先日、ＡＫＢ総選挙と銘打ったアイドルユニットＡＫＢ４８のメンバーの人気投票が、異様な盛り上がりを見せていました。つくづくこの国は平和な国だなあと思ってしまいました。 この平和は、過去の貯金＝個人金融資産1,400兆円を取り崩して維持しているのか、それとも、未来を担う若者たちに背負わす借金＝公債残高870兆円(ＧＤＰ比180%)で維持しているのかと考えると、今本当に選ばないといけないのは、未来を引っ張っていけるリーダーではないのかと思わずにはいられません。
国民経済を支える国家財政の基礎となる税制改正が、本来なら3月までに成立しなければいけないのに、3ヶ月も遅れて、しかも当初法案から分割・修正されて、6月22日にようやく成立した政治の現状を見ると、なおさらその思いが強くなります。
ＡＫＢ総選挙の投票数は約117万票にも上り、そのうちの約78万票はＣＤ購入特典の投票券によるものといわれていますが、強い興味は大きな行動力になるのだなあと、感心させられるところもあります。
我々は、もっともっと自分たちの未来に強い興味をもって、大きな行動を起こさなければならないのではないのでしょうか。
（２０１１．０７．０１）
