〜人に好かれる六原則B〜
3.聞き手にまわる、関心のありかを見ぬく
「どんな褒め言葉にもまどわされない人間でも、自分の話に心をうばわれた聞き手にはまどわされる。」
「商談には特に秘訣などというものはない。ただ、相手の話に耳を傾けることが大切だ。どんなお世辞にも、これほどの効果はない。」
「話し上手になりたければ、聞き上手になることだ。興味を持たせるためには、まず、こちらが興味を持たなければならない。」
「相手が喜んで答えるような質問をすることだ。相手自身のことや、得意にしていることを話させるように仕向けるのだ。」
「人の心をとらえる近道は、相手がもっとも深い関心を持っている問題を話題にすることだ。」
「相手の関心を見ぬき、それを話題にするやり方は、結局双方の利益になる。」
「どんな相手と話していてもそのたびに自分自身の人生がひろがる。それが、何よりの成果だ。」
自社の製品・サービスについて、顧客に興味をもってもらいその説明を聞いてもらうためには、まず、こちらから顧客に興味を持つことが大切でしょう。顧客の話を上手に聞くことで顧客が何に関心を持ち、何を欲しているのかを理解することが、信頼関係につながり、顧客も心を許して話を聞いてくれるようになり、顧客ニーズに合った製品・サービスの提案も容易になるでしょう。
そして経営者は、顧客に限らず様々な関係者に興味を持って彼らから話を聞くことで、自身の知見も広がり信頼も増し、多くの人々の力を借りて事業を進めることができるようになるのでしょう。
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