今回の旅は、Trastevereにあるキッチン付きのアパルタメントに滞在しています。10日間という少々長めの滞在なので、その方が何かと便利だろうと・・・。毎日外食じゃ、胃も財布も疲れちゃいますからね(笑)。毎日の朝食と、数回の夕食は自炊することになりそうです。


というわけで、食料の調達に向かうことにします。Piazza Cosimato(Cosimato広場)に市場があるというので、地図を片手に訪れたのですが、市場の影も形もない・・・。時刻は、朝の9時半。出遅れた?という不安が頭を過ぎりましたが、いやいや、普通、午前中いっぱいくらいは市場は開いているはず。もう少し先まで足を延ばしてみることにします。大きな道、Viale Trastevere(Trastevere通り)を渡った、Piazza Mastai(Mastai広場)で、市場を発見しました。

肉屋に、花屋。色とりどりの野菜に果物。見てるだけで、ワクワクしますね。私達のお目当ては、野菜と果物です。

市場で買い物。言葉が分からないと敷居が高く感じるかもしれませんが、いたって簡単です。もの欲しそうな顔をして立っていると、お店の人が声をかけてくるので、心配無用。快く試食もさせてくれます。商品は全て測り売りなので、欲しい個数を指を折って示せばそれでオッケー。安く新鮮な食材が簡単に手に入りますよ。

私達は、今回、2件のお店で、葡萄、りんご、オレンジ、トマト、ズッキーニ、ブロッコリー、ブロッコリーの葉っぱ・・・と、何を買ったか忘れちゃったくらい、大量に買い込みました。

で、私の目を引いたのがこいつ。

写真の真ん中に写っている、みどりのブツブツしたヤツです。


札には、BROCCOLO ROMANESCOの文字。ローマのブロッコリーですか。こんな野菜、見たのは初めてです。味見に、ひとつ、お買い上げです。



私の好きなズッキーニも、花付きで売られていました。この花を天ぷら(?)にして食べると美味しいんですよ〜。



そして、PUNTARELLEを発見しました。私は、今回まで知らなかったのですが、冬に、ローマ地域でしか食べられていない野菜なんですって。写真右側の、水菜のような見た目をした野菜がそれです。

食べ方がよく分からないので、ここでは買わずに、レストランで注文することにします。



さて、例のBROCCOLO ROMANESCO、ローマのブロッコリーですが、湯がいて、いただきました。

ブロッコリーというより、カリフラワーに近い味がしました。