバノキソチドリ
Jul.24.2004

 

 樹林帯と草原を交互に通り過ぎて行きます。お花畑は今が盛り、イブキジャコウソウ、イワオトギリ、タカネナデシコ、マツムシソウ、クリマユリ・・・ ホソバノキソチドリも散在していますが、全然目立ちません。
 うっとうしい蚋もいなくて、朝の高原はすがすがしい限りです。

Aug.16.2004 Rev.27.13


 


Androcorys pusillus ミスズラン Jul.24.2004

 

 友人が見つけて案内してくれました。ミスズラン、よくもこんな小さな花を見つけたものです。日本産のランではヤチランと1位2位を争う小ささでしょう。
 花はすでに盛りを過ぎており、子房も膨らんでいるように見えます。こんな花に虫は来るのでしょうか、やはり自家受粉でしょうか。

Aug.15.2004 Rev.27.12


 


Listera smallii ミヤマフタバラン
Jul.24.2004

 

 今度は緑花です。前の通常タイプと比較するとはっきりしますが、全体が緑です。近くの株は皆このタイプでした。形質として安定しているのでしょう。
 この花にも花粉塊が付着していました。

Aug.14.2004 Rev.27.11


 


Listera smallii ミヤマフタバラン
Jul.24.2004

 

 久しぶりのミヤマフタバランです。この種はフタバランの中では比較的花の形や色に変化があって楽しめる奴です。
 見ると花粉塊が唇弁に付着しています。フタバラン類ではよく見られる訪花の痕跡です。以前小型のアブが訪花するのを見たことがあります。フタバラン類はくさい臭い系ですが、この花では感じられませんでした。

Aug.13.2004 Rev.27.10


 


Liparis fujisanensis フガクスズムシ Jul.18.2004

 

 ここのところLiparis類では遅れてばかり、あわててやって来ましたが、はやりフガクスズムシも終わりかけていました。今年の気候は読めません。なんとかまともな花が残っていたのがこの株です。
 樹上は競争も少なく住み心地がいいのでしょう。地上で見る他のLiparisに較べどれも大株で、新芽もたくさん出ていました。クモイジガバチはミズナラの樹皮についていましたが、これはどれも苔の中、しかもどの木もイタヤカエデです。相性があるのでしょうか。
 カヤランなどはクチクラ層で包まれた多肉植物のような葉で、いかにも乾燥に耐えられそうです。しかし、この落葉性Liparisは薄くておいしそうな葉で、すぐしおれてしまいそうです。苔が示しているように、着生する位置も暗過ぎず、露出し過ぎない微妙な位置です。よくかかる霧も水分を補給してくれるのでしょう。温帯林の着生のしかたといえるでしょう。

Aug.12.2004 Rev.27.09


 


Goodyera pendula ツリシュスラン Jul.18.2004

 

 めったに咲かないツリシュスランに花芽が出来ているのを見つけていました。しかも5本も。その時はひたすら下に伸びていたのですが、今回鎌首を持ち上げるように起き上がってきていました。
 レンズが届く位置で、こんなにいい株はそうはありません。この花は絶対に見逃すわけにはゆきません。

Aug.11.2004 Rev.27.08


 


Ephippianthus schmidii コイチヨウラン Jul.18.2004

 

 針葉樹林帯ではコイチヨウランが咲き始めていました。近づいて見ると、クモが待ち構えていました。さらにガク弁には花粉塊が付着していました。確かに訪花昆虫がいるということでしょう。

Aug.10.2004 Rev.27.07


 


Eria reptance オサラン Jul.17.2004

 

 今年の夏、八丈ではまとまった雨が降っていないそうで地面は乾ききっていました。そんな天気でも山はガスの中、10m先も見通せません。
 オサランの花は終わりかけ、結実率はいい様です。傍にはムギランもありました。雲が運ぶ湿度が着生ランを育んでいるのでしょう。

Aug.09.2004 Rev.27.06


 


Liparis nervosa コクラン Jul.17.2004

 

 コクランも八丈では遅いようです。小型の株がたくさん咲いていました。ラン菌が濃いのでしょうか、背景にシュスラン、ツユクサシュスランが見えます。

Aug.07.2004 Rev.27.05


 


Seen through cloud 雲の間に Jul.17.2004

 

 山頂から海が見下ろせる、八丈ならではの醍醐味です。わき上がる雲の合間から、岩礁に砕ける波が見えます。
 一面のガクアジサイは見事です。ところがキャーと言う悲鳴、実はこの花をめぐってカナブンがたくさん飛び回っているのです。

Aug.06.2004 Rev.27.04


 


Spiranthes sinensis ネジバナ Jul.17.2004

 

 どうってことないネジバナですが、ここ八丈では7月でもまだ咲いていました。カキランもまだ咲いていました。東京では6月の花です。ヘゴもある亜熱帯ぽいの八丈の方が早いと思うのですが。期待していたギボシランの花の方が先に終わりかけていたとは。

Aug.05.2004 Rev.27.03


 


Liparis krameri ジガバチソウ Jul.17.2004

 

 雲に包まれることが多いせいか、ジガバチソウが潅木の苔むした小枝に登っていました。ジガバチソウではよく見られることです。こういった習性が進化してクモイジガバチになったのでしょうか。
 ここにはヒメジガバチがあるはずですが、見かける株は大きいものばかり。花ももう終わっていました。

Aug.04.2004 Rev.27.02


 


Liparis auriculata ギボウシラン
Jul.17.2004

 

 初めてのギボウシランですが、すでに花の盛りは過ぎていました。初めてのものだけに季節を読み切れなかったわけで、残念です。ここのところ、時すでに遅しが続いています。
 まだ形を保った花もあり、細く広げた側花弁と唇弁の縦の紋が印象的です。リパリスの顔です。
 山頂には雲が湧き上がり、強い日差しが差したと思ったらすぐに曇ったり、さらに風も吹いて、写真の撮りにくい天気でした。

Aug.03.2004 Rev.27.01


 


Liparis auriculata ギボウシラン Jul.17.2004

 

 初めて見るギボウシラン、同じ環境にギボウシと一緒に生えているので紛らわしい限りです。しかし、並べて見ると一目瞭然、違いがはっきりします。右の小さいのがギボウシラン、左の大きなのがギボウシの一種です。ギボウシランの方が葉柄が短い分、葉がハート型に近くなっています。

Aug.02.2004 Rev.27.00


 


Volcano island 三宅島 Jul.17.2004

 

 久しぶりの八丈航路、三宅島に立ち寄り防災関係者を下ろします。復旧に向けた準備です。しかし、まだ噴煙をあげ、船でも臭います。
 夜が明けるにつれ島の様子が見えてきました。全島枯木の山です。火山性ガスのせいですが、あの緑の島がうそのようです。これから植生復活等の生態調査も行われるでしょう。ランはいつ頃やって来るでしょうか。種子の飛散しやすさでは群を抜いているのですが。

Aug.01.2004 Rev.26.33



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