世界的な金融危機、北
朝鮮の核・ミサイル問題、新型インフルエンザと、人々の生活
の基幹を成す経済、安全保障、保健衛生の三つの分野で、我々の安全をおびやか
す問題が、今そこにある危機として存在しています。それに加えて地球環境問題も、深刻な問題として迫ってくるかも知れません。
不確実な時代と称されることが多いこの時代において、国家のみならず、地方自治体、企業、その他の組織、地域コミュニティー、家族、個人とあらゆるレベルにおいて危機管理能力が問われる時代になりました。
予測不可能な全ての危機に完全に備えることは不可能ですが、過去の教訓、他者の教訓から学び、様々な人の知恵を合わせて、可能な限りの備えをし、正確な情報収集と冷静な対応を積み重ねること
で、危機を乗り越えることが可能になるのではないでしょうか。