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カーネギーに学ぶ『人を動かす』マネジメントPart4

〜人に好かれる六原則@〜

1.誠実な関心を寄せる

「われわれは、自分関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる。」

 

を得るには、相手の関心を引こうとするよりも、相手に純粋関心寄せることだ。」

 

をつくりたいなら、まずのためにつくすことだ。人のために自分の時間労力をささげ、思慮のある没我的な努力をおこなうことだ。」

 

をつくりたいと思えば、他人を熱意のある態度でむかえることだ。」

 

「深い関心を示すことによって、個人的に友をつくることができるだけでなく、相手がわれわれのつとめる会社の顧客であれば、会社への忠誠心ともいうべき気持を育てることすら出来る。」

 

「人に好かれたいのなら、本当の友情を育てたいなら、そして自分自身を益し同時に他人をも益したいのだったら、つぎの原則を心にきざみつけておくことだ。「誠実関心寄せる。」

 

 経営者が、自社の製品サービスについて顧客関心を引くためにPR活動にエネルギーを注ぐのは、当然のことですが、それ以上に、顧客の満足度欲求悩み価値観生活文化ライフスタイル等々に強い関心を寄せて、顧客を真摯にくみ上げ、製品・サービスの改良開発に活かせるよう、たゆまない努力を積み重ねていくことの方が大切なのでしょう。そうすれば、長期にわたり顧客との信頼関係を築くことができるのでしょう。

 従業員に対しても同様のことが言えるでしょう。経営者が、自社の方針目標に従業員が関心を持つよう指導することはとても大事なことですが、それ以上に従業員の個性才能特技要望悩み価値観生活環境ライフスタイル等々に強い関心を寄せて、従業員のやる気潜在能力を引き出せるよう、熱意を持って教育指導を継続していくことが、重要なのでしょう。そうすれば、従業員のより大きな忠誠心を育てることができるのでしょう。

 このことは、顧客・従業員のみならず、すべての利害関係者についても、言い得ることではないでしょうか。

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