Diary  Wild Orchids in Japan  Links  Profile  Top

 Diary2003-8

 



 


Honey comb 蜂の巣 Dec.13.2003

 

 落ち葉とともにいろいろ落ちています。よく見かけるのが、蜂の巣とウスタビマユガの繭の抜け殻です。虫たちの生活史は葉とともにあるのです。小鳥の巣も時々見かけます。これも繁殖期が終わっているので問題ないのでしょう。
 落ちたての落ち葉は結構きれいです。いろいろ混じりあっているのがまたいいです。

Dec.28.2003 Rev.22.32


 


Gastrodia pubilabiata クロヤツシロラン Dec.06.2003

 

 クロヤツシロランの果実が割れ、本格的に種子散布を行っていました。いつ見てもおびただしい数の種子です。その割りに株が少ないのは、この栄養分を持たない種子が自然界で発芽し菌類と結び付いて栄養を得られるようになることがいかにまれであるかを示しています。
 ところで、背景に赤く見えるのはモミジの落ち葉です。写真では感じた以上に色が出ていました。

Dec.27.2003 Rev.22.31


 


Cympidium goeringii シュンラン Nov.30.2003

 

 ここでは多くのシュンランの株がすでにつぼみをのぞかせています。この株も2つ出ています。こんな場所は他に知りません。下草刈り、落ち葉の採取が日当たり、風通しをよくし、環境的に最適なのでしょうか。

Dec.25.2003 Rev.22.30


 


Fallen leaves 落ち葉のじゅうたん Nov.30.2003

 

 雨の日の雑木林、茶色に混じる黄色い落ち葉がきれいです。雨に濡れた落ち葉、朽ち始める前の瑞々しい一時です。
 ここは落ち葉を集めて肥料にするため下草がありません。一面落ち葉のじゅうたんです。

Dec.23.2003 Rev.22.29


 


Winter Rain 氷雨 Nov.30.2003

 

 冷たい雨が降り続き、木々もずいぶん葉を落としました。なんとなく寒々しい雑木林です。

Dec.21.2003 Rev.22.28


 


Oberonia japonica ヨウラクラン Nov.24.2003

 

 高尾山もモミジ狩りの人でいっぱいでした。今年は色自体が冴えない上にどんより雲って、モミジ狩りとしてはイマイチでした。それより、ハコイリムスメで放映された場所を確認している人が目に付きました。さすがテレビドラマです。
 そんな人達が行き交う中、ヨウラクランを見てみると、今年も果実は目につきませんでした。人が多いと落ち付かないものです。

Dec.20.2003 Rev.22.27


 


Goodyera sp ガクナン Nov.24.2003

 

 孤立株のガクナンですが、こちらはよく結実します。今年はこの株しか花がありませんでした。ミヤマウズラよりよく実るような気がします。早いうちに近くにまたコロニーを作って欲しいものです。

Dec.18.2003 Rev.22.26


 


Calanthe discolor エビネ Nov.24.2003

 

 いつもいい花を咲かせてくれるエビネの株です。でも1度も果実をつけたことがありません。他でも、大株以外で果実を見ることはまれです。孤立しているためでしょうか。株自身は段々大きくなってきました。来年は何本花茎をつけてくれるでしょうか。

Dec.16.2003 Rev.22.25


 


Cymbidium goeringii シュンラン Nov
.22.2003

 

 今年はシュンランでも果実が虫にやられています。例年だと果実が膨らんでいるはずなのですが、筋だけになっていました。これは、自家受粉させて順調に育っていた果実だったのですが。まともな果実がないかわりに、こんな果実ばかり3つもありました。いったい何が住みついていたのでしょうか。

Dec.14.2003 Rev.22.24


 


Cymbidium goeringii シュンラン Nov
.22.2003

 

 雑木林の日溜り、シュンランのつぼみがもうのぞいていました。例年だと、根元にやっとわかる程度なのですが。やはり今年の暖かい気候のせいでしょうか。でもこれから寒さも本番なので、この露出したつぼみが傷まないか心配です。

Dec.13.2003 Rev.22.23


 


Autumn color 雑木林 Nov.22.2003

 

 裏山の雑木林にも、やっと秋の色がやってきました。黄葉の中にカエデの紅葉がぽつんとありました。もうすぐ落ち葉のじゅうたんです。

Dec.11.2003 Rev.22.22


 


Spider net 横沢入り Nov.22.2003

 

 何か靄のようではありますが、クモの巣なのです。湿原を一面覆い尽くしていました。今まであまり見たことがない巣です。虫たちもあまりいなくなってからの巣ですが、餌を採るためのものなのでしょうか。

Dec.09.2003 Rev.22.21


 


Spider net コガネグモ Nov.16.2003

 

 暖かい秋ですが、時々冷え込みもやってきます。湿原の虫たちも段々見かけなくなってきました。あんなにたくさんあったコガネグモの巣ももうありません。と思いきや、また出ていました。天気や温度で張る日があるようです。ただ、減っていることは確かです。
 早朝は残った虫たちも動けません。朝日を浴びて露を乾かし、暖を採る必要があります。コガネグモも開店休業状態です。ネットの夜露がが輝いて見え見え状態です。

Dec.07.2003 Rev.22.20


 


Cephalanthera longibracteata ササバギンラン Nov.15.2003

 

 ササバギンランが2株並んで果実をつけていました。でも少し変です。一方は黒くつぶれているし、この写真のものも膨らんではいますが、黒ずんできています。これも虫にやられているのでしょうか。なんとなく穴らしきものも見られます。今年は、果実がやられるランが多いような気がします。

Dec.06.2003 Rev.22.19

 


 


Lecanorchis japonica ムヨウラン Nov.15.2003

 

 ムヨウランの果実も黒々と熟してきました。もうしばらくすると、座屈して裂開し、種子が散布されます。
 それより、注目するのは副萼です。中島さんにムヨウランには副萼があるからと言われてもピンときませんでした。自分がいかによく観察していなかったか思い知ったのです。時節柄花はないので、果実にその痕跡がないものか確認しました。ありました。果実の先に残る皿状のものに違いありません。花の時期は、花弁と萼弁の付け根を覆う膜状のものです。花の写真でも確認できました。

Dec.04.2003 Rev.22.18

 


 


Gastrochilus matsuran ベニカヤラン Nov.15.2003

 

 定点観測しているベニカヤランとカヤランです。今年はカヤランに果実が実りました。ベニカヤランには果実は見られませんが、すでに大きなつぼみが付いています。昨年は果実があったのですが。株は随分大きくなってきました。
 近くのモミランも果実とつぼみができていました。

Dec.02.2003 Rev.22.17

 


 


Bletilla striata シラン Nov.09.2003

 

 5月に花を見た群落のシラン、その時は結構受粉していました。自生地の結実率を見ようと来てみると、なんと一面除草されているではないですか。がっくりです。
 でもよく見ると刈り残した株がいくつかあり、果実もポツポツついていました。今まで気付かなかったのですが、シランの果実は色付くのですね。まず、筋にそって赤くなり、そしてそれが全体に及ぶのです。種子は風媒ですので、目立つ必要はありません。紅葉と同じメカニズムでしょうか。

Nov.30.2003 Rev.22.16

 


 


Bletilla striata シラン Nov
.09.2003

 

 河岸のシランが黄葉していました。しかし、残念ながら今年は果実は見られません。
 対岸のカエデも少し色付き始め、やっと遅い秋が里まで下りて来ました。

Nov.29.2003 Rev.22.15


 


Dendrobium moniliforme セッコク Nov.08.2003

 

 今年も花を紹介した岩場のセッコク、一株に2つも果実をつけていました。葉を全部落とした株には負担が大きいのではないでしょうか。来年の花はお休みでしょうか。岩場は寒暑が厳しいせいかよく落葉するようです。
 この岩場でもう1つ、上部の木に1つ果実がなっていました。ここは結実率が高いようです。また、虫に食われていません。果実をくう虫にも好みがあるのでしょうか。
 この岩場にはマメヅタランもたくさんあります。今年も花がたくさん咲いていたはずですが、果実は見当たりませんでした。

Nov.27.2003 Rev.22.14

 


 


Liparis krameri ジガバチソウ Nov.08.2003

 

 ジガバチソウも果実の生育が阻害されていました。全滅です。見ると穴が開いているものがありました。虫にやられたようです。クモキリソウも同じでしょうか。
 井の頭公園のマヤランでは、ハエの幼虫に果実が食われるためネットを張って保護しています。同様の事が起きているのでしょうか。しかし、ランの果実は果肉がなく種子だけなのですが、栄養価は高いのでしょうか。果実ができてもそれに寄生するものがいる、種子散布も到達するまでたいへんです。

Nov.24.2003 Rev.22.13

 


 


Liparis krameri ジガバチソウ Nov.08.2003

 

 尾根筋に出るとジガバチソウがあります。こちらの葉は枯れ果てるまではいたらず、ちょうど黄葉どきでした。バルブもしっかり太っていました。
 クモキリソウとは似たような葉っぱなのに、ジガバチソウの葉がまだ残っているとは意外でした。こちらの方が標高があり、冷え込むと思ったのですが。
 近くにウチョウランもあるのですが、こちらはやっと確認できる枯葉が残るのみでした。もっと早く来てみるべきでした。

Nov.23.2003 Rev.22.12

 


 


Liparis kumokiri クモキリソウ Nov.08.2003

 

 そろそろ果実もふくらむ季節です。様子を見るために自生地を回ってみました。
 今年、クモキリソウの株が増えており花も結構咲いていました。果実があるはずだからすぐに見つかるに違いないと期待していたのですが、株が見つかりません。果実がなく、葉もすでに枯れていたのです。やっといくつか果実をのかすを見つけましたが、虫に食われたように見えます。種子の飛散はもっと遅いはずです。
 果実はだめでしたが、枯葉の根元にはよく肥えたバルブができていました。来年もたくさんの株が期待できそうです。

Nov.22.2003 Rev.22.11

 


 


Fallen leaves 落ち葉 Nov
.03.2003

 

 とうとう雨が降り始めました。冴えない色の落ち葉も水に濡れると不思議と瑞々しく見えてきます。 細い滝の滝壷にいろんな落ち葉が集まっていました。
 ヨーロッパでは、今年猛暑だっただけに紅葉がものすごいそうです。来年はどうでしょうか。


Nov.20.2003 Rev.22.10


 


Fallen leaves 落ち葉 Nov
.03.2003

 

 歩くと落ち葉の匂いがします。今にも雨が降りだしそうな空が、しっとりした色合いを醸し出します。今年の黄葉にはこんな光の方がいいのかもしれません。

Nov.18.2003 Rev.22.09


 


Morning light 横沢入 Nov.02.2003

 

 この日は日の出前から靄がたちこめていました。周囲を山で囲まれた湿原は、外界とは違う表情を見せてくれます。
 朝日がさしてきて、一時の幻想的な世界に包まれました。金色のグラデュエションの中で葦が立体的に立ち上がりました。

Nov.16.2003 Rev.22.08


 


Tinted autumnal leaves 三頭山 Oct.26.2003

 

 今年は冷夏で、秋の冷え込みも遅れています。紅葉はあまり期待できないと思いつつ、三頭山に登ってみました。山の上部は冷えるのか、よくはないものの色付いていました。明るい日差しのもとでは
色が結構映えます。


Nov.15.2003 Rev.22.07


 


Gastrodia pubilabiata クロヤツシロラン Oct.25.2003

 

 クロヤツシロラン、今年は早くも果実が割れ始めていました。茎の伸びも早いようです。例年だと、まだ右の低い株ぐらいなのですが。
 今年は花をたくさん見つけたと思ったのですが、思わぬところに結構この果実が伸びてきていました。注意して見ていたはずですが、落ち葉で隠れるような花ですから、見落としが
あったのでしょう。やはり、この果実が目印です。来年はこの場所も注視しておきましょう。
 それともう一点、花のあった場所に果実がありません。結実率が良いと思っていたのですが、それほどでもないようです。

Nov.14.2003 Rev.22.06

 


 


Cymbidium macrorhizon マヤラン Oct.19.2003

 

 マヤラン、夏咲の株の果実がふくらんで来ました。特にネットで保護された株は。ネットがない株は、果実が減っています。花が終わった時点ではもっとあったはずなのですが。やはり虫にやられてしまったのでしょうか。ネットの効果てき面です。しかしこのままではネットがはずせません。
 ところで、この果実の脇にキノコがありました。菌寄生の菌と関係あるか不明ですが。

Nov.11.2003 Rev.22.05


 


Cymbidium macrorhizon マヤラン Oct.19.2003

 

 井の頭公園のマヤラン、秋口の花が今年も咲いています。通常7月に咲くのですが、夏休みした後晩秋までポツリポツリ咲いてゆきます。ここまで常態化すると狂い咲きとは言えなくなります。他の産地ではどうなのでしょうか。
 株はやや小振りになりますが、暑すぎないせいか花持ちはかえって夏場より良いくらいです。また空気が違うせいか、くっきりしているように見えます。

Nov.09.2003 Rev.22.04

 


 


Morning light 横沢入 Oct.19.2003

 

 やっと少しは寒いと感じるようになりました。放射冷却で湿原もしっとり露で濡れています。そして朝日とともにドラマティックな一時が始まります。
 チカラシバの穂先の細かな水滴が輝きます。やがて靄が立ち上り、あたりは金色の光につつまれます。逆光方向だけのショウでした。

Nov.08.2003 Rev.22.03


 


三者合体 Oct.18.2003

 

 いつもの森でしたが、今まで気付かずにいました。3本が融着した木です。

Nov.06.2003 Rev.22.02


 


Galerina fasciculata コレラタケ? Oct
.18.2003

 

 キノコ狩りの話に戻ります。少ないながら、探すと何か出てきます。立枯れたミズナラの根元になんとなく美味そうなキノコがありました。クリタケのようですがちょっと違う気がします。クリタケは普通枯木そのものから生えてきます。調べて見ると猛毒のコレラタケに似ている気がします。幼菌なので図鑑の写真も参考になりません。
 ランでは、形態を描き切れるようですが、キノコはどうでしょう。写真の方が有効でしょうか。でも幼菌、成菌、裏側も必要です。同定も時に命がけです。食べなきゃいいって。

Nov.03.2003 Rev.22.01


 


Grammatophyllum speciosum Nov
.02.2003

 

 筑波実験植物園でラン展が始まりました。目玉は、中島睦子 作品展 ”アジアのランを描く”と、世界最大のラン Grammatophyllum speciosum開花株の展示です。
  11月2日〜9日 9:00〜16:30
 このランは東南アジアに分布し、タイガーオーキッドの愛称で現地でもよく植栽されていますが、なかなか咲きません。日本でも数例あるのみです。必見です。
 本日は中島さんの講演もありました。科学的植物画家は実は植物学者以上に植物の形態に精通しているのです。中嶋さんとの対話は、いつも写真家にとって耳に痛いこととヒントの山です。

Nov.02.2003 Rev.22.00


 


Collybia peronata ワサビカレハタケ? Oct.18.2003

 

 今年の秋はキノコが少なかったように思います。冷夏の後の暑い9月が影響したのでしょうか。多くの種類が見られるいつもの森でも、全然見られません。やっと見つけたのがこれです。よくわからないのですが、一応ワサビカレハタケとしておきます。

Nov.01.2003 Rev.21.31

 



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