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【人徳の種を蒔く・・・】
  
(さい)(こん)(たん)の言葉に「を立てて種徳(しゆとく)を思わざれば、眼前となる。」とあります。「事業を興しても、人徳をまいて社会役立たなければ、つかの間の徒花(あだばな)に終わってしまう。」という意味です。
競争の激しい経済環境の下では、企業目先利益優先する姿勢が強くなってしまいがちですが、有益商品サービスの提供を通じて、将来永きに渡り社会貢献でき、そこで人々生き生き働き続けることができてこそ、事業を興す意味があり、その事業継続していくための原資こそが利益なのではないでしょうか。
経営者は、実を結ばず儚(はかな)く散りゆく花のような利益を求めるのではなく、社会貢献というを結ぶを咲かせるために、人徳をまき続けることを、社会から求められているのではないのでしょうか。
(2013.02.01)

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