今年も残りあと一月となりました。年の瀬が押し迫ってくると月日の流れがいかに早いものかを痛感させられます。
トム・ソーヤの冒険の著者として知られるマーク・トゥエインの言葉に「人生は、実にはかないものだ。争いや謝罪、嫉妬、責任追及などしている時間はない。あるのは、愛するための時間だけ。それも僅かな時間だけだ。」とあります。
世の中では、家庭・学校・職場・地域・国等の様々な次元の人間関係の中で、大小様々な争いが日常的に頻発し、ストレスが社会全体を覆っているようにもみえますが、人生で与えられた僅かな時間を争いに費やすのか、助け合いに費やすのかで、人生の価値は天と地ほど差がでるでしょう。
その僅かな時間を助け合いのために費やすためには、自分という存在があらゆる人やものに支えられて成り立っていることを理解し、自分の人生で自分に起こることは他人ではなく自分に責任があることを自覚する必要があるのではないでしょうか。それができれば、人生をより豊かで価値あるものに変えられるのではないでしょうか。
師走にあたり、僅かな貴重な時間をいかに生きるべきか、考えさせられる今日この頃です。
2017.12.01
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