必見,正しい焼肉「正福」

更新日2007年5月27日

焼き肉屋に入ったことのない人はいないとは思いますが,おいしい何かを忘れている人がいます。
そこで僭越ながら,butataroの焼肉フルコースを伝授したいと思います。
本日のオーダー例は岡山駅西口すぐの,正福です。超お勧めですぞ!

1.前菜は生肝!  2.生肝拡大図 3.さらに拡大
狂牛病のおかげですっかり敬遠されている生肉ですが,逆に出してる店は安全なのです。写真右が噂の生肝(いわゆるレバサシ)です左上の自家製キムチも美味! フラッシュをつけてみましたが,実物はもっと明るい色です。左下のラー油をつけて食べます。そうすると全然臭くなくてびっくり。 さらに拡大してみました。本当にこの値段でいいのって感じです。レバーに対する認識が変わりますよ。レバーの甘さを堪能あれ。
4.絶品の塩タン  5.さらに拡大 6.生センマイ
最初に焼くのは塩物です。塩タンを食わずして,焼肉を語るなかれ。この美味を知らずして美食は語れません。両面がピンク色の生焼け状態が最もおいしい食べ頃です。最初は塩タンで,生ビールといきたいものです。 塩タンには,意外にも脂肪分が多いです。でもそれが美味しい。 前菜のラストは生センマイです。生センマイには黒っぽいものが多いですが,今回は白っぽかったです。色は牛の個体差によるみたいで,今回食べた白っぽいほうが美味しいような気がしました。ここらまでが前菜と考えてください。
7.塩豚トロ 8.拡大図 9.塩タン先
そして21世紀の焼肉新メニューとして最近のしてきたのが,このトントロです。塩タンの代用品として豚タンが出回ってますが,味はイマイチ。それなら安くて美味いトントロのほうが良いです。 脂身の多い部位ですが,両面をこんがり焼いたカリカリ状態を食べると,ビールに合います。 ちょっぴり変わったメニューを紹介します。塩タン先は,塩タンの切れ端で,少し硬いのですが味は同じです。しかも値段は格安なので,塩タンに手が出ないときは,お試しください。
10.心臓とツラミ  11.焼き物三種 12.焼いてみた
手前がほほ肉のツラミ(カシラ),奥が心臓(ハツ)です。このマイナーな部位がなかなかの味で,特に心臓の鮮度の良い日は当たりです。一人前ずつ頼んで様子を見ましょう。 そしていよいよタレモノを焼きにかかります。そのうち一番安いのは混合です。本当にイカやら鶏やら入ってますが,最初に腹をふくらますには良いですね。量も多いです。ビールにもよく合います。写真は混合1人前+上ホルモン+カルビです。 なかなか良い焼き加減ですね。食欲をそそります。
13.感動のユッケ 14.拡大図 15.神露
色鮮やかな生肉の韓国風刺身,ユッケです。注文してから生肉を粗挽きに叩いてつくるので,30分かかることも珍しくありません。 だから最初に注文しましょう。そうすれば,中盤に出てきます。本当に新鮮な赤身ですね。生肉に対する偏見が吹き飛ぶうまさです。 ビビンバに代表されるように韓国料理は混ぜるのもマナーですから,卵黄ごとぐちゃぐちゃに混ぜて,一口ずつ食しましょう。そうするとありえない生肉の甘さが味わえます。
13.興奮の上カルビ 14.韓国焼酎JINRO 15.韓国焼酎チャミスル
おなかも随分ふくれてきたところで,網を代えてもらいましょう。そして焼きもののフィナーレは上カルビで決まりです。これぞ焼き肉という至高の味わいを堪能してください 元祖韓国焼酎JINROです。こいつは焼き肉にもあいますよ。すぐボトルが空いてしまいますね。悪酔いしないのでオススメです。焼き肉にはビールですが,まあビールの画像をのせてもしかたないので,韓国焼酎チャミスルをのせてみました。ジンロと同じメーカーですが,焼き肉にもよくあいます。スーパーでも安いのでおためしあれ。
13.石焼きビビンバ 14.玉子スープ 15.隠れ逸品の中華そば
酒ばっかり飲んでないで,最後はご飯モノでシメましょう。石焼きビビンバを混ぜ混ぜして食しましょう。1人前を2人で分けるくらいがちょうどいいですね。美味いです。コチジャンはお好みで。 これまた,焼肉にピッタリの玉子スープです。定番はわかめスープですが,私は辛いキムチと,おだやかな玉子スープのコントラストが好きです。御飯を頼むときは是非セットでつけたいですね。案外お値段安めの店が多いのでお試し下さい。 焼き肉の後のさっぱりした中華そばが最高です。焼き肉屋の中華そばですが,これがなかなか美味いです。隠れた人気メニューです。

ここの取材写真は一日分ではありません。何日もの取材内容が混合しています。
日によってもオススメノ肉が変わってくるので,一人前ずつ頼んで,様子を見るのがよいでしょう。
気になる予算ですが,飲み代を除けば,2人で7000円くらいでしょうか。酒込み1人5000円で感動のフルコースが楽しめます。

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