理化学研究所の小保方(おぼかた)
晴子さんたちの研究により、万能細胞を作る新手法が発見されました。ＳＴＡＰ細胞と呼ばれ、マウスの細胞を弱酸性の溶液で刺激することにより、万能細胞を作成できるそうです。
30歳の若い女性が、生物学の領域で、化学という異なる分野からアプローチして、生命科学の常識を覆す画期的な成果を生みました。
この出来事は、少子高齢化による構造的な地盤沈下が進む日本社会の未来を明るくするための様々なヒントを与えてくれるような気がします。
①真実に光を当てるためには、固定観念や先入観をなくすことが大切であること、②新たな価値を発見するためには、新たな視点や新たなアプローチが大切になること、③女性の潜在能力を開発することが、人材開発の重要課題であること、④新しい時代には、それにふさわしい若者の活躍が必要であること、等々・・・。
不確実な時代の企業におけるイノベーションにも、大きなヒントとなるのではないでしょうか。
