物議を醸した定額給付金の支給が各自治体で開始されています。神戸市でも3月30日から支給が始まりました。
賛否両論ありますが、決まったからには、国民一人一人が日本経済の復興に思いを込めて、給付金12,000円を
使って欲しいものです。
3月27日に税制改正法案が可決されました。未曾有の世界不況とあって、減税色の強い改正となっています。
給付金も減税もそれ自体は嬉しいものですが、将来返済が迫られる借金で食べているのに等しい行為ともいえます。金融危機の引き金を引いたアメリカのサブプライムローン問題の原因を思い起こし、次の世代に多大な負担を残さないように、国民が経済の元気と財政の規律を取り戻すことを願ってやみません。