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 Diary 2001-1

 


Epipactis helleborine アオスズラン Jul.18.2001

 田淵行男賞授賞式の前にちょっと寄り道をしました。コハクランは思いのほか果実をたくさんつけ、まだ葉は健在でした。ランでは一葉しか持たない種で夏眠するものが多いのですが、コハクランはちがうようです。
 散策中、アブたちが猛烈にたかってきました。刺しはしませんが、噛んだところから腫れるので、追い払うのに躍起です。一時は数十匹に取りつかれ、帽子で叩き落す様はまるでタコ踊りです。写真なんて撮れたものではありません。自然の生態系を観察しているとはいえ、その系に組み込まれるのはいやです。久しぶりに恐怖感を味わいました。
 まあ、悪いことばかりではありません。まだきれいな草姿を保っているアオスズランに出会いました。うなだれたつぼみから咲き上がってくるところは風情があるのですが、なかなか良い株に良いタイミングで出会えていませんでした。この株は花に薄いピンクの縁どりも入り、いけてます。小型のハチ類もやって来ました。




Aug.21.2001 Rev.6.39


 


Gymnadenia conopsea テガタチドリ Jul.14.2001

 インドネシアへ出かける前の写真を数点。
 猛暑とはいえ、標高2000mの草原の朝はすがすがしい。テガタチドリは良い香りもあり訪花昆虫も多いので、ひとつの花の前でしばらくねばって見ました。昨年はハエにお目にかかりましたが、今年はハチ類がさかんに訪れました。3種、特に写真のハナバチの類?がさかんにやって来ました。お尻の模様で同定できるかと思いましたが、私のプアな図鑑ではわかりませんでした。
 テガタチドリは距を持っているので、その中に蜜を貯えていると思われます。以前蛾が口吻を差込んで吸蜜しているのを見たことがあります。アブ、ハチ類ではとどかないと思えるのですが、どうしているのでしょうか。
  高原のお花畑は満開にはもう少し、暑くなる前にじっくり観察してそそくさと下山しました。




Aug.19.2001 Rev.6.38


 


Epipogium roseum タシロラン Jul.09.2001

 また、インドネシアに行ってきました。今回はメガワティへの政権交代もあり、一時渡航も危ぶまれましたが、無事に行ってくることができました。自然観察も政治社会情勢抜きでは語れません。
 
 写真はタシロランで日本産ですが、インドネシア、東南アジアから日本にかけて産します。日本の熱帯化につれ北上中のようで、今までなかった広島あたりでも見つかっているそうです。インドネシアに行った際にも注意して見ていますが、まだ見たことはありません。
 花被片が残っている内に果実が裂開して種子が散布されています。また、そこにザトウムシが獲物を待ち構えています。訪花昆虫は良く見かけますが、それとは無関係に自家受粉しているようです。今年も良く開いた花では、香りを確認することができました。いったいどういう繁殖戦略をとっているのでしょうか。




Aug.18.2001 Rev.6.37


 


Calanthe alpina キソエビネ Jul.07.2001

 1年半もHPを開いていると、たまにはメールをいただけるようになってきました。でも、まだまだ営業努力が足りないのかも知れません。このキソエビネに対する問い合わせがあり、久しぶりに自生地を見てきました。
 5年ぶりでしたが以前の株も健在で、倒木上のコケに生えた幼株も一人前の大きさになっていました。写真の株も4本立ちで、昨年の花径も5本残っており、 成長がうかがえます。長い距で途中で食いちぎられたものも見られ、結実率からも訪花による受粉と思われます。
  この花の美しさは格別で、雨の中の藪こぎでずぶぬれになったこともふっとんでしまいます




Jul.22.2001 Rev.6.36


 


Aorchis cyclochila カモメラン Jun.24.2001

 カモメランでは、同じ親からの実生と考えられる株があたり一面を覆っていることがよくあります。これが咲くとすごいだろうと、季節になって見に来ても一向に咲かず、忘れたころ咲いているのに出会うことがあります。咲くのにしばらく栄養を貯えるため待つのでしょうか。何年か咲いた後、そのコロニーはだめになって行くようです。
 ここは流れの脇、通常の環境より湿っぽいですが多くの株が開花していました。雰囲気がよく、数年楽しめそうです。




Jul.21.2001 Rev.6.35


 


Ponerorchis graminifolia ウチョウラン Jun.17.2001

 毎年通っている場所ですが、年々ウチョウランの株が増えているように見えます。できるだけ多くの株が入るように、仰角が少しでも小さくなるように、離れて撮りました。1400mm超望遠の世界です。ピンクがウチョウラン、白が終わりかけのセッコクです。本来大判で見てもらいたい写真です。

 18日、田淵行男賞授賞式に参加してきました。水越武、宮崎学、各先生方や他の受賞者の皆さんと熱いお話をすることができました。写真界には縁遠い自分でしたが、自分の写真を見直すよいきっかけになったと思います。




Jul.19.2001 Rev.6.34


 


Liparis kumokiri クモキリソウ Jun.16.2001

 ちょっと間が空いてしまいました。結構面白い写真が撮れたので、どんどんお見せしなければなりません。
 クモキリソウの花径をバッタが螺旋状に登って行きました。リパリス類は、いかにも虫を連想させる花で、我々に花にフィットした虫が来るのではと期待を抱かせます。しかし、このバッタは花に潜ることもなく、単に発射台を捜していただけのようです。見れば別の花でも先っちょにとまっていました。



Jul.17.2001 Rev.6.33


 


Calypso bulbosa ホテイラン Jun.10.2001

 この季節、Calypsoの名をいただくだけにホテイラン抜きでは済まされません。今年は行くのが遅かったのですが、一般的に花期が遅れているようで、なんとか花に間に合うことができました。 例年と同様に色の抜けた固体もいくつかありました。
 かわいい花なのですが、下から見上げると大きく口を開いた化け物のようでもあります。その両面性が妖精たる所以なのかも知れません。また、これから夏眠期に入り、地上から姿を消してしまいます。
 遊川博士によると、このCalypsoとショウキランYoaniaは塩基配列上近く、その中間と考えられるChangnienia獨花蘭というのが中国にあるそうです。



Jun.24.2001 Rev.6.32


 


Lecanorchis japonica ムヨウラン Jun.9.2001

 日本は梅雨入りし、腐生蘭たちが咲きはじめます。 まずムヨウランですが、きれいに開く個体はあまり多くありません。でも中にはよい個体も合って、写真のように、紫と黄色と白の微妙なグラジュエーションを見せてくれます。唇弁の黄色のヘアが見事です。昨年は、この黄色が花だけ出なく全体を覆う個体に出会ったのですが、今年は残念ながら出ませんでした。
 開く個体ではよい香りがするのですが、今年は自生地で微妙にその香りが異なる気がしました。また、今年はよくランの自生地で感じる匂い-ラン菌?-も感じられました。裏山で新たな自生地もいくつか見つかっており、菌と一緒に増殖中なのでしょうか。

第1回 田淵行男賞 特別賞を受賞しました。その記念写真展がありますので、御案内いたします。

田淵行男記念館 長野県安曇野郡豊科町南穂高
 7月19日(木)〜10月2日(火)

  日本の腐生ランたち

Jun.22.2001 Rev.6.31


 


Tipularia japonica ヒトツボクロ Jun.9.2001

 インドネシアから帰ってきて、4週間ぶりにいつものコースを歩きました。 よい時期を逃してしまったわけですが、いつもの花たちにおくればせながら会うことができました。セッコク、サイハイラン、ヨウラクラン、そしてこのヒトツボクロです。また、キビタキ、オオルリと夏鳥たちのさえずりもさわやかです。あちらの図鑑に出ていることから、自分と同じように行き来しているわけです。
 目立たない5mmほどの花をつけるヒトツボクロですが、この株はやや赤みを帯びています。以前もっと赤いやつを見たこともあります。撮影した時は気付かなかったのですが、小さな虫が、カットごとで花を移動していました。このカットでは、右側の唇弁に潜りこんでいます。あまりに小さくてよく見えませんが。

Jun.20.2001 Rev.6.30


 


Thrixspermum japonicum カヤラン May.13.2001

 次の日からまたインドネシアということで、最後にもうひとふんばりです。こう出張が続くと、少しの時間も貴重に思えます。
  例年見ている株で、いつもとアングルを変える努力をして見ました。急傾斜地で、足場が不安定ななため思うようにいきません。また、ピーカンの日陰となって、青、緑かぶりになってしまいました。
  フィールドでは自分の思うようにならないことが多いものですが、時々自分だけに千載一遇のチャンスを与えてくれることもあります。思いがけない出会い、最高の時期、最高の背景、最高のライティング、無風状態でレリーズ、心踊る瞬間です。神様の恩恵?を感じつつも、確率上げるためには歩き回るしかないと言い聞かせています。

Jun.17.2001 Rev.6.29


 


Calanthe discolor エビネ May.12.2001

 沖縄から帰ってくると、東京はまだ新緑です。沖縄では暑くて泳ぎましたが、こちらは心地よい季節です。この冬見つけておいた場所へ出かけて見ると、エビネが思った以上に咲いていました。今年は樹林下の暗い所の株も、例年になく咲いていました。ポイントをすべて回ったわけではありませんが、今年は当り年だったのでしょうか。
 数年見てきて、株の遷移もありました。人為的に採取されたこともありますが、藪がひどくなって暗くなる場合、落葉樹林下のため霜に当たる場合などに消えてしまうことが多いようです。一方、新しい株も出てきています。環境がよいと目に見えて増殖して行きます。ここの株も注視していきます。

Jun.15.2001 Rev.6.28


 


Heterozeuxine odorata ジャコウキヌラン May.06.2001

 石垣島に戻り、観光地めぐりです。そこで、このジャコウキヌランがたくさん咲いていました。もう終わりかけのものがほとんどでしたが、幸いいくつかちょうどのものも残っていました。その名の通り、えもいえぬ香りが漂ってきます。
 この花自体ははじめて見るのですが、どこかで見た記憶があります。記憶の糸をたどって行くと、ボタニカルアートを扱っておられるオランジェリー・コレクションで見せていただいた”南西諸島の蘭花植物?”の原書に出ていたと思います。いつもただで見せていただいていたのでこの際PRしておきましょう。子房の捻じれや、唇弁などのリアリティが鮮明によみがえってきました。写真以前のボタニカルアートには、植物に対する感嘆の念がこめられていると思いますが。博物画全体にいえることです。

Jun.12.2001 Rev.6.27


 


Cryptostylis taiwaniana タカオオオスズムシランMay.03.2001

 また出張で間が空いてしまいました。今度は、GW西表島の話です。旅館でM氏と出会い、息投合してピークを目指しました。渡渉数回、ハブをまたぐこと2回、最後にヤブをこぎ、どろどろになりながら、このタカオオオスズムシソウを見つけました。数株あり、残念ながら花はありませんでしたが、 新芽らしきものは確認できました。 これは、台湾原産で、最近日本でも見つかったものです。
 西表島、石垣島はまだ亜熱帯のジャングルが豊富に残り、人が足を踏み入れていないところがまだまだありそうです。熱帯起源、特に台湾の類縁種が見つかる期待が持たれます。

Jun.10.2001 Rev.6.26


 


Liparis bituberculata ユウコクラン May.02.2001

 GW、石垣島、西表島方面に行ってきました。久々の沖縄遠征です。特に西表は2十数年ぶりです。まず足慣らしに石垣オモト岳です。レンタカー泊で、ホタルが点滅する中寝て、アカショウビンのさえずりで眼を覚ましました。 あいにくの天気、小雨かつ上部は強風で、写真には最悪です。
 いろいろなランが見られますが、この時期咲いているのはユウコクランぐらいです。ハルザキヤツシロランの朔果も結構見られます。亜熱帯らしい板根にユウコクランがくっついていました。幸い風が収まったとき、なんとか写真を撮ることができました。天気は悪かったですが、ハブ様、ヒル様にはお目にかからずにすみました。

May.13.2001 Rev.6.25


 


Calanthe discolor エビネ May.01.2001

 雑木林では新緑前は明るいせいか、杉林内より一足早くエビネが咲きはじめます。周りではチゴユリが終わって、ジュウニヒトエやヤマツツジが咲いています。この株は、昨年より1週間ほど早く咲き始めました。今ごろ咲くエビネの時期で、今年の花の時期が早いかどうか、おおよそ見当がつきます。今年は早めということでしょうか。夏鳥のオオルリもキビタキももうさえずっています。
 近くで順調に増えていた大株が盗掘されました。昨年紹介した株です。 花茎20本以上が期待されたのに残念です。幸い5株ほど残しておいているとことに少しは良心を感じます。里山では踏み痕を残すことは危険です。忍者の術を学ばねばなりません。

May.10.2001 Rev.6.24


 


Gastrochilus matsuran ベニカヤラン Apr21.2001

 里に遅れて山間も萌黄色に輝きはじめました。その中でミツバツツジの赤紫が引き立ちます。足元ではエイザンスミレやヒトリシズカ、ハシリドコロが咲いています。樹上ではすでにモミランは閉じ始め、ベニカヤランが開花していました。
 毎年たくさんのベニカヤランの落下株を見つけます。 昨年は咲いているものが多かったのですが、今年は落下が早かったのかどれも咲かずに傷んでいました。単独、小枝ごと、大枝ごと、樹皮ごとといろんなケースがあります。今年は、以前から着生しているのに気付いていた木が倒れていました。まだどの株も元気で、いくつかは咲いていました。写真では左上になります。しかし、長くはもたないでしょう。日照条件や湿度、風通しが変わり、最終的に親木が朽ち果ててしまいます。地面では風通しがわるいせいかすぐだめになります。
 ベニカヤランの葉は多肉植物のようにカチカチです。樹上の乾燥に耐えるためでしょう。環境に合わせて進化できれば競争の少ない着生というニッチですが、親木と命運を供にするリスクを負うことになります。

Apr.28.2001 Rev.6.23


 


Eulophia sp Apr15.2001

 再度Batam島です。今回は1週間の滞在でした。貯水池に向かうダート、荒れてきたためひき返そうかと思ったところ、道路脇にこいつを見つけました。沖縄のエダウチヤガラに似ているが断定できません。葉はすでに枯れていますが、大きなバルブから2本花径を伸ばしています。花は小さく目立ちませんが、ランの顔をしています。やせた土地、小さな葉っぱでこんなに大きなバルブになるのが不思議です。
 近くにはウツボカヅラが雑草のように無造作に生えています。たぶんNepensis gracilisだと思います。タクシーの運転手にpitcher plantだと教えてやると、ナニのようだといって喜んで記念に持ち帰りました。

Apr.22.2001 Rev.6.22


 


Gastrochilus toramannus モミラン Apr.08.2001

 先週の雪もとけ、キブシやフサザクラも咲き始め、谷間にミソサザイの鳴声が響いて、春です。日がさしてきて気温も上がってくると、昆虫たちの活動が活発になります。先週咲き始めていたモミランも開ききり、ハチたちが盛んに訪花をはじめました。地味な花ですが、落下株で匂いを感じたことがあります。写真で右下にハチが花に潜りこんでいるのがわかるでしょうか。こういった訪花のせいか実つきがよく、綿毛状の種子が飛ぶのもこの季節です。
 随分近くで見ているようですが、1000mmレンズの画像をスキャナでさらに拡大したものです。双眼鏡でもなかなか確認できない世界で、まぐれで撮れたものです。

Apr.19.2001 Rev.6.21


 


Listera japonica ヒメフタバラン Apr.07.2001

 先週の季節はずれの雪でつぶれてないか心配でした。シュンランでは、場所によっては随分花が傷んでしまっていましたが、ヒメフタバランは無事に咲き始めていました。沖縄では1月から咲き、東京でも山桜のピンクと新芽の萌黄色のころ咲き始め、早春を感じさせます。ほんとは双葉ではないフタバがいかにも新芽のようです。花は小人たちがぶら下がっているようで、最近読んだ小説のせいかホムンクルスを連想してしまいます。ヨーロッパにもman orchidというのがありましたね。
 フタバラン属はハエ類を呼ぶのでしょうか、昨年はくさい匂いを感じた個体もあったのですが、今年はわかりませんでした。黄色い花粉塊が飛び出してきている花もあります。時間が経つと、足の部分がしゃくり上がってきます。
 ここらではこの花のように褐色が強いタイプと白い斑が入るタイプが見られます。

Apr.09.2001 Rev.6.20


 


Gastrochilus toramannus モミラン Apr.01.2001

 もうひとつ雪虫花です。この時期、モミランも咲き始めているはずと信じて、車を山間に走らせました。幸い4月では蓄熱のせいか道路に雪はありません。谷間に朝日が回ってきましたが、まだ木々には着雪したままです。自生地に到着してみると、モミランは咲き始め、枝には雪が残っており、思惑通りでした。モミランは枝の下側に付くことが多いので、上側の雪との組み合わせもグッドです。ピーカンのためコントラストが強すぎるかと心配しましたが、地面の雪から光もよく回って、写真日和となりました。
  枝一面に張りついていますが、花が5mm程度のため目立ちません。花も開ききってはいませんので、遠く眼では長い距の淡い黄緑色でそれとわかる程度です。

Apr.07.2001 Rev.6.19


 


Cymbidum goeringii シュンラン Apr.01.2001

 熱帯から帰ってくると東京は春の気配、桜もシュンランも咲き始めていました。ところが一変、雪です。このチャンスを逃す手はありません。裏山では、雪の重みに多くのシュンランがうなだれていました。顔の見える株をセレクト、背景では枝に付着した雪が朝日で輝いています。そのうち、落雪とともに一時の雪中花は終わりました。さぞ、多くのカメラマンが走り回ったことでしょう。

Apr.05.2001 Rev.6.18


 


Tree Epiphytic Orchids attached Mar.18.2001

 Batam島の続きです。数々の島を結ぶフェリー乗り場の脇にひなびたシーフードレストランがあり、そこに1本の年輪をおびた木がありました。よく見るとマメズタランに似たのが幹を一面に覆い、別種の大きな葉のないバルブがところどころ付いているのがわかりました。ジャングルの中より、こういった開けた木のほうがよく着生しているようです。そういえば、無人島の木でもこのバルブはくってついていました。

Apr.03.2001 Rev.6.17


 


Arundina bambusifolia ナリヤラン Mar.18.2001

 Batam島の続きです。道路の法面にコウトウシランと並んでナリヤランも咲いていました。どちらもポツリポツリと少しずつ長期間にわたって咲いていくようです。常夏の島だけに、季節のメリハリがないためでしょうか。満開の大群落に出会ってみたいものです。
 工業団地や住宅商業地の開発が盛んになされていますが、一応保全地区も残されています。ちょっとジャングルに足を踏み入れてみましたが、サルや鳥たち、いくつかの昆虫を見かけました。でも生き物の影が薄いようにも思えます。しかし、本当の姿はまだまだ見えていないのです。観察は始まったばかりです。

Apr.01.2001 Rev.6.16


 


Spathoglottis plicata コウトウシラン Mar.18.2001

 またインドネシアの工場に1ヶ月行ってきました。シンガポールのすぐ南、Batam島です。今回はいろいろと回ることができましたが、一帯は浅い海にせいぜい標高200m程度の島々の浮かぶところで、霧雨林や見事なサンゴ礁は期待できません。それでも無人島に渡って素潜りしましたが、潮流の速い所ではサンゴもあり、トロピカルな魚も見られました。ブルー鮮やかなカワセミも海岸で見かけました。その海抜5mの島の樹木にデンドロの着生も見つけました。
 本島幹線道路脇ではコウトウシランを時々見かけます。ウツボカズラも開けたところに結構生えています。でも現地の人たちは、そんなものに眼もくれません。ショッピングセンタで涼しく過ごす方が快適です。お金も稼がねばなりません。ごみの散乱する街並です。4月も滞在する予定ですが、そんな島に世界的な景気減退の波が押し寄せ、社会情勢が気になります。

Mar.27.2001 Rev.6.15




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