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 Diary2002-3



 


Bromheadia finlaysoniana Jun.10.2002

 

 インドネシアから帰って来ました。この写真も前回撮ったもので、周回遅れとなってしまいました。
 Bromheadiaの大株を見つけておいたのですが
、花のタイミングが土日にはあわず、月曜の朝撮影したものです。道路脇で目立つせいか、今回行ったときは掘り取られた後でした。かの地でもガーデニングする人が増えているのでしょうか。道路脇にガーデニングショップができ、デンドロなども売られたりしています。

 Batam島は経済特区とあって全国から人があつまり、住宅開発も進んでいますが、不法占拠住宅がいたるところにできています。本来保護区のはずの森林の破壊もすさまじく、治安上も問題になっています。政府は軍、警察を動員してこれらの不法住居の撤去を進めており、抵抗運動もあり、治安上の不安も増大しています。

Jul.27.2002 Rev.10.22


 


Pancur Jun.09.2002

 

 インドネシアバタム島、いつものジャングルの滝のポイントにやってきました。追いはぎが出るといううわさにビビリながらも、ラン見たさにはかないません。今回は会社を辞める女の子も一緒です。でも行き帰りも、滝のポイントにも、多くのグループが来ていました。
 しかし、期待のLecanorchis
(ムヨウラン)、Coelogyneは、今回もだめでした。でも水量があって水泳もでき、他のグループとも多いにふざけあって楽しむことができました。
 突然ですが、また明日からバタム行きとなりました。亡くなった友人の冥福を祈りましょう。以前の写真で私の隣に座っていました。

Jul.08.2002 Rev.10.21


 


Coelogyne sp Jun.09.2002

 

 インドネシアバタム島、そのジャングル入口付近にセロジネがついていました。よく見ると少ないですが蕾が出てきています。ただ今回は花になるまでは島にいられません。この残念さをどう言えばよいでしょうか。ただ、いつものジャングルに見つけておいたセロジネの花に期待がかかります。

 現地の音楽も結構楽しいものです。民族風もいいのですが、POPS系もなかなかいけます。お気に入りは、KrisdayantiとMayang Sariの女性ボーカルです。日本の友人たちにも目下感染中です。今回、Krisdayantiのコンサートを聞く機会があり、その熱狂さに圧倒されてしまいました。今インドネシアで一番ではないかと、インドネシアの友人たちは言います。
 ところで、向こうで有名な日本人歌手はなぜか五輪真弓なのです。歌では向こうふうにコーヒーダンドウーです。

Jul.07.2002 Rev.10.20


 


Jungle Jun.09.2002

 

 インドネシアバタム島、いつもと違うジャングルに踏みこんでみました。比較的明るいため、林内にも光が回り、花も結構咲いていて、蝶や蜂達が訪花していました。また、巨大なクモもはじめて目にしました。

 現地のスタッフたちと、いろいろスポーツを楽しみました。バトミントン、国技とあってうまいです。卓球、バスケ、サッカー、私と同レベル。水泳、島国なのにみんなあまり泳げません。変わったところでは、日本の少林寺拳法をやっている人もいました。

Jul.05.2002 Rev.10.19


 


Pulau Mia Jun.08.2002

 

 インドネシアバタム島、海抜0mの島にもピジョンオーキッドが着いていました。本島と同期して咲いたと見え、花の残骸が在りました。ただなぜか1花だけまだ咲いていました。
 熱帯では大雨はあっても嵐はないことを実感しています。エネルギーが蓄積される間もなく毎日のスコールで開放されるのです。島々に海上住宅が多いのもそのせいでしょう。
 この日、バタムの新聞記者も来ており、インタビューを受けました。変な日本人の島の休日です。新聞に出たかどうか定かではありません。

Jul.04.2002 Rev.10.18


 


Pulau Mia Jun.08.2002

 

 インドネシアバタム島、以前行ったサンゴ礁のある島に行きたくて、友人にたのみこみました。個人所有の島なのでコネが必要なのです。
 今回フローレスからの海人もいて、例の前漕ぎ舟を巧みに操り釣りをします。幼稚な仕掛けですが、入れ食い状態でした。我慢できなくなって素潜りをはじめます。リーフのエッジにチョウチョウウオやヤッコが多く、今回はクマノミも
確認できました。ゴーグルとサンダルの簡単な装備ですが、サンダルが結構有用なのです。リーフを歩いた後、手にはめてパドルにして泳ぐのです。お手軽ダイビング、お薦めです。

Jul.03.2002 Rev.10.17


 


Dendrobium lobbii Jun.08.2002

 

 インドネシアバタム島、地生デンドロのlobbiiです。一時期乾燥が続いて落葉したりして花付きも悪かったのですが、今回よく雨が降っているようで、花が戻ってきました。熱帯の地生ランの習性として、年中ポツリポツリ咲いているのです。
 通常花の顔が茎側に向いてよく見えないのですが、中には少し捻じれて顔を見せてくれる個体もあります。よく見ると、弁に網目模様があります。実際は1cmぐらいの小さな花で、まったく目立たない奴です。

Jul.02.2002 Rev.10.16


 


Dendrobium crumenatum Jun.04.2002

 

 インドネシアバタム島、ピジョンオーキッドのつぼみはどんどん大きくなりました。実は倒木から拾った株を工場の木にくっつけておいたのです。週末を待たずに咲きましたが、花を見ることができました。純白で大きくて香りもあり、1日花でなければ日本にも導入されたでしょう。朝未明から開き、夕方閉じるようです。

 悲しい知らせがありました。今朝、バタムの友人が事故で亡くなったのです。セパタクローが得意という、気のいい奴だったのに。
 Hope he will get the peaceful rest.

Jul.01.2002 Rev.10.15


 


Spathglotis plicata Jun.02.2002

 

 インドネシアバタム島、トウトウシランは相変わらずポツリポツリ咲いています。でも中には、写真のようにまとまって咲くものも見つけました。よく見ると、花弁にクモがとまっています。訪花昆虫を待ちうけているのでしょうか。

 サッカーワールドカップが終わってしまいました。分散ネットワーク、個人のひらめき、やっぱ野球より面白いですね。でも最高のものを見た後は、何事もつまらなく感じて虚脱感におちいってしまうのでしょうか。

Jun.30.2002 Rev.10.14


 


Nepenthes sp Jun.01.2002

 

 インドネシアバタム島、注意して見ていると結構いろんなネペンシス(ウツボカズラ)があるのがわかってきました。雌雄異株であり、下部のつぼと上部のつぼが異なる種もあり、手ごろなガイドブックもないせいもあって、なかなか同定できません。でも一般的な細長いgracilisだけはわかります。この種はジャングルの中でも、沼地でも、道端でも生えています。つぼの中を注意して見るようにしていますが、虫が落ちているのにはまだお目にかかれていません。
 写真は、若くて瑞々しい株で、見たことがない種です。丸くて卵のようなつぼが特長です。調べれば結構面白そうです。これもまた、マニアックな世界です。

Jun.29.2002 Rev.10.13


 


Eulophia graminea Jun.01.2002

 

 インドネシアバタム島のラン紀行、Eulophiaの花が終わり、新芽が出てきました。このランは腐葉土のない砂礫質の荒野に生えます。日本にもイモランとしていくつか自生してますが、その名の通りでかいバルブになります。栄養分のない土壌、しかも年の半分は葉がない状態で、よくもこれだけでかいバルブができるものだと思います。こんな土壌では菌類も役に立たないと思うのですが。
 せっかくの休日、例のジャングルの滝に行きたいところですが、最近そこへの山道で追いはぎが出ているそうで、今回は残念ながらあきらめました。9人の男の団体で出かけたそうですが、後ろ手で縛り上げられ、現金やカードを取られたという話です。いろいろ聞くと結構事件は起きているそうです。日本人をやると捕まった場合、国家間の問題で重刑になることがあるため、かえって現地人の方がやられることが多いという話もあります。今まで一度すられたぐらいですが、情報を得て用心するに越したことはありません。

Jun.27.2002 Rev.10.12


 


Dendrobium crumenatum Jun.01.2002

 

 インドネシアバタム島のラン紀行、今回はピジョンオーキッドです。シンガポールの街路樹によく付けられていて、バタムでは海岸林に見られることは以前紹介しました。今までも滞在中に開花したことはあったのですが、1日花なので休日にタイミングがあわず、開花を見ることができませんでした。今回も確認に行ってみると果実とともにつぼみができています。でも結構膨らんでいるので次の土曜までもつか不安です。
 自生地回りにホテルタクシーを使うのですが、今年から中古のベンツに変わりました。私にとっては安い方がいいのですが、腐ってもベンツで値上げされています。まあ、ベンツ貸切りでランめぐりも得がたい経験と思ってあきらめています。

Jun.26.2002 Rev.10.11


 


Arundina graminifolia ナリヤラン Jun.01.2002

 

 さて、インドネシアバタム島のラン紀行といきます。ビジネスの中国シフトと言うこともあり、今回が最後になるかも知れないという思いでやってきました。サッカーのワールドカップも始まり、いろいろ盛り上がることができたのではと思います。
 ナリヤラン、年中咲いています。が、いい時悪い時はあります。今回は花の状態がよく、見栄えがしてとてもきれいでした。出だしは順調でした。

Jun.25.2002 Rev.10.10


 


Cypripedium debile コアツモリソウ May.26.2002

 

 サカネランの地点から林道をさらに奥に進むと、樹林がうっそうとしてきます。昼近くなってくるともこもこ雲もわいてきて、曇りがちになります。遠くでカッコウやツツドリが鳴いています。ひとりぼっちですのでなにか心細くなってきます。そのうち変なモノに出会いはしないかと妄想もわいてきます。ここは、名所なのです。
 さて、コアツモリソウですが、あるところにはかたまってあります。全部に花がつくわけでもないのですが、それこそ発芽したばかりのフタバのようにあります。たしかに種子の分布範囲なのかも知れません。ただ、1年目で開花するとは思えません。
 まだ少し早いようですが、いくつか咲き始めていました。下向きに咲くので、見上げるアングルがたいへんです。それにしても、袋が下向きでも虫は入ってくれるのでしょうか。

Jun.24.2002 Rev.10.09


 


Neottia nidus-avis サカネラン May.26.2002

 

 朝からピーカンで、木漏れ日が林床に差しこんできます。 風が強いため木が激しくゆれ、木漏れ日の状態もめまぐるしく変わります。ろう細工のようなサカネランですが、ライティングによって面白い表情を見せてくれます。ただあまりにめまぐるしく変わるので、思うように写真にとどめることができませんでした。
 このいかにも腐生ランらしいサカネラン、よく見ると黄色い花粉塊が出てきています。結実率が高く、自家受精と考えられますが、どのように自家受精するのでしょうか。唇弁の付けねあたりが濡れているように見えますが、ここが柱頭で花粉塊が落ちてくるのでしょうか。

Jun.23.2002 Rev.10.08


 


Cremastra appendiculata サイハイラン May.25.2002

 

 大きな群生も遷移はあるようで、例年見てきたサイハイランの群生地がだめになってきました。なんとかよいものを見たいと思っていたところ、単独ですが大きな個体を裏山で見つけました。花径は60cmはあり、この時期夏枯れするはずの葉もまだ元気に立ち上がっています。
 奇妙な花をびっしりつけた花茎が1本にょっきり立ち上がっていると、ちょっと異様な感じがします。おまけに例のくさい匂いを漂わせて。

Jun.22.2002 Rev.10.07


 


Dendrobium moniliforme セッコク May.25.2002

 

 引き続いて、岩壁のセッコクを見に行きました。まだ早いかと思いましたが、咲き始めている株もありました。この岩壁では、壁一面を覆うほどの大株はありませんが、結構いたるところに小さな株がついていました。ここでは樹木への着生は少なく、まだ2本ぐらいの木でしか見ていません。気候が関係しているのでしょうか。あと、ここでは葉がほとんど落葉するようです。
  また、ここの岩壁はラン科に適しているのでしょうか、いくつかの種を見ることができます。ちょうどマメヅタランやジガバチソウが咲き始め、ウチョウランの花茎も上がってきていました。
 それにしても岩壁での撮影は要注意です。撮影でない時は結構びびるようなところでも、いざ撮影になると、簡易ビレイはとっているにせよ、良いアングルを求めてどんどん危ない体勢になってしまいます。怖さを感じなくなっている自分が怖い。

Jun.21.2002 Rev.10.06


 


Bletilla striata シラン May.25.2002

 

 シランの白花をよく見ていると、完全なシロではなく幾分ラベンダーが残っています。中にはリップによく色が出るものもあり、まさにセミアルバです。岩壁の上部に見つけましたが、ちょっと遠い位置でしたので望遠レンズでもこれぐらいしか寄れなかったのが残念です。
 シランの花自身洋ラン的ではでなこともあり、カトレア・インターメディアのセミアルバに似ているような気がします。淡い色合いがさわやかですね。

Jun.20.2002 Rev.10.05


 


Bletilla striata シラン May.25.2002

 

 インドネシアから帰国しました。毎回少しづつ発見があります。後日紹介します。

 出発前、見つけておいたシランの自生地を訪れました。庭先や道路脇に植えられ鮮やかな色合いなので、てっきり園芸種かと思われていますが、日本の自生種なのです。川辺の岩場の限られた場所に群生していました。昔はたくさんあり、園芸用に輸出されていたそうです。白花も多く、半々ぐらいありました。庭先よりこちらの方が映えますよね。

Jun.19.2002 Rev.10.04


 


Calypso bulbosa ホテイラン May.19.2002

 

 白い大きなツバメオモトが目立ってしまいますが、主題はホテイランです。両者の花期はほぼ合い、ホテイランがあるところにはたいていツバメオモトがあります。逆は残念ながら成り立ちません。
 このホテイラン、北米やヨーロッパにもあり、Fairy slipperと呼ばれることもあるそうです。写真を見ると、日本のものより大きく、株立ちになっているものも見られます。これを見て大株がないかいつも捜しているのですが、せいぜい2本立ちがいいところでした。写真の場所ではぱらぱらと6本ありましたが、写真とするには3本がいいとこでした。
 それでも、ざらには見られないものです。是非子供たちにも見せてやりたいと、家族連れでやってきました。いつもは文句ばかりの娘たちも、
これには喜んでくれたようでした。

 また、明日からインドネシアです。

May.27.2002 Rev.10.03


 


Platanthera japonica ツレサギソウ May.18.2002

 

 小雨の降る中、以前見たツレサギソウはどうなっているか3年ぶりに見に行きました。民家の畑の奥へあらかじめことわって入らせてもらいます。捜して見るものの、花はおろか株さえ見当たりません。栗の木が茂ってきて、暗くなってきたせいでしょうか。あきらめてひき返すと、1本だけ畑の真中に草刈から逃れて咲いていました。家の人もわかっていらっしゃるのです。ただ、1本だけでは今後が心配です。
 近づいて見ると、ハエが花にもぐりこんでいます。小さすぎるのか、花粉塊は付きませんでした。ハエが来ていますが、くさい匂いではありません。甘くてとても良い香りがしました。

May.26.2002 Rev.10.02


 


Calanthe discolor エビネ May.12.2002

 

 エビネも山の尾根筋のものまで咲いてきました。ただ、昨年11本たったところは2本しか出ませんでした。年により栄枯衰退があるようですが、エビネについていえば、今年は花径が少ないようです。そこで、今年は個体による色の差を注意して見ました。この株は前に紹介した株に較べて色が薄く、唇弁は一部黄色を残して真白です。
 登山道のすぐ脇にあるのですが、色が淡くて目立たないこともあって、ここ数年間無事でいます。この山も麓付近でこのところやたらでかい堀跡が目立つようになりました。いったい何を取っているのか見えないのですが。この株も無事でいることを祈るばかりです。

May.25.2002 Rev.10.01


 


Viola selkirkii ミヤマスミレ May.11.2002

 

 Calypsoの森は、亜高山の針葉樹林帯で苔むしています。普段目にするスミレの環境ではないのですが、そんなところにもスミレが生えていました。丸い小さな葉っぱの割に、大きな花を咲かせるミヤマスミレです。
 見た目の色合いは写真より赤紫に近く、ホテイランを捜している目にとっては、草丈も近いこともあって、紛らわしい存在です。何度ぬか喜びさせられたことでしょう。

May.24.2002 Rev.10.00

 
 


Calypso bulbosa ホテイラン May.11.2002

 

 いよいよCalypsoの季節です。今年は春先から季節が2周間ほど早く、そろそろかなと思っていつもの場所へ出かけました。咲き始めといったところで、早い個体は開いていましたが、つぼみが多くこれからというところでした。98年も早く、その時は10日にもう結構咲いていました。GW開けから梅雨のような天気が続いているため、少し戻ったのかなと感じています。
 ホテイラン、花は結構見てきましたが、つぼみをじっくり見るのは初めてのような気がします。あのリップがどう開いてくるのか気になるところです。多くの写真家に撮られていますが、つぼみが開きかけるところはなんともエロティックです。

May.23.2002 Rev.9.23




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