うーん・・・絶景! 博物館お隣のレストランで、冷たいジュースで一息ついて、ふぅーと時計を見るとすでに1時近く・・・。ここが博物館っていうことは、ようやく遺跡の半分を回ったっていうことだよね。えーと、帰りの船は何時だっけ!?。これは、マズイ。急がないと、全部回れないよぉ。最終の船に乗り遅れたら、大変だものね。とりあえず、めぼしいものだけ・・・と思っても、見るもの全てが素晴らしいの。とにかく、目の前に階段があったら登ってみるし、脇道があったら入ってみる。これじゃ、時間がかかるのも当たり前か。でも、それくらい、素晴らしいのです。ここデロス島は。島全体が博物館、というのも頷ける話。ここに住んでもいいやぁ、っていうくらい、私は気に入ってしまいました。

じりじりと照りつける太陽の下、またしても階段を見つけました。しかも、とんでもないヤツを(写真左下)。恐ろしく、急で長いように思えますが、登っている人たちがいます。負けじと私たちも頂上へ。高さ110mほどのキントス山。階段の下には、なにやら、神殿の跡らしきものが。山頂にも神殿跡があるのだとか。

頂上から見る、エーゲ海のブルーと、デロス島、その周辺の島々の眺めは、最高。苦労して登った甲斐があったというものです。




ここまで来て登山とは・・・
キントス山
登った甲斐がありました
キントス山からの絶景




円形劇場 帰りの船の時間を気にしつつも、あっ!トカゲ!!なんて、追いかけてたらホントに間に合わなくなっちゃうって。「ドルフィンの家」、「仮面の家」には、復元されたモザイクが。博物館に飾られていたモザイクも、素晴らしいものでした。道に立てられた標識によると、あっちへ行けば「クレオパトラの家」があるんだって。が、しかし時計を見ると・・・ひえー急がなくっちゃ、15時の船に乗り遅れちゃう!!。結局、この島で5時間近く遊んでいたことに・・・。いやぁ、何にもない島だと思っていたのにね。

さらに、ショックなことが発覚。ギリシアに来る前にイタリアで遊んでいた私の腕は、すっかりTシャツ焼け。みっともないので、前の滞在地サントリーニ島のビーチで、きれいに焼いてきたのに・・・。ホテルへ戻ると、今日の遺跡焼け(!?)で、またもや、Tシャツの形がばっちり。おまけに、サンダルの形もくっきり。また、明日からミコノスビーチへ通わなくっちゃ・・・。




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