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【平昌冬季オリンピック、最多メダル!】

 平昌冬季オリンピック225日に閉幕しました。日本のメダル総数は、長野五輪の10個を超え、史上最多の13(4個、銀5個、銅4)となりました。

 日本人メダリストたちが、競技のみならずスポーツマンシップでも世界に感動称賛を呼びました。

 フィギュアスケートの羽生結弦選手は、けがを克服して2大会連続で金メダルを取り、試合後のセレモニーでは、銅メダルを取ったスペイン選手にスペイン国旗が渡されるまで、日の丸を広げなかったさりげない気配りを見せてくれました。スピードスケートの小平奈緒選手は、500mで金メダル、1000mで銀メダルを取り、500m滑走後に興奮状態の観客に向けて次に滑走する選手のために落ち着きを促すさりげない仕草を見せ、競技後に泣き崩れる韓国人ライバル選手に駆け寄りねぎらいと励ましの言葉をかけ、抱擁して一緒にウイニングランをする姿は感動的でした。ノルディックスキーの渡部暁斗選手は、肋骨のけがを隠して不屈の闘志で個人ノーマルヒルで2大会連続の銀メダルを取るなど、メダリストたちのスポーツマンシップの数々は枚挙にいとまがありません。そして、メダリストたちが口々にファンコーチチームメイト家族など周囲に対する感謝の気持ちを語っていたのも印象的でした。

 周囲に対するいたわり思いやり感謝の気持ち、逆境におかれても言い訳せず、覚悟忍耐をもって最後まで諦めずにやり遂げる姿勢などは、企業経営におけるリーダーシップにも通じるのではないでしょうか。

 平昌オリンピックを通してスポーツの持つを改めて認識させられたような気がします。

2018.03.01

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