2020年夏季五輪の東京開催が決定しました。1964年以来56年ぶり2度目の開催となります。
1964年の東京五輪は、日本が戦後復興を果たし、高度経済成長期の最中に、先進国入りしたことを象徴する大会となりました。
当時の65歳以上の高齢者の人口に対する比率は6%でしたが、現在は世界最高の25%まで高齢化が急速に進み、2020年には30%になると予測されています。
半世紀の時を経て、成長国から高齢化が進む成熟国に変貌した日本にとって、次の東京五輪は、成熟した先進国の明るい未来像を世界に示すチャンスにすべきではないでしょうか。
我々は、文化、生活そしてビジネスにおいても、成熟国にふさわしい付加価値を創造するために、もっともっとイノベーションを起こしていく必要があるのでしょう。