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 Diary2003-1

 



 


Buddha 大仏 Feb.02.2003

 

 シンガポール&バタム紀行、海上集落の先にあるお寺にいってみました。お寺と言っても日本とはずいぶん違って公園のようです。廟では善男善女が熱心に拝んでいますが、屋外には大仏というか極彩色のモニュメントがいくつもならんでいます。西遊記の主人公達まで並んでいました。
 我々の仏教感からは随分ずれていて、見ているあの世が異なるようです。宗教とは共同幻想の蓄積でしょうか。モスリムの友人も一緒でしたが、彼らにはどう映っていたのでしょう。イスラムは偶像禁止です。


Mar.10
.2003 Rev.15.02


 


Tanjungpinang 海上集落 Feb.02.2003

 

 シンガポール&バタム紀行、隣のビンタン島は最近でこそ北部にリゾートができましたが、古くからの港町タンジュンピナンを中心に海上集落が散在しています。雨が小止みになったところで、対岸の街に小舟で渡りました。
 熱帯のため嵐がなく、内海で波もありません。虫も来なければ、汚物の廃棄も簡単、熱帯では海上の方が便利で快適なのかもしれません。渡り廊下や家もコンクリート化されてきました。漁業だけでなく加工して儲けているそうで、商売上手な華人ならでわです。なんとゲームセンターまでありました。

Mar.09
.2003 Rev.15.01


 


Gong Xi Fa Cai 恭喜発財 Feb.02.2003

 

 シンガポール&バタム紀行、華人のスタッフのお招きで、隣のビンタン島の実家を訪れました。家族や友人たちがやってきてはおしゃべりや食事をしていきます、これが昔ながらの正月なのでしょう。
  家に入るとまず仏壇?に拝みます。仏像も飾りつけも拝み方も、ずいぶん日本とは違います。でもまだ習慣、宗教として生きている感じがします。華人としてのアイデンディティのベースなのでしょう。我々も正月に食べるという魚をいただきました。

Mar.08
.2003 Rev.15.00


 


Mawal beach in Chinese new year Feb.01.2003

 

 シンガポール&バタム紀行、このビーチのオーナーPak Hitam (Mr.Brack)はなかなかの語り部で、いつも話の輪ができています。この日は、ここにやってきた日本軍の話になりました。14歳の時、日本兵がやってきた。みんな小柄だったが気合が入っていて、なにかとbakero(多分バカヤロー)とどなった。このビーチに落下傘が舞い、飛行艇もやってきたという話です。
 いつぞやタクシーの兄ちゃんが、日本語で書かれた戦跡のパンフレットをくれたこともありました。

Mar.07
.2003 Rev.14.23


 


Mawal beach in Chinese new year Feb.01.2003

 

 シンガポール&バタム紀行、この日がChinese new year初日です。いつものローカルビーチにやって来ました。ここもポピュラーになり、休日とあって多くのインドネシア人であふれています。
 クリスチャンのバタック人グループが独自の言葉で集会をしています。モスリムの女の子たちが舟遊びを始めました。水につかっても衣服は脱ぎません。キャンプ道具を担いだ韓国人もやって来ました。流暢にインドネシア語を話します。でも、さすがに華人はいませんでした。

Mar.06
.2003 Rev.14.22


 


Chinese new year 旧正月 Jan.26.2003

 

 シンガポール&バタム紀行、今回ちょうどChinese new yearの季節でした。ここは旧正月前のシンガポールオーチャード通りの一角です。通りのデコレーションはいたって地味で、一部このような特設コーナーができるぐらいです。不景気なせいか、これが普通なのか、期待していただけに少しがっかりしました。チャイナタウンへ行くべきだったかも知れません。
 普段は洋化された生活をしている中で、定期的にアイデンティティーを思い出させてくれる点では、日本と変らない正月です。それも薄れてきているかも知れませんが、中華風雑貨はなかなか楽しいものです。

Mar.05.2003 Rev.14.21

 


 


International expedition 国際探検隊 Feb.09.2003

 

 シンガポールのラン紀行、例のLecanorchisのポイントにもいきましたが、また遅かったようです。花が落ちており、この前の経験からすると1日遅かったようです。
 このポイントでにわか国際探検隊の記念撮影です。日本、華人、インド系、そしてミャンマーと様々な人種が集まりました。彼らの熱帯のフィールドでの振舞い方が参考になりました。彼らも三脚や双眼鏡の威力に気づいたようです。フィールドでの再会を約束しました。  


Mar.04
.2003 Rev.14.20


 


Zeuxine gracilis Feb.09.2003

 

 シンガポールのラン紀行、キヌランの花はクローズアップしてもまだ目だたない小ささです。でも唇弁らしきTの字の花弁が確認できます。
 上部の花が開かないうちから下部の花は果実になって、すでに種子を散布している果実もあります。しかも実つきがよいのです。こんな小さな花です、小型のアリでももぐりこむのはたいへんです。やはり自家受精なのでしょうか。

Mar.03.2003 Rev.14.19

 


 


Zeuxine gracilis Feb.09.2003

 

 シンガポールのラン紀行、今回見られた唯一の花です。日本ではキヌランで通っており、変種関係にあります。小さな葉が一対しか無いように見えますが、花の無い株では数枚ついており、花の時期に落ちて行くようです。すでに果実だけになった株、まだ蕾の株もあり、花期は広いようです。
 周囲には結構ポツリポツリ生えています。どこにでもありそうですが、シンガポールではあと1箇所しか知られていないそうです。こんなもの採る奴はいないだろうから、見つけにくいだけかも知れません。ここにたどり着くにもドリアンの木が目印でした。でもドリアンの木と言われても、私には識別できないのですが。

Mar.02.2003 Rev.14.18

 


 


Bulbophyllum medusae Feb.09.2003

 

 シンガポールのラン紀行、あの蛇女の名前をもつmedusaeです。振り乱した髪のようなクリーム色の集合花をつけた花の写真がBukitTimahの案内に出ていました。それがこの株で、ずいぶん前の写真だそうです。いまだ健在でしたが、ここしか見つかっていないそうです。珍しいものを載せたいのはわかりますが、誰でも見られるものではありません。
 ここも樹林下の花崗岩上で、あまり明るいとは言えず、なんとか持ちこたえているという状況です。

Mar.01
.2003 Rev.14.17


 


Bulbophyllum sp Feb.09.2003

 

 シンガポールのラン紀行、前回滞在時に見つけておいたBulbの落下株に行ってみると、採られてはいないものの4ヶ月も経って枯れる寸前でした。植物園で養生してもらうことにしました。
 旧周遊道をたどると時々大きな岩が出てきます。BukitTimahは鉱石の採れる丘の意味で、花崗岩が切り出されていたところからついた名前です。樹林下の岩ですが、マメヅタランのような小型のBulb.がついていました。果実もいくつか膨らんでいます。Bulb.はいくつもの種があるようです。

Feb.28
.2003 Rev.14.16


 


Claderia viridiflora Feb.09.2003

 

 シンガポールのラン紀行です。今回のバタム滞在中、シンガポール植物園の友人と連絡をとり、最終日いっしょにブキティマ自然保護区を歩きました。友人とは言えメールだけでしたので、会うのは初めてです。しかし、旧知の友のように話が弾むのは、趣味を同じくするメル友ならでわです。お互いのポイントを見て回りました。
 最初に見せてもらったのがこのCladeria、遊歩道から遠くないところにあり、近くまで行ったこともありましたが気付きませんでした。シュートが這いランらしい根も見えず、草姿も初めはランに見えませんでした。シンガポールでは2箇所が知られているそうです。

Feb.26.2003 Rev.14.15

 


 


Japan Grand Prix International Orchid Festival Feb.21.2003

 

 世界らん展日本大賞2003が東京ドームで始まりました。 2月22日(土)〜3月2日(日)まで一般公開されます。ちょっと遅れましたが速報です。
 今年の大賞花は御覧のPaph.Rolfei 'Kobe2000'となりました。会場は不景気が信じられないぐらいの人出でした。
売上がどうかは知りませんが、株を抱えた人が多いように思えました。ドーム一極集中なのでしょう。お金の使い方も、自分が納得できる趣味などの一点豪華主義になっているのかもしれません。ランはまだ神通力を持っているようです。 

Feb.24
.2003 Rev.14.14


 


Dendrobium lobbii Feb.08.2003

 

 インドネシアバタム島のラン紀行Den lobbiiも相変わらず咲いていました。相変らず、花の裏側を見せながら。

Feb.20.2003 Rev.14.13

 


 


Spathoglottis plicata コウトウシラン Feb.08.2003

 

 インドネシアバタム島のラン紀行これが最後の機会になるかも知れず、いつものポイントを回りました。しかし、残念ながら見逃した花は今回も見られず、また新たな発見もありませんでした。
 今回は良く雨が降りました。設計施工が悪いせいか道路の冠水や住居の浸水がしょっちゅうです。幸い、歩き回る時は天気に恵まれました。

 コウトウシランはやはりいつも咲いていました。これは比較的草姿がまとまっています。たいてい草の間で葉が見えなかったり、花が終わりかけていたりで、良く見かけるわりに絵になるものが少ないのです。

Feb.18.2003 Rev.14.12

 


 


Sunrize 光と影 Jan.25.2003

 

 代わって今度は日の出です。また一雪あり、雑木林にも雪が残りました。木々の影が伸び、雪面に赤と青のコントラストが映えます。
 今シーズンはもう何度雪が積もったことでしょう。寒さも厳しいようで、梅の花も例年早まっていたのが、早咲き株の開花も1月中旬に遅れました。今シーズン、野生ランは期待できるでしょうか。

Feb.17.2003 Rev.14.11

 


 


Full moon 沈む満月 Jan.19.2003

 

 沈む間際の満月、落葉した木々のシルエットともあいまって、真冬ならでわです。この日は薄雲って日輪ならぬ月輪が見えましたが、遅い日の出の時間には完全にもやってしまいました。
 不景気の時代、アメリカラン協会(AOS)の学術誌Lindleyanaも定期刊行を止めてしまいました。精読していたわけではありませんが、動向を垣間見る材料だっただけに残念です。このまま収縮してゆくのでしょうか。


Feb.16
.2003 Rev.14.10


 


Cephalanthera falcata キンラン Jan.12.2003

 

 花の時期おばさんに採られかかったキンランです。思いとどまってくれたらしく残っていました。果実は2個、すでに種子は飛び散っていました。花は6個あったので、結実率はあまりよくありません。キンランには良く訪花昆虫を見かけます。
 花の時期は直立していました。その後倒れ、起き上がろうとしたようです。花茎が伸びきった果実の時期になっても
立て直そうとする力が働くのでしょうか。

Feb.15
.2003 Rev.14.09


 


Calanthe discolor エビネ Jan.12.2003

 

 昨年見つけたエビネの株、きれいな花を咲かせましたが、果実はありません。この付近に何株かあるのですが、果実はたったの1個です。ハナバチ類がくるのに出会わせたこともありますが、なかなか結実には結びつかないようです。
 エビネには珍しく、回りは落葉樹です。冷え込む時には霜もかかります。でも木立だけでもずいぶん霜よけになっています。

Feb.14
.2003 Rev.14.08


 


Frost 霜の花 Jan.12.2003

 

 ぐっと冷え込んだ朝、霜が青い世界から一転金色に輝き、そして消えて行きます。そして、見る角度によって虹色に輝きます。冬の間の楽しみです。
 アキノタムラソウとおぼしきドライフラワー、霜を帯びて生きかえったかのようです。


Feb.13
.2003 Rev.14.07


 


Oberonia japonica ヨウラクラン Jan.11.2003

 

 同じく冬越しするヨウラクランです。やはり、日影で青い写真になりました。花径が残っていますが、多くの花を付けるわりに果実はほんのわずかです。小さなみすぼらしい花ですが、自家受精ではなく他家受精ということでしょうか。訪花するのは蚊とかアリのような小さな昆虫でしょうか。
  この仲間は東南アジアにかけて分布しており、日本が北端に当ります。乾燥して寒い冬は、着生植物にとってとても厳しいように思えます。
 熱帯を行き来していると、この冬の寒さもあらゆることにリズムをあたえている事に気付きます。インドネシアの友人に冬の寒い季節からやって来たと言っても体感的に理解してもらえません。人の生き方、考え方にも関わっています。
 

Feb.12.2003 Rev.14.06

 


 


Tipularia japonica ヒトツボクロ Jan.11.2003

 

 冬越しするヒトツボクロです。周囲の木々は落葉して比較的明るいのですが、太陽が低く直射が当らずいつも日影です。この日も晴れでしたが、日影で青い写真になりました。
 親株の脇に子株とおぼしき個体群があります。親株の周囲は菌類がいるので発芽しやすいと言われますが、果実が倒れ種子が近くに落ちたものでしょうか。
 親株では太ったバルブが見えています。一枚しかない葉でそれほどの日射も得られないはずなのに、菌類のおかげでしょうか。


 インドネシアの工場から帰国しました。これが最後になるかもしれないので、友人たちと別れを惜しむ旅となりました。
でもさよならではなく、SEE YOU AGAINだと。  

Feb.11.2003 Rev.14.05

 


 


Cremastra appendiculata サイハイラン Jan.11.2003

 

 その名も日影沢、冬場はますます日が当りません。おかげで一面雪がずっと残ったままです。向いの斜面の日溜りの暖かさに較べて、なんと寒々しいことでしょう。
 サイハイランが雪に耐えています。この株は切り株の上に生えているだけに、全面埋もれるのはまぬがれました。夏眠性で秋口新葉を出したのですが、雪はどの程度影響するのでしょうか。北海道ではアイヌが球根を食っていたぐらいあったと聞きます。問題ないのかもしれません。パーシャル冷蔵庫みたいにかえって快適で、雪の下でも透過光で光合成しているなんて事はないのでしょうか。

 明日からインドネシアです。暑さ辛さが恋しくなっていたところです。でも悲しいかな仕事はこれで一区切りです。今度はウォレスよろしくマレー諸島を巡ってみたいものです。
 

Jan.25.2003 Rev.14.04

 


 


Lecanorchis nigricans クロムヨウラン Jan.05.2003

 

 クロムヨウランも果実の裂開が始まりました。ムヨウランより少し小さく、同じように座屈して隙間を広げ、種子が風を受けやすくしています。この株は花茎が10cmほどしかない矮生ですが、これだけの花を咲かせて果実も実らせました。ムヨウランにはないことです。株は小さくとも果実の大きさはほとんど変りません。
 そう言えば今シーズン、クロムヨウランの大株を見つけましたが、暑さで花が傷んで見られませんでした。場所によってはまったく咲かず、株の残骸も残っていません。ここはポツリポツリと残っています。木が多くて日射がさえぎられ、いくらかでも過ごし易かったのでしょうか。今は落葉して、ガンガン照らされますが。

Jan.24.2003 Rev.14.03

 


 


Cymbidium goeringii シュンラン Jan.05.2003

 

 シュンランの蕾、もうあちこちで見かけます。残雪に蕾では、冬に耐えて春を待つみたいなイメージですが、粗目雪の輝きと組み合わせると、もう春は近いという気になります。この輝き感、水滴や霜とはまた違った粗目雪ならではです。
 今シーズン、寒いせいか積雪は3回以上ありました。あと何回、楽しめることでしょか。


Jan.
22.2003 Rev.14.02


 


Cymbidium goeringii シュンラン Jan.05.2003

 

 残雪の間からシュンランとヤブコウジが顔を出し、お正月セットの組み合わせになりました。何はともあれめでたいことです。
 すでにシュンランの蕾も3つできています。今年も期待できそうです。

Jan.
21.2003 Rev.14.01


 


Morgen rote モルゲンロート Jan.01.2003

 

 元日、宿舎からモルゲンロートに輝く烏山(からすがせん)が望まれました。幸運にも、晴れ間がさしたのはこの時間帯だけでした。

 自分なりにWeb上の博物誌について考えて来ました。ムヨウラン Lecanorchis japonica についてそのトライアル版を載せます。サムネール画像にマウスポインタを合わせて見て下さい。ご意見をいただければ幸いです。

Jan.
19.2003 Rev.14.00


 


Sun set 暮れ行く2002年 Dec.31.2002

 

 年末年始を大山鏡成で迎えました。昨年を振り返ってみるに、インドネシアバタム島を通して熱帯への夢がブレークした年でした。でも悲しいかな、バタムの仕事は終わりです。もうステップアップすべき時かも知れません。
 雪山の向こうに沈む夕日を見ながら、ジャングルに沈む夕日を思います。太陽は全世界共通です。バタムの奴ら、どうしてるだろうな。

Jan.
18.2003 Rev.13.32



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