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 Diary 2000-2

 


Goodyera sp ガクナン Oct.09.2000

 この山では、ミヤマウズラは8月下旬に咲きますが、それから送れること1月半、趣味家にガクナンと呼ばれているらしい株が咲きました。ミヤマウズラに較べ、葉が厚くて硬く、網目がありません。花の間隔が広く、側萼弁の開きが少ないようです。葉に網目の残る個体もあり、一見ミヤマウズラでした。
 シュスランとの自然交雑種という話もあり、花にその特質も見られるそうです。しかし、この山にはシュスランはなく、このガクナンで種子をつけた株もあり、これとして繁殖しているようです。DNA鑑定の結果が待たれるところです。

Oct.20 Rev.4.48


 


Gastrodia confusa アキザキヤツシロラン Sep.30.2000

 再度アキザキヤツシロランを今度はアップでお見せします。本当は1cmもない花ですが、ここまでアップにするとちょっと異様です。現場では気付かなかったのですが、葯帽がとれてなくなっています。そして花粉塊らしきものが唇弁上に落ちていますが、柱頭にも付着しているではありませんか。
 葯帽が残っていないということは、この花の構造では落ちようがありませんから、訪花昆虫に付いていったことになるのでしょうか。実付きがよく、自家受精と思っていました。もぐりやすい花の形ですし、大きなとれやすそうな葯帽でした。

Oct.14 Rev.4.47


 


Gastrodia confusa アキザキヤツシロラン Sep.30.2000

 見事な竹林の中、あちらこちらで積もった落ち葉を持ち上げてちょっと不気味な奴が顔をのぞかせています。ちょっと古いですが、小さなETのようです。節くれだった茎、でこぼこのつぼみ、花は開いた口のようです。葉は菌寄生なのでありません。ここは観光名所でもあり、この不気味な奴は不要なものとしてむしられているようです。
 前回紹介したクロヤツシロランに較べ、背が伸び、群生することもあります。花はあまり開きませんが、色が緑から白を帯びた褐色で変化が楽しめます。群生して、大きな落ち葉の塊を持ち上げる様は、なかなか迫力があります。

Oct.11 Rev.4.46


 


Gastrodia pubilabiata クロヤツシロラン Sep.23.2000

 キノコの季節、菌寄生ランが続きます。スギを含む雑木林、落ち葉ぎりぎりのところにやっと顔をのぞかせていました。暗い色なのでよっぽど注意していないと見つかりません。落ち葉より上ならいいと考えているのでしょうか、上に障害物があると茎を伸ばしている個体もありました。
 次回載せますが、同じようなアキザキヤツシロランがあります。それに較べてクロヤツシロランは花の色が濃く、開きが大きく、リップに毛があります。また、低く、花数も少なめです。
 花後、茎を伸ばして果実を高い位置におきます。種子を遠くへ散布するためと考えられます。実つきはよいですが、葯が外れて花粉塊がこぼれているのをよく見かけます。自家受粉なのでしょう。

Oct.09 Rev.4.45


 


Epipogium japonicum アオキラン Sep.15.2000

 再度アオキランを今度はアップでお見せします。遠く目で見ると、地味なせいもあって草の新株が伸びてきたのかという感じですが、寄って見るとちゃんとランの顔をしています。独特の匂いもあり、ハエの仲間が飛んできてもぐりこまずに、唇弁を嘗め回っていきました。花の外側が褐色を帯びていますが、唇弁の内側は白っぽく、全体に赤い斑点が散りばめられています。
 地下には小豆大のいもしかなく、菌類を住まわせているようです。そばにキノコが生えている個体もありました。菌寄生らしく不思議な風情をしており、私の好きな奴の1つです。

Oct.03 Rev.4.44


  Epipogium japonicum アオキラン Sep.15.2000

 菌寄生ランはよく大発生することがあるが、まさに今年はアオキランの当たり年だったと言えるでしょう。カツラなどの落葉樹を主にした森の落ち葉からニョキニョキ生えており、200株ぐらいはあったと思われます。写真のところでは、昨年7本立ちで出ましたが、今年はバラけていますが20本はあります。晩夏の雨がよかったのではと思います。
 今年、同属のタシロランも7月の照葉樹下ですが爆発的に出ました。でも8月末の針葉樹下のトラキチランは不作でした。また、爆発的に出たのは見たことがありません。種で依存する菌類の活性が異なるのでしょうか。

Sep.30 Rev.4.43


  Goodyera repens ヒメミヤマウズラ Sep.03.2000

 同じく、Goodyeraのヒメミヤマウズラです。ミヤマウズラより小型で、より高い山地の針葉樹下にあります。林縁の日当たりよいところで、花数の多い株を見つけました。お猪口のリップの中に赤い花芯が見えます。
 前日の今年最高気温から一転し、2000m近い稜線近くで強い西風によるゆれが止まるのを待っていると、凍える思いです。回りを傘で囲い、やっとの思いで撮った一枚です。

Sep.27 Rev.4.42


  Goodyera schlechtendaliana ミヤマウズラ Aug.27.2000

 山地で比較的よく見かけます。結構大きな株に出会うこともありますが、最近残暑が厳しいせいか、開花を前にして傷む株が多いように感じます。この株は比較的高いところにあったせいか無事でした。朝の薄曇の光線の中、白がとても清楚でした。
 わりと小さな花ですが、昨年大きなマルハナバチが花から花へ訪花しているのを見て驚きました。閉じ気味の唇弁を無理やり開いてその大きな体でもぐりこむのです。私の鼻では匂いは感じないのですが、虫は何で惹かれるのでしょうか。

Sep.23 Rev.4.41


  Neottianthe cucullata ミヤマモジズリ Aug.26.2000

 山地帯の光の回りこむ林縁部に、ポツリポツリと咲いています。林道脇などでもよく見かけます。かすかに甘いよい香りがして、小さな虫たちもやってきます。この日も、何匹か見かけました。
 8月も末、ランの花のシーズンもそろそろ終わりに近づきます。地味な花が続く中、このミヤマモジズリがピンクの最後になります。ここでは広葉樹の根元で何株か咲いていましたが、緑色をかぶってさえない色です。木漏れ日がさしてきました。ピンクが鮮やかに輝き、あたりから浮かび上がってきました。

Sep.16 Rev.4.40


  Epipogium aphyllum トラキチラン Aug.26.2000

 トラキチラン、亜高山帯の針葉樹下に生える菌寄生ランです。本来、右上の写真のようにリップに赤いドットが入るのですが、この個体はそれがうすく、言わばセミアルバでしょうか。逆に濃く出て、茎まで赤いものもあります。
 独特の甘い匂いがして、物質自身か記憶なのかわかりませんが、いつまでも鼻に残る感じがします。そのせいか、この花にも幾度となくハチ類がやってきました。右の花に腰のくびれた奴が写っています。この花は通常のランと逆で唇弁が上になリます。始め上からぶら下がるように花芯にもぐっていましたが、もぐりにくいのかやがて花弁に移りました。この属で天地逆なのはこのトラキチランだけで、その意味はなんでしょうか。

Sep.13 Rev.4.39


  Lecanorchis nigricans クロムヨウラン Aug.21.2000

 今年もきましたクロムヨウラン。真夏の朝だけ開く菌寄生ランです。裏山で明らかに増えています。以前なかったところでいくつものコロニーを見つけています。今年は大株も見つけ、開花頻度を調べ始めた矢先、8月初めの猛暑で傷んでだめになってしまいました。南方系のもので温暖化により北進しつつあるのでしょうが、内陸の暑さには耐えられなかったようです。
 三浦半島では常緑樹下でしたが、裏山ではコナラ林に出ます。ヤブカになやまされつつも、この神秘的な紫を帯びたリップを見たいがために出かけます。クロというのは木質化した黒い茎からきています。
 生活史のページを作り得ている唯一の種です。詳しくはそちらをどうぞ。

Sep.10 Rev.4.38


  Listera makinoana アオフタバラン Aug.19.2000

  よくこのアオフタバランの小群落を見かけますが、そんなに多くの花径は上がってきません。兄弟株で成長途上にあり、まだ花を付けるにいたらないのでしょう。花では独特のクリの花の匂いがして、群落ではあたり一面匂います。それこそハエの好む匂いだと思うのですが、まだお目にかかったことがありません。蘂柱の先が黄色くなっていますが、花粉塊が出てきています。
 ところで、3つの花で唇弁の股の上に黒っぽい点が見られます。 これは何でしょうか。虫の残した訪花のマーキングでしょうか。

Sep.06 Rev.4.37


  Habenaria sagittifera ミズトンボ Aug.19.2000

 けったいな花です。十字架のような唇弁、蜜壷のように膨らむ距、そしてむきだしの花紛塊。とても美しいとはいえませんが、機能ははたしているのでしょうか。セセリチョウがやって来ます。下膨れした距にはいかにも蜜が詰まっていそうです。
  復元途上の湿原には、いくつかつぼみが見られ、ここのところ増えてきているようです。一方、ここではありませんが、オオミズトンボの保護された湿原では、人手が入らなくなったためカヤが茂りすぎて草原化し、激減しているところもあります。里山のように、人為も含んだ微妙なバランスの上に成り立つ生態系を見なおす必要があります。

Sep.04 Rev.4.36


  Vexillabium nakaianum ハクウンラン Aug.19.2000

 とても小さいランです。右にミヤマシキミの葉があるので比べてください。小さいながらも立派なリップで、ランの顔をしています。よく見ると、左上の花にハムシが来ています。しばらく見ていると花芯にもぐりこんでいきました。しかし、立派なリップは使われませんでした。
 我が裏山でも、一度このハクウンランを見たことがあります。孤立株ですぐ消滅してしまいましたが。ここでは、いくつかのコロニーが見られますが、山道脇ばかりです。やはり他の植物に負けてしまうため、 境界線でしか生き残れないのでしょうか。

Sep.03 Rev.4.35


  Galeola septentrionalis ツチアケビ Aug.19.2000

 ぷりぷりの赤い実、これが地面からにょっきり生えていたら誰でもビックリします。ツチアケビとはなかなかの命名で、上の写真のようにちょっとしたデザートにもなりそうです。 甘いと言う話を聞いたのでかじってみましたが、粘つくだけでとてもおいしいものではありませんでした。
 この実は、他のランのように熟して裂けません。風媒ではなく鳥媒と聞いたことがあります。よく見ると、かじられた実がいくつかあります。食い跡の大きさからするとヒヨドリかきキジバトでしょうか。 でもあまり多くは食べられていません。うまくないのですぐ吐き出したのでしょうか。
 うまそうに見えてまずい、それで鳥にばら蒔かれる、そういう戦略なのでしょうか。たんに熟してないだけかも知れませんが。

Aug.31 Rev.4.34


 
Gastrochilus japonicus カシノキラン Aug.15.2000

 ナツエビネと同じ山、もう一足伸ばしてカシノキランの木まで行ってみました。もう終わっているかと思いましたが、まだ大丈夫でした。かなり暗いのですが、よく咲いていました。
 同属のモミランとベニカヤランは春先に咲きますが、カシノキランは真夏です。それらと比較すると大型で葉の様子はノキシノブそっくり、遠くからでは期待感もあってかよく間違えます。時に大きな実をつけ、訪花による受粉と思われますが、まだ虫に出会ったことはありません。
 それこそ、カシノキにバラバラ着生しているさまは、なかなか壮観です。

Aug.29 Rev.4.33


 
Calanthe reflexa ナツエビネ Aug.15.2000

 暑ーい夏、ナツエビネのさわやかな紫に出合うため、沢筋を歩きます。でもそこはヒルの巣、立ち止まるとそこらじゅうからヒタヒタと集まってきます。こいつは二酸化炭素を感じて取り付き、血を吸って丸々と膨れます。毒はありませんが血が止まりません。この守り神がいればこそ、ナツエビネも残っているのでしょう。
 今年はまだ咲き初めでした。近年暑すぎるせいか途中でいたんでしまう花径が多いのですが、まだ大丈夫でした。脇のセミのぬけがらが夏らしく、花には小型のハチ類が訪れていました。自生地の花の紫は、栽培ではなかなか出ません。
 行程を終えて長靴を脱ぐと、片足十数匹のヒルが入っていました。一応の防御をしての結果です。幸い吸血されずにすみましたが。

Aug.27 Rev.4.32


 
Goodyera pendula ツリシュスラン Aug.12.2000

 去年もおととしも花は咲きませんでした。今年は、当たり年なのか周辺の木の株合わせて4本咲いているのを確認しました。花がないのは1株だけでした。別の山でも大株で何本も咲きました。残念ながら、すでに終わった後でしたが。
 今年の条件がよいのでしょうか。それとも周期性があるのでしょうか。 Goodyera属にはよく振り回されてしまいます。

Aug.25 Rev.4.31


 
Platanthera mandarinorum ophrydioides  
キソチドリ Aug.06.2000

 針葉樹林下で、ポツリポツリ咲いています。一斉には咲かないため、長期間にわたって開花個体を目にすることができます。
 ガク弁も花弁もまして唇弁まで反り返り、まるでスカイダイビングチームの編隊降下のようです。これでは、訪花昆虫の着座する場所がありません。しかし結実率はいいようで、かすかな香りもあります。虫は来ているのでしょうが、ぶら下がるのでしょうか。小型昆虫のサイズでは、重力は我々ほど影響しないのかも知れません。

Aug.20 Rev.4.30


 
Ephippianthus schmidii コイチヨウラン Aug.06.2000

 針葉樹中心の森の中、コケのじゅうたんの上に小さな花がポツリポツリ咲いていました。とても小さく葉も目立たないため、コケの花と見まがうばかりです。暗くてあまり下生えがないため、わりと目につきます。
 よく見ると、小さなクモがとまっているではありませんか。誤って花に触れたため一度はどこかへ行ってしまいましたが、すぐまた同じポジションに戻ってきました。訪花昆虫がいる証拠ですが、このポジションで唇弁にもぐりこむ虫をゲットできるのでしょうか。ひょっとして虫は花茎を登って来るのでしょうか。小さな花をめぐるドラマです。

Aug.18 Rev.4.29


 
Malaxis monophyllos ホザキイチヨウラン Jul.30.2000

 よく来る山ですが始めての季節、お花畑ではオオバノギボウシがまっさかり、樹林内ではクガイソウにアサギマダラが優雅に舞い、レンゲショウマもそろそろ。ランは多くは終わりかけですが、道端でホザキイチヨウランに出会いました。それこそ試験管タワシのような総状花序、個々の花も小さいながら一応ランの形はしています。
  他の総状花序の花では、ハナカミキリやハナアブ達が花粉にまみれて花の海を泳いでいます。ランではこんなダイナミックな受粉はできません。いちいち個々の花にもぐりこんでもらう必要があります。あまり密生する必要はないのではとつい思ってしまいます。

Aug.16 Rev.4.28


 
Amitostigma kinoshitae コアニチドリ Jul.27.2000

 尾瀬シリーズの最後として、コアニチドリです。とても小さいのでなかなか気がつかないかも知れません。そばでモウセンゴケの花径が上がってきているのと同じサイズなので、その大きさもわかると思います。
 まだ草に覆われていないミズゴケのベッドでは、これらの他に ミミカキグザなどの小さな世界が広がっています。ちっちゃくて真っ赤なハッチョウトンボなどがやってくるとまるでおとぎの世界です。木道にかがんで、ちょっとのぞいて見ませんか。

Aug.14 Rev.4.27


 
Yoania japonica Jul.27.2000

 尾瀬シリーズ第3段は菌寄生のショウキランです。尾瀬と言うとすぐ湿原、沼となってしましますが、じつは豊かなブナの森に囲まれているのです。だからこそ、熊の出没もありえるのです。
 今年は、このショウキランに思わぬところで出会いました。下り始めてすぐ、森の下生えをなす笹薮の脇に出ていました。 ハイカーの皆さんは、まだ元気なせいか脇目も振らず気付きません。せっかく来たのにもったいないことです。少しいたんでいますが、鮮やかな色と強い匂いは健在でした。
 尾瀬に来たときは、森も楽しみませんか。

Aug.12 Rev.4.26


 
Pogonia japonica トキソウ Jul.27.2000

 尾瀬シリーズ第2段はトキソウです。すでに峠は越していますが、まだ多く咲いています。平地では5月下旬ですから、雪に閉ざされる高層湿原ならではです。
 トキ色からとられた名前で、一面に咲く様子は絶滅寸前のトキの乱舞を想起させてくれるでしょうか。アップで見ると唇弁の突起が牙にも思え、口を開いた恐竜のようです。ランに時々こうした不気味な表情を見るのは私だけでしょうか。そう言えば、トキにしても鳥類のアップは恐竜の末裔の顔で、なかなか怖いものです。

Aug.10 Rev.4.25


 
Platanthera hologlottis ミズチドリ Jul.27.2000

 久しぶりに尾瀬に行きました。そこで見たランをいくつか紹介します。
 尾瀬はニッコウキスゲの真っ盛り、至るところオレンジ色の海です。ランではミズチドリがピーク、オレンジ色を背景に白色の花がさわやかです。湿原の他の草を越えて、ニョキニョキ群生しているところもあります。ポリネータではないですが、よくトンボが頭にとまっています。
 ジャコウチドリといわれるように夕方香るそうですが、昼間でも香りを感ずることはできました。ヒラタアブやセセリチョウが訪花していました。

Aug.08 Rev.4.24


 
Platanthera tipuloides ホソバノキソチドリ Jul.26.2000

 またハエの登場です。ホソバノキソチドリ、始めはてっきりコバノトンボソウかと思っていました。ちっちゃな花で、長い距を持つツレサギソウ属として。 でも距の向きがこちらでは垂れ下がります。ところでこんな長い距では、ハエではその先まで届きません。ガガンボも来ていましたが、どうでしょう。
 この個体、遠く目では覆輪のように見えました。しかし、こうしてクローズアップで見ると、唇弁、距、花弁が黄色見を帯び、ガクが緑濃いようです。

Aug.06 Rev.4.23


 
Gymnadenia conopsea テガタチドリ Jul.26.2000

 ニョホウチドリと同じ高原、テガタチドリもまだ遅咲きの花が残っていました。この花はよい香りがし、日中から虫たちが訪花するのを見かけます。見かけるのは写真のようにハエやハチ類が中心です。距のある花なのに蜜にありつけるのでしょうか。ランの場合、花粉は食わせるようにはできてなく、くっつけるようになっています。蜜は距の先だけではなく分泌されているのでしょうか。小型のガがストローを差し込んでいるのは見たことがありますが、距の先まで届くようには見えませんでした。
 ランは美しいものが多いですが、訪花昆虫は地味なように思います。大型の蝶などとまりにくい構造なのでしょうか。惹きつけるものと惹きつけられるものの関係、美女と野獣といったところでしょうか。

Aug.04 Rev.4.22


 
Ponerorchis joo-iokiana ニョホウチドリ Jul.26.2000

 雲海の上の高原、大雨情報のせいか誰も登って来ません。時々ガスが上がってきますが、荒れるほどではなく、お花畑を独占です。もう多くは終わっていましたが、まだこれからのニョホウチドリがありました。ヤナギランが出る前、テガタチドリとお花畑のピンクを担当します。
 背丈が小さいので、草原の茂ったところでは他の草に負けてしまうため、 かえって道端などの方が良いようです。この道端の原理はランを探すときの目安となります。

Aug.02 Rev.4.21


 
Cymbidium lancifolium ナギラン Jul.25.2000

 夏休みに入り、海水浴のついでに近くの魚付林に行ってみました。もう遅いかと思っていましたが、まだ花の良い株が残っていました。株も増えているようです。以前に何度か訪れましたが、良い花にはめぐり会えなかったのに。このナギランは、あの南方熊楠先生も夢に見たランなのです。
  この株では2花茎に2花ずつ咲いていますが、どちらも上の花が傷みかけています。上の花から先に咲くのでしょうか。

Jul.31 Rev.4.20


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