Diary  Wild Orchids in Japan  Links  Profile  Top

 Diary2004-2

 



 


Thrixspermum japonicum カヤラン Apr.25.2004

 

 今年のカヤランはイマイチです。昨年見つけた群生は、周囲の杉が切り払われたせいか勢いがなくなりました。また、絵になる株も取られてしまいました。いつもの届く位置にあるこの株も花がまばらです。先行者が来た痕もあります。いつまで持つことでしょうか。
 今年は、デジカメで花の形態をきっちり写してみようと思います。その場で確認ができ虫眼鏡代わりになりますし、被写界深度の深さが活かせます。でも、これでも柱頭付近がよくわかりませんが。

May.04.2004 Rev.24.30


 


Brilliant green 新緑の輝き Apr.24.2004

 

 寒気の戻りで、冬のような澄み切った空、強烈な日差しです。今年は寒暖のメリハリが強く、つむじ風もよく起きています。
 沢筋の遅い新緑も射貫かれたように輝いていました。コントラストが強過ぎてデジカメにはお手上げですが、陰を背景に新緑だけが浮かび上がりました。

May.03.2004 Rev.24.29


 


Gastrochilus matsuran ベニカヤラン Apr.24.2004

 

 いつものモミの大木の下、今年もベニカヤランがたくさん落ちていました。上を見てもどこに着いているかわからないのですが。
 1つだけあった花付き株をじっくり観察します。といっても小さ過ぎて虫眼鏡でも細部まではよくわかりません。そこでデジカメ接写で拡大表示です。前から感じていたのですが、同じ株に2タイプの花があるようなのです、柱頭があるのとないのと。雌雄異花なのでしょうか。ここから先は実体顕微鏡でもなければわかりません。

May.02.2004 Rev.24.28


 


Ant アリの巣作り Apr.17.2004

 

 木の洞の回りにうじゃうじゃとアリ達がまぶれていました。新しい家作りが始まるのでしょうか。女王バチとおぼしき大きなオオスズメバチもよく見かけるようになりました。社会性昆虫も活動を開始したようです。
 
 中国広州方面に行ってきました。すでに新緑を通り越して夏です。2年半ぶりでしたが、その変化は目を見張るものがありました。片田舎の街にも昔の面影はなく、車も増えて余計に埃っぽくなったような気がしました。自然観察どころではありません。
 中国はスケールが違うので、それなりのところまで足を伸ばさないと楽しめないようです。最近はアウトドアを楽しむ人もいるようで、中国徒歩旅行といったガイドブックも出ていました。残念ながら、白雲山や蘭圃を横目でにらんでの帰国となりました。

May.01.2004 Rev.24.27


 


Fresh green 新緑 Apr.17.2004

 

 新緑が頭上を覆い、日々刻々と濃くなってゆきます。夏鳥も鳴き始め、気温も上がって虫たちもブンブン飛び出しました。目の回りでうっとうしい限りです。
 すでに30度を超えるかと思えば、戻り霜です。今年の天気はどうかしています。明日から中国です。

Apr.25.2004 Rev.24.26


 


Chloranthus japonicus ヒトリシズカ Apr.17.2004

 

 先週から使い始めたA75ですが、光が豊かならなかなかよい写りをします。レイノックスのクローズアップレンズをつけるとテレマクロが可能になり、微細な構造がシャープに浮かび上がります。これはトリミングしたものですが、もとの画質があればこそです。モニター画面で見るピクセル等倍画像は肉眼ではわからなかったことを気付かせてくれます。
 ヒトリシズカの花をこんなに拡大してみたのははじめてです。込み入っていて、これでもよく構造がわかりませんが、オシベらしきものがのぞいています。
 葉の間から伸びる花茎が1本なのでヒトリなのですが、株が群生することが多いのでシズカという感じがしません。

Apr.24.2004 Rev.24.25


 


Gastrochilus matsuran ベニカヤラン Apr.10.2004

 

 定点観察しているベニカヤランですが、こちらももう咲き始めていました。昨年より早い開花です。いつもなら同時期に咲くミツバツツジはまだ咲いていません。
 それにしても、株が大きくなってきたのがうれしい限りです。誰にも気付かれずに残っていて欲しいものです。

Apr.21.2004 Rev.24.24


 


Gastrochilus toramannus モミラン Apr.10.2004

 

 モミランの季節になりました。先週は雨でしたが、この日は気温も上がって、ハチ達もブンブンやってきました。デジスコ超望遠で狙いたいところですが、まだありません。
 ところが、このモミランがピンチです。少しずつ継続的に取られているのです。始めは低い位置の株でしたが、木の上部まの株までなくなっています。この株も翌週なくなっていました。重機を使ったとしか思えない位置のものもあります。幸い、根こそぎではないので、回復を祈るばかりです。

Apr.19.2004 Rev.24.23


 


Spring in mountain village 山里の春 Apr.10.2004

 

 奥多摩まで足を伸ばすと、少し遅れて春がやってきていました。高台のサクラが満開で、集落を見下ろしていました。芽吹きも始まり、これから山を登って行きます。

Apr.18.2004 Rev.24.22


 


Morchella conica トガリアミガサタケ Apr.10.2004

 

 この日は友人とお互いのシマを見て歩きました。近所にもまだまだ知らない面白いところがあるんですね。
 サクラの下にアミガサタケ、春を告げるキノコだそうです。春のキノコは初めて見ますが、なんでもないところに生えていました。

Apr.17.2004 Rev.24.21


 


Listera japonica ヒメフタバラン Apr.10.2004

 

 他のランも咲き始めました。まずヒメフタバランです。でも2株しか咲いていませんでした。株は残っているのですが、昨年の冷夏の影響でしょうか。でも夏場には地上部は消えているのですが。
 この日から新しいデジカメです。一眼タイプのD70とはいかず安物のA75ですが、なかなか使えます。色も安定し、解像感も自然です。何よりマニュアル機能が多いので自由が利きます。液晶も大きくて見やすく、操作性もバッチリです。弱点のマクロもレイノックスのスーパーマクロでテレマクロできそうです。ちょっと液晶バックライトのLEDが透けて見えるのが目障りですが。
 デジカメの苦手とするこういった構図もなんとか納めることができました。これからはフィルム代を気にせず、バンバン撮ってゆけそうです。

Apr.15.2004 Rev.24.20


 


Erythronium japonicum カタクリ Apr.03.2004

 

 春爛漫、裏山のカタクリも満開です。でも一斉感がイマイチで密度がいつもほどありません。やはり寒暖のせいでしょうか。
 この自生地、もっとカタクリを増やそうと樹木が間引かれました。北斜面が好きとは言え、適度な日当たりが必要です。全部に広がれば見ごたえがありそうです。


Apr.13.2004 Rev.24.19


 


Cymbidium goeringii シュンラン Apr.03.2004

 

 今年はソメイヨシノの花期が長いようです。寒気の戻りで持ちがよかったのと、出遅れた花が次の暖気まで開花しなかったためでしょう。
 シュンランも同じことが言えます。これは冬の間種子散布を観察してきた株ですが、やっと開花しました。その時つぼみには気付きませんでしたが。
 こうして見ると果実の殻の高いこと。花も開花して少し伸びますが、果実になってさらに伸びるのでしょうか。それにしても、果実の後こんなに咲いて大丈夫でしょうか。


Apr.11.2004 Rev.24.18


 


Cymbidium goeringii シュンラン Apr.03.2004

 

 今年珍しく1茎2花があると思って覗き込むと、唇弁と蘂柱の間でハチが死んでいました。昨年何度か見かけたパターンです。でも今度は花粉塊が背中に見え、受粉したのか柱頭が膨らんでいます。
 他のいくつかの花も見てみると、結構花粉塊がなくなっています。やっとハチ達も飛び始めたようです。でも今年の度重なる寒暖サイクルは結構厳しかったのではないでしょうか。実際の生きた訪花にはお目にかかれていません。この写真はポリネータの決定的証拠としてよいでしょうか。

Apr.10.2004 Rev.24.17


 


Cymbidium goeringii シュンラン Mar.28.2004

 

 なんとなく柔らかくおいしそうなシュンランです。花をお茶にして飲むなんて書いてありますが?、味というより風情を楽しむものでしょう。
 ノウサギが好きでよく葉を齧った痕があります。せっかくの草姿が台無しになるのですが。ここらでもよく齧られており、近くで縦横に張り巡らされた巣穴を見つけました。

Apr.08.2004 Rev.24.16


 


Akebia_trifoliata ミツバアケビ Mar.28.2004

 

 ミツバアケビの雄花と雌花です。花序の先の小さい方が雄花です。恥ずかしながら、ミツバアケビが雌雄異花とは知りませんでした。比較の上でも、蘭に限らず色々見て行かねばなりません。花生態学です。
 これから、一気にいろいろの花が咲いてゆきます。
例年思うのですが、また流されてしまうのでしょうか。

Apr.06.2004 Rev.24.15


 


Cymbidium goeringii シュンラン Mar.28.2004

 

 朝は冷えましたが、日が昇るにつれて気温が上がりました。シュンランへの訪花昆虫を期待しましたが、気配がありません。例年ならハチ類がブンブン飛びかっているはずなのですが。
 シュンランの花を覗き込んでも、花粉塊は残ったままです。唇弁の2条の隆起の間の割れ目に蜜があるのですが。こう見ると赤い班は蜜へ導くガイドラインのようです。蜜を吸って後ずさりすると、ちょうど葯がいい位置にあって虫にくっつきそうです。
 ビロードツリアブが飛んできて着ているウインドブレーカの白いロゴをつつきました。吸う花がないのでしょうか。シュンランはこのか弱いアブにとっては手ごわ過ぎるのでしょう。

Apr.04.2004 Rev.24.14


 


Rubus palmatus モミジイチゴ Mar.28.2004

 

 この日も朝からピーカン、気温もどんどん上がります。テングチョウやハエ達が日溜りで体を温めています。
 花達も一気に咲き始めました。スミレ類、ウグイスカグラ、モミジイチゴなどなど。ビロードツリアブが飛んできてモミジイチゴにぶら下がりました。よく見ると花は全部下向きです。テングチョウも飛んできました。

Apr.03.2004 Rev.24.13


 


Cymbidium goeringii シュンラン Mar.27.2004

 

 朝は冷えましたが、日が昇るにつれて気温が上がりました。シュンランへの訪花昆虫を期待しましたが、気配がありません。例年ならハチ類がブンブン飛びかっているはずなのですが。
 シュンランの花を覗き込んでも、花粉塊は残ったままです。唇弁の2条の隆起の間の割れ目に蜜があるのですが。こう見ると赤い班は蜜へ導くガイドラインのようです。蜜を吸って後ずさりすると、ちょうど葯がいい位置にあって虫にくっつきそうです。
 ビロードツリアブが飛んできて着ているウインドブレーカの白いロゴをつつきました。吸う花がないのでしょうか。シュンランはこのか弱いアブにとっては手ごわ過ぎるのでしょう。

Apr.02.2004 Rev.24.12


 


Cymbidium goeringii シュンラン Mar.21.2004

 

 付着した水滴は凍りつき、落ち葉もバリバリです。こんな時、靄を抜けてくる朝日がなんと明るく暖かいことか。
 雪はすぐに解け、シュンランの花のダメージもないようです。2001年春先の大雪では花が痛んで、果実ができませんでした。今年こそポリネータを見つけなければ。

Mar.30.2004 Rev.24.11


 


Snow in spring 春の雪 Mar.21.2004

 

 もうこのまま春になるのかと思いきや、ぶり返しがきました。ぐんと冷え込んで、雨が雪に変わり、うっすら積もりました。大雪になったら、せっかくの花がだめになるところでした、2001年のように。
 翌日は快晴、日差しを受けて靄がわき上がりました。

Mar.28.2004 Rev.24.10


 


Cymbidium goeringii シュンラン Mar.20.2004

 

 昨年の冷夏のせいか、今年は花数の多い株があまりありません。また、咲ききらないうちから虫食いが目立ちます。まだ訪花昆虫も飛び回っていないのに。
 
見ると毛虫がついています。昨年こんなことはなかったと思います。そう言えば春先の日溜りで小さなガがよくバタバタ飛んでいました。よく冬を越せたと思っていましたが、こいつらが産卵していたのでしょうか。今度確認してみる必要があります。
 ここはシュンランがたくさんあり、餌には困りません。こんなところには必ず捕食者が現れ、マッチレースが始まるのでしょう。

Mar.27.2004 Rev.24.09


 


Cymbidium goeringii シュンラン Mar.13.2004

 

 暖かい日差しにシュンランも咲き始めていました。昨年よりちょっと早いようです。いよいよシーズン開始です。

Mar.24.2004 Rev.24.08


 


Salix gracilistyla ネコヤナギ Mar.06.2004

 

 いつもより早く春が動いています。梅に続いてネコヤナギです。炎が広がるように雄花の花粉が開いて行く様は凄みがあります。
 昨年冷夏だったせいで今年はスギ花粉が少なく、楽です。これからの生物暦はどうでしょうか。

Mar.21.2004 Rev.24.07


 


Bulbophyllum inconspicuum ムギラン Feb.14.2004

 

 奥多摩でムギランを見つけました。あってもおかしくないと思っていました。マメヅタランとは異なります。遠いので、なんとか寄って見たいところです。
 最近デジスコを知りました。フィールドスコープの接眼部にデジカメを付けて撮るコリメート法です。2000mmや5000mm相当の焦点距離で野鳥のアップ写真が撮られているのです。試して見たくなりました。

Mar.17.2004 Rev.24.06


 


London 博物画ギャラリー Jul.26.2003

 

 大英帝国の首都ロンドン、やっと見つけました。博物画のギャラリーです。でも残念ながら閉まっていました。
 まだ世界に未開の地があった時代、海の向こうから持ちこまれる未知のものに人々は惹き付けられました。そしてそれらを丹念に描いたのです。そこには、憧れがありました。

Mar.14.2004 Rev.24.05


 


South Wales ゴルフコース Jul.24.2003

 

 南ウェールズの田園地帯、早朝歩き回っていると、ゴルフコースに突き当たりました。まぶしいグリーンが広がっていました
 UKではそのままの自然があまり残っていなそうです。それが植え戻しに抵抗がない理由と聞きます。ガーデニングが盛んなのもわかるような気がします。コース脇に色とりどりの大きなツリフネソウが咲いていました。


Mar.13.2004 Rev.24.04


 


South Wales 田園風景 Jul.23.2003

 

 南ウェールズの片田舎で缶詰状態、自由になるのは早朝のみ。実はKEWへ行けたのも仕事の後のフライト待ちのおかげだったのです。
 田園風景はいいのですが、自然林が全然見当たりません。畑や牧場の境に木が植えられているだけです。開拓し尽くされて長い年月たたずんでいるといった風情です。


Mar.10.2004 Rev.24.03


 


Kew garden Orchid room Jul.26.2003

 

 さすがKewガーデン、ちゃんとラン温室がありました。木に着生させるだけでなく、石灰岩ぽい岩組みにPaph.が植えられているところがKEWらしいところです。
 ところが、Alpine Houseではセッコクとネジバナが並んで地植えされており、これには驚きました。


Mar.07.2004 Rev.24.02


 


Dactylorhiza x transiens Jul.26.2003

 

 ついでにKewガーデンの話です。7月も終わりではランには遅く、地植えの地生ラン達はすべて果実の状態でした。
 この地では公園内はさておいて、本来の自生地にも植え戻しが行われています。日本ではウィルス蔓延や遺伝子資源の混乱になることから、やるべきでないとされていることです。でも実際には行われ、アワチドリとウチョウランが混じって、純系のアワチドリの危機といった事例もあるようです。
 考え方の違いは、自然の残り方にあるそうです。

Mar.06.2004 Rev.24.01


 


Kew Palm house Jul.26.2003

 

 世界らん展日本大賞2004、The World Orchids Conference Trust のPresident Mrs.Joyce Stewartとお話する機会がありました。イングランドの野生ランもかなり危ない様子です。自生への植戻しに関し、日本と考え方がずいぶん違うことに驚きました。
 あまり関係ないですが、昨夏行ったKewガーデンのシンボル、パームハウスです。彼女もKewで研究していたそうです。


Mar.03.2004 Rev.24.00



Diary  Wild Orchids in Japan  Links  Profile  Top