カフェムリウイ
屋上劇場



カフェのフロアからテーブルを外に運びだすと「箱」が今までになかった表情を見せました。昼間お日さまを浴びた窓にそっと蓋をすると、暗がりに柔らかな照明が目を覚まします。遠くにある小さな丸椅子に腰かけると、止まった時間にすっと浮かび上がったのは「人」でした。もしかするとここは「劇場」なのかもしれないと思いました。




ごあいさつ

ダンサー、パフォーマーの皆さん、ようこそ。カフェムリウイは2017年から、小さな町の小さな劇場になります。ビルのてっぺんで空がすぐそこにあるので「屋上劇場」です。ここには大きな舞台や立派な機材はありません。プロの舞台関係者もいません。一つ一つの舞台が手作り、自分達の「手が届くサイズ」です。少しの音と小さな光を大切に扱って「人」を浮かび上がらせます。

カフェをご利用の皆さん、ライブをお楽しみの皆さん、ご心配なく。ムリウイはこれからもムリウイ、それ以外にはなれません。カフェも、投げ銭ライブも、ヨーガ教室も、英会話レッスンも今まで通り続けます。ただ小劇場としての企画を加えていく以上、どうしても営業時間に変更のある場合が出てくるとは思います。その時は「またなんかやってるな」と見守っていただけたら幸いです。(ムリウイ、たけし)



できること

ダンス、パフォーマンス、芝居、人形劇など。ムリウイの屋上劇場を使ってみたい方であればジャンルやスタイルは問いません。ぜひ一度お声をかけて下さい。あなたのイメージする「カフェ公演」の青写真を見てみたいです。お気軽にメール下さい。そして店を見に来てほしいです。お茶でもしながら「できないこと」ではなく「できること」を一緒にさがしましょう。



あるもの

箱 (w4600*d7000*h3200)
テラス (w7000*d7000)
店内客席30~40
簡単な照明
簡単な音響
リノリウム
小さな楽屋
大きな空



利用料金

屋上劇場ではあえて決まった金額を設定していません。日数、リハーサル時間、必要な機材やリノ、外部スタッフの有無、ドリンクの有無、色んな形態があるでしょう。分かりやすく一律にすることで損なわれてしまうものの中にも、もう一度手に取るべきものがある気がします。相談しましょう。良い方法があったら教えて下さい。ムリウイからもスタッフがつきます。舞台や客席の設営や片付けをしたり、ドリンクをお出したりします。照明と音響は簡単なオペレーションでしたらお手伝いさせてもらいます。あなたはムリウイの「お客さん」ではありません。お店と出演者、その時その場でそれぞれが大好きな仕事を一緒にしましょう。木の上に集い仲間と喜びを分かち合うムリウイ達のように、暮らしという名の「舞台」を楽しみたいと思っています。



舞台裏
カフェムリウイ「屋上劇場」の舞台裏です。
どんな風にこのプロジェクトが始まったかを少しだけ書いてみました。



Cafe MURIWUI
カフェ ムリウイ
muriwui@gmail.com
世田谷区祖師谷4-1-22 3F


※屋上劇場としてのイベント開催時はフードの提供はございません。
 ドリンクも普段のカフェメニューとは異なりますのでご了承ください。