Snuff Bottles
ガラス製
陶器製
チベット製
その他素材
GOODS
漢字では「鼻煙壷(びえんこ)」と書く、携帯用嗅ぎタバコ入れの事です。
ほとんどが中国製、日本製のものもありますが、日本では刻みタバコが主流なので数は少ないです。
タバコは大嫌いですが、鼻煙壷は好きなのです(笑)
箱とか瓶とか、何かを入れる器にどうも引かれるようです。

【鼻煙壷豆知識】
中国に嗅ぎ煙草が伝わったのは清の時代(17世紀)。西洋では嗅ぎ煙草入れは箱(Snuff Box)ですが、中国では初め小さな薬瓶にフタをつけたものに入れられ、やがて専用の壷(Snuff Bottle)が作られるようになりました。

使い方は、フタにつけられた匙で中の煙草をかき出し、指先にのせてから鼻にこすりつけるようにして吸い込みます。
持ち歩くときは布で作った袋に入れます。
日本では嗅ぎ煙草は流行りませんでした。江戸の人々にはキセルでの仕草の方が粋に思えたのでしょうか。

私がこの鼻煙壷に興味を持つようになったのは、雑誌「太陽」の中国骨董特集に載っていた、大量の鼻煙壷の写真を見て洗脳させられたからです(笑)。その前から知ってはいましたが、これは「阿片入れ」だと思い込んでいました(おい)。そういう使い方をした人もいたかも知れませんが…。
価格ですが、高いのは何十万するようですが、そういうのはあまりお目にかかれません。私が持っているのもすべて1万円以下のものです。
日本では、骨董市などで売っています。中国モノを扱っているお店はもちろんですが、普通の店でもよく探すと置いてあったりします。