「ヒト(人)、モノ(物)、カネ(金)」を経営の三大資源と呼ぶことが多いのですが、その中でも「人」が最も重要な経営資源と言えるでしょう。なぜなら、人がいなければ、物も金も活かされず、消耗されていくばかりですが、物や金がなくても、人が持つ人望やノウハウがあれば、物や金を呼び込むことが出来るからです。
にもかかわらず、物や金より人を動かすことにより強い関心を向けている経営者は少ないのが現実ではないでしょうか。人を活き活きと動かすことが、物や金を活かす知恵を生み出し、企業の発展にもつながっていくのでしょう。
そのために、経営者には、従業員が活き活きと生産的に働くことが出来るような「人を動かすためのマネジメント」に真摯に取り組むことが求められるのではないのでしょうか。