「時は金なり」という諺があります。お金を価値尺度とすること自体、人間がお金に最大の価値を置いていることの裏返しのような気もします。一人の人間が一日に与えられる収入(=お金)はピンからキリまでですが、一人の人間が一日に与えられる時間は平等に24時間です。いくらお金が
あっても充実した時間を過ごせない人は不幸ですし、
貧しくとも充実した時間を過ごせるひとは幸福です。時間にお金以上の価値を見いだせる人の方が幸せになれるのではないでしょうか。「時は金なり」というよりは、「時は価値なり」が本
当なのでしょう。
これから会計事務所も煩忙期に入りますが、だからこそ、より一層、一時間一時間を大切にしていきたいと思います。