【「会社を経営する」ということ】

 経営環境がますます厳しくなっていく昨今、好景気やステータスに頼らない真の経営ができる
経営者のみが生き残っていける時代になっていくのではないでしょうか。
 そこで皆様の経営の指針になればと思い、“「会社を経営する」ということ 小宮一慶著 PH
P研究所”より、会社経営上非常に大切なポイントと思われる言葉を抜粋させていただきまし
た。経営の本質に迫る珠玉の言葉がたくさん散りばめられています。詳細は著書をお読みくだ
さいませ。

◇ 企業には「経営」という独立した仕事があります。

◇ 技は、コンサルタントに頼んでも得ることはできますが、哲学は自分で持つしかありませ


◇ @方向づけし、A資源を配分し、B人を動かす、それが経営です。

◇ 会社は守りに入ったときに弱くなります。

◇ 会社経営上大切なことの一つは、ビジョン・理念の確立です。ビジョンとは「会社の存在目
的」です。理念はビジョン追求における行動規範です。

◇ 強い会社の条件:@他社との違い、A必要な財務力、Bビジョン・理念

◇ わずかな外部環境の変化を敏感に読み取り、その対応を取ることが経営には強く求めら
れます。外部環境の変化にあわせて、いかに会社を方向づけるかが最も大切なポイントです。

◇ IT革命の本質は、「情報の資本優位性の急速な低下」である。情報や知識を「知恵」に変
えることができるかどうかが重要なのです。

◇ お客様から頂く利益だけが会社が存続していくための原泉です。

◇ 「失敗しても大丈夫な範囲で、小さいリスクをとりながら、自分の得意な領域を徐々に広
げていく」という戦略が必要です。社運を賭けた決断など本来してはいけないのです。それまで
に小さな挑戦をしていないから、環境変化に対応できず、ある日、社運を賭けた大きな挑戦を
しなければならないのです。

◇ 成功している経営者には謙虚な人が多く、お客様の目線に立って考えています。

◇ 人はある程度は変わるが、根本的に持って生れた性格や長くやってきた仕事のやり方な
どは変わらない。

◇ 満足の順番@お客様、A会社、B従業員、株主・・・この順番以外に全当事者が幸せ
になることはない。

◇ お客様は黙っていなくなる。

◇ オンリーワン戦略を立てていくと、取り合いなどしなくてもお客様が勝手に来てくれるので
す。


小宮コンサルタンツ


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