11月23日は「勤労感謝の日」です。祝日法には「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」と定義されています。昨今、働き方改革が社会的課題としてクローズアップされています。誰もが平等に、ライフワークバランスのとれた働き方が実現できれば理想でしょう。
しかし、いくら理想の職場環境が整っても、そこで働く人が働くことの本質を理解して、活き活きと働けなければ、その勤労がその人の幸福に結びつかないのではないでしょうか。
実業家の斎藤一人氏が著書の「幸福力」の中で「もともと、働くっていうのは、「はたがらくする」、ということ。だから私たちは働かなきゃいけない。そうするとはたが楽になる。人から喜ばれる存在になる。人から喜ばれれば、人間というのは幸せになる。」と述べています。
人ができないことをする。人がやりたくないことをする。人の手間を省く。等々、自分の働きで人を楽にしたり楽しませたりして、人に喜んでもらうことで自分も幸福になることを、社会の中で一人一人が各々の立場で実践し、豊かな社会につなげることが、働くことの本質と言えるのではないでしょうか。
2016.11.01
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