このたびの西日本豪雨により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
去る7月上旬に西日本を中心に全国で記録的な大雨が続き、各地で河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、死者が200人を超えるなど、甚大な被害が出ています。いまだ多くの人々が避難生活を余儀なくされ、インフラ被害から産業活動にも大きな悪影響が出ています。
一瞬にしてこれまでの生活を奪われ、途方もない不安を抱えている被災者の方々が、一日も早く元の生活を取り戻すことを、ただただ願うばかりです。
近年の異常気象により、日本列島は、度々、豪雨災害に襲われるようになりました。ここまで気象環境が変わった今、穏やかな気候を前提とした社会システムや生活様式そのものを、異常気象にも対応できるように根本的に見直す必要があるのかもしれません。
また、災害は自分の身に降りかかるまでは、自分のこととして考えられないのが人間心理かもしれませんが、これまで以上に自助の意識をもって防災のための行動を平時から心がけることが求められるてくるのでしょう。
そして一つ一つの災害から得た教訓を活かして、未来の子供たちが共に支え合い安心して暮らせる社会にするために、我々一人一人が意識改革をし、新しい社会の礎を築いていかなければならないのではないでしょうか。
2018.08.01
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