去る5月23日、冒険家でプロスキーヤーの三浦雄一郎さんが、史上最高齢となる80歳での世界最高峰エベレスト(標高8,848m)登頂に成功しました。
何歳になっても、志をもって努力すれば、夢が叶うことを、言葉でなく行動で示されたのではないでしょうか。
三浦さんには、ますます高齢化する日本の社会において、これからも希望の星として輝き続けて欲しいと思います。
論語の言葉に、「君子は言に訥(とつ)にして、行いに敏ならんことを欲す。」とあります。「君子は弁が立たなくても、行動は機敏に実行するべきである。」と言う意味です。
昨今は、巧みな言葉で強く自己主張することが強いリーダーシップであるかのような風潮がありますが、言葉でなく率先して行動で示す「背中で語るリーダーシップ」こそ、本当に人を動かすことができるリーダーシップではないのでしょうか。