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 11月12日(火) 

 夫婦ともに仕事を休んで、備えました。
 子供たちにも、家がどんどん建ち上がっていく様を見せたくて
 保育園に行ってる弟たちはお休み。小学校の長女だけは、登校。

 
 ↑この状態から 家が一気に形になっていくこの日、
 一世一代の大プロジェクトと思ってる 夫は
 「棟上げの日は、1日見上げていたいよな」などと 夢みたいなこと言ってたけど
 やはり夢でした〜
 我が家には、そんな見上げてるスペースはなかったんです。。

 使う材を置いて、クレーンが入ったら、もう敷地は一杯。
 私たちが座って見てるようなスペースは当然ありません。

 それでも、前の道に立って、仕事や、御近所の邪魔にならないように
 できるだけ家が建っていく様を見てたんですが。

 改めて。
 図面だけで一所懸命あれこれ考えていたものが形になっていくのは、とても嬉しいことです。

 見ていると、時間の過ぎるのはあっという間。
 たちまち通し柱が立ち、1階ができ、2階がのって。。。

      


 仕事師さんたちの上に乗っての仕事姿って、めちゃめちゃキマッテテ、かっこよかったです。
   

 これまで基礎までだったから、低く見おろしていたものが、上にたちあがって見上げるようになると
 随分大きい家の気がしてしまう。
 嬉しいような、その分、庭が狭くなった気もして残念だったり、
 こんなに大きな家建てちゃって、分不相応かしら・・・と心配したり、複雑な気持ちです。

 それと屋根の勾配。北側斜線の関係で4.5寸勾配にしたけど、やっぱ、5.5寸勾配のほうが
 堂々とした感じになるのね、きっと。
 なんてったって、敷地の狭い我が家では、屋根が見えない〜
 でも、控えめで4.5寸勾配も綺麗です。


 [上棟式]
 は、本格的にやると金銭的にも体力的にも非常に大変だそうで、建設会社のほうからも
 特にお勧めはなく、
 仕事をしてくださる皆さんに、お昼に仕出しのお弁当と 妻が作った豚汁を食べてもらって
 お赤飯を持って帰っていただきました。

 よくハウツウ本で話題になっている御祝儀についても、
 「後でみんなで分けられるビール券を少し包んでもらえれば」って話が建設会社のほうからあったので
 それに従いました。

 でも、上に飾る幣串(へいごし・へいぐし)だけは用意していただいて、
 あと、四方固めで、建物の四隅の柱にお米と塩と酒をまいて、お清めをしました。
           


[お配り]

 狭い路地なもので、工事期間中、ご近所には本当に御迷惑をおかけしてます。
 建設会社からのアドバイスで、着工前に御近所に回った範囲よりはもっと狭い範囲で
 お隣とお向かいの方には、「おかげさまで、今日、上棟となりました。まだまだ御迷惑をおかけしますが
 よろしく」ってことで、お赤飯をお配りしました。

 そしたら、その中の一軒の方が、
 後からお祝いにお酒を届けてくださいました。かえってお気遣いさせて申し訳なかったです。
         うちが配ったお赤飯なんて、小さい折りだったのに。。
         


[日取り]

 一応、大安を選びました。
 というか、何か月か前に頂いた概略スケジュールの中で
 11月上旬ころに上棟ってことで、そうするとこの日かな?なんて言ってて
 契約書の中で「契約時10%、上棟時(11/12)48%・・」って代金の支払についてうたってあったのが
 ぴたりとはまりました。      

 ひと月ほど前に、「で、棟上げはいつに?」って建設会社に尋ねたら
 「予定どおりです」って言われて、
 「えっ? 予定っていつだっけ?」ってなくらい
 こちらは「大まかな予定」としてしか意識してなくて、「はあ、予定どおりですね。。」と。

 予定といっても、現実に着工してからだって
 雨の日もあれば、ほかに並行して進んでいる現場もあるだろうに
 こんなに はまるものなんですね。
          いや、複数の現場が並行しているからこそ、どこかずれると大変なことになるだろうし
          解体→地鎮祭→地盤改良→基礎→  と、連日次々と別の会社の人がやってくるわけで
          綿密に練ってあるんだろうけど
 恐るべしスケジュール管理!


[発注順序]

 当たり前だけど、化粧柱なんかも全部入っているのを見て
 「なるほど〜、柱の種類は早く決めなきゃいけないはずだよな」と。

 このあと、すぐに屋根もかけるので
 屋根材の選定のタイムリミットも上棟までってことで言われてました。


[模型]

 この日に合わせて、建築会社のほうで、模型を作ってくださいました。
 屋根を外したり、2階外したりして、「ここ、お姉ちゃんの部屋?」、「ここ、僕たちの部屋だよね」と
 子供たちも大喜びでした。