プラハ城を後にして、旧市街へ。急がないと日が暮れてしまいます。冬のヨーロッパは日が沈むのが早いのが難点。
街の中心を流れるヴルダヴァ川の東側に広がる旧市街。街の真ん中にある旧市街広場へ向かう間にも、コンサートのビラを何枚ももらいました。クリスマスが近いせいか、街中いたるところの教会でコンサートやミサが行われる様子。時間さえあれば、絶対に聞きに行くのに・・・。せっかくクリスマスにヨーロッパにいるのに・・・。無念・・・。
あちこちにある教会の中でも、聖ミクラーシュ教会は、プラハで最も美しい教会。この教会には、モーツァルトが弾いたという素晴らしいパイプオルガンがあります。ただ、暖房設備がないので、コンサートを聴くのに防寒具が欠かせないのだとか。モーツァルトが死んだとき、追悼ミサが行われたのもこの教会だそうです。頻繁にコンサートが催されているらしいので、一度は聴いてみたいなぁ。ただし、冬は遠慮したいですけどね。



聖ミクラーシュ教会

 



カレル橋は、ヴルタヴァ川に架かる、15世紀初頭にカレル4世の命によって造られた石橋。橋の両側の欄干には聖人像が並んでいます。また、両端の塔の上からは橋全体を眺めることができ、みやげ物屋に並ぶ写真は、とてもきれい。でも、私がついたのは、すでに夕暮れ。塔に上ることはあきらめて、橋の上に並ぶアクセサリーや絵画の屋台をのぞきながら旧市街へと向かいます。




カレル橋




旧市街広場にたどり着いた時には、もう、あたりは薄暗くなっていました。この広場を取り囲むように美しい建造物が建ち並んでいる、はずなんだけど、シルエットでしか見えません(泣)。広場にたどり着いたのは、5時少し前。旧市庁舎にあるプラハのシンボルでもある天文時計。1時間ごとに仕掛け人形が時を告げてくれます。偶然とはいえ、ちょうどいい時間にたどり着けてラッキー。でも、暗くてあまり見えなかったですけど・・・(笑)。





プラハのシンボル、天文時計