熊野古道ー中辺路(1) 秋津王子から鮎川王子まで (紀伊田辺〜市ノ瀬王子まで) バス ウォーク

日時:4月12日〔日〕 14km

コース:秋津王子〜須佐神社〜麻呂王子〜報恩寺〔ランチ〕〜三栖王子〜八上王子〜稲葉根王子〜一ノ瀬王子〜鮎川王子                                                                     〜JA鮎川

 

秋津王子安井宮跡

須佐神社

のどかな田園地帯をトコトコ歩くとまず秋津王子安井宮跡がある。道路からちょっと入っているのでスタッフが立って説明してくれないと完全に見逃すところ。通りがかりの観光客に親切なスタッフが教えてあげたら”えっ!これがそうなの?”と地図と見比べ、”見逃すところだった、どうもありがとう”と感謝していた。須佐神社で写真を撮ろうとしたらお遍路さんが!喜んでパチリっと。前に回って顔を見たら”なんだ、スタッフか〜”

*万呂王子跡があるのですが柵をした畑のはるか向こうなのでパスです。

 

この3枚は報恩時。裏山を借景にした力強くすっきりとした・・と言うか心身共に渇を入れられるような雰囲気。本日のメインエベントですね。素晴らしい美しさと大きさを持つシュロ!コンナに美しいのははじめてみた。これを見ながら昼食です。かなり広い駐車場なので沢山の観光客が来るのでしょうね。

食後は33箇所めぐり。それほど広くは無いですが裏山に33の仏像があって里山〔私のイメージの熊野古道)歩き気分です。このコースで唯一の木々の中・・と言うところかな?これとは反対方向に上ると巨岩が!よじ登って眺める風景の素晴らしさ、隠れ里?の雰囲気。

 

三栖王子                  八上王子跡                村社八上神社
大賀ハス                     田中神社                  稲葉根王子

大賀博士が、1951年千葉県で3粒の種子を発見。2千年ぶりに発芽・開花した。大賀ハスと名ずけられ千葉県の天然記念物となっている。全国に分根されこの地でも7・8月頃に薄紅色の花が咲き乱れる・・・と説明有り。

田中神社:田んぼの中にぽつんとあり、柳田邦夫が日本古来の風景と形容したと言う。数年前までは南方熊楠がオカフジと命名した白に近い薄紫の藤の花に覆われていたそうだが今は無い。何にも無いのにチョット不思議な雰囲気を持つ。                                   

樟の大木                    菜の花の原?                    一ノ瀬王子

この楠の大古木は樹齢500年とも言われ、上流より流されて1997年に百余年ぶりに姿を現し、中辺路癒しのモニュメントとして飾られている。まさに巨木で目を見張る風景!  

                                        

?の場所です。

花の名前は知りませんが、こののんびりした落ち着いた色合いの中で強烈な個性をはなっており、ついパチリ。

感想としては:スミレを町の花としているのではないかと思うほどコースのほとんどで咲き乱れて堪能しました。全くの町歩き〔平地〕。田舎ののどかな風景でとても優しい気持ちになれるが、ここまで来るには長時間バスにのるためほとんどの人がこのコースを抜いて次のコースから取り掛かるのはとてもよく分かる。ここでの気分を満喫するのはかなりのゆとりが必要で贅沢じゃないかしら・・経済逼迫と忙しい現代としては???

 

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