「柔道一直線」の必殺技を求めて
更新日 | 必殺技名 | 使い手 | こんな技 | そんな馬鹿な? |
01/03/11 | 二段投げ | 一条直也 | 肩車で遠心力をつけて相手を前方に投げ出し、空中で相手の両手を持ってさらに投げる技。 | 作者は学生時代柔道をやっており、作者の世代には「柔道一直線」に対する憧れから柔道を始めた人は少なくない。しかし初っぱなの「二段投げ」で、まずつまずくのである。「肩車」というのは元来自分の足下に相手を投げる技である。しかも、その技自体それほど試合でお目にかかれる技ではない。はっきりいってこの技は無理。鍛え上げたプロレスラーは飛行機投げはするが、これも相手を遠くに投げることは不可能である。ゆえに一条直也のライバルである、ロバートクルスの使う、相手をボールのように投げる、「ライナー投げ」など到底不可能である。しかし中学の時、これが理解できず、何度練習したことか。出来そうでできない技NO.1ですね。 |
01/03/12 | 地獄車 | 元祖考案者 車周作 TV版の使い手 風祭右京 原作での使い手 一条直也 |
巴投げの姿勢で、相手の内側の円となり、ぐるぐる回転して相手の首に衝撃をあたえて失神させる恐ろしい(笑)必殺技である。 | 講道館の鬼と恐れられた車周作六段が開発した、「柔よく剛を制す」必殺技。全日本柔道選手権の準決勝で丸井円太郎六段を相手に、初披露するが、丸井六段は首の骨を折って即死。その後、車周作は、この技を封印するが、その割に、この技でプロレスラーを失神させたり、サービスが細かい。この技は、原作では一条直也が使っていたが、技としてイメージが悪いせいかTV版では、ライバルの風祭右京が使っていた。毛布をかぶって石段をころがり落ちる練習は、あまりに有名である。TV版では、一条直也が地獄車を地獄車で返して、風祭右京を破って以来、消えていった技である。原作では最後まで一条直也の必殺技で、最後は世界選手権で優勝(推定)までいってしまいます。しかしこの技は、掛け手の後頭部も痛む上に、絶対、「一本」にならない。何のためにかけているのか理解に苦しむ技である。石段の練習は、さすがに怖いので挑戦していません。 |
01/03/22 | 大噴火投げ | 城山大作 | 肩車の姿勢で相手を真上に投げて、またキャッチ、これを何回か繰り返して相手の背骨を砕く技。 | 一条直也の最大のライバルである、城山大作(鹿児島県出身、顔は西郷どんそっくり)が編み出した必殺技。TV版では相手をシュルシュルと回転させて投げるサービス付きである。一条直也はこのライバルと原作では1勝1不戦敗1分けである。TV版では1勝1敗であった。二段投げで相手を前方に投げることでさえまず不可能であるのに、重力に逆らって真上に投げるとは、ロードウオーリアーズも真っ青だ。この人は一条直也のライバルとしては珍しく?礼儀正しい男である。さすが薩摩隼人である。 |