お客様の作品


★当店取り扱い製品をご利用の作品がありましたら、写真に簡単な製作談を添えてメールにてお送り下さい。採用させていただいた方には、粗品を進呈させていただきます。皆様のご応募をお待ちしております。


木炭焚き蒸気車
長野県 山口和茂様
県職員で木材関係の仕事をしておられる山口氏が、イベントの展示に使える木炭焚きの模型として製作したのがこの蒸気車。ボイラーはご覧の通りコーヒーの空き缶。科学教材社取り扱い「ミニゴールドスチームカー」のエンジン、架台、安全弁に、当店製Φ24車輪を利用。長さ150ミリ、高さ130ミリ。大きさに合せ、66ミリとなったゲージの線路も近々製作し、環境関係のNGOのイベントに出展する予定だという。


踏切セクション
神奈川県 田中利明様
芝生紙を張った板の上に、ライオネル製オートマチックゲートマン、クロッシングゲート、ランバーシェッドを配置したお座敷運転用セクション。ささやかではあるが、電動ギミックの動きと芝生の緑が、殺風景になりがちなお座敷運転の線路際をぐっと引き締めること請け合い! 皆さんもひとつ製作されてはいかがでしょうか。


EF200
東京都 関 泰祐様
電気機関車の力強さにあこがれてOJゲージで電機を続々と製作するベテラン関氏の作品。当店製Φ24車輪を使用、車体はプラ板と真鍮製。

貨物電車
神奈川県 小野寺 仁様
戦前の雑誌「科学と模型」「子供の科学」などを参考に、昔の製作記事そのままの模型を精力的に作られる小野寺氏の、三線式Oゲージの最新作、福島交通タイプの貨物電車。歌川製Φ19車輪を使用。ペーパー車体、自作直巻モーターからスプリングベルトで伝導。

ED級小型電機
埼玉県 周磨 一様
ライブ製作のかたわら、三線式にも熱心に取り組まれる周磨氏の近作。カツミ旧製品EB10の車体に、当店製復刻台車DT16を組み合わせて、小運転にも好適な、可愛らしい私鉄風小型電機ができました。ARS製直巻モーター、ローラーコレクター装備、インサイドギヤ連動。

ブルートレイン
神奈川県 田中利明様
当店取り扱いのダイヤ製フリクション駆動ブリキ玩具「ブルートレイン」を動力化した楽しいティンプレート列車。製品は機関車と客車2輌の3輌固定編成ですが、機関車の妻板が前面のみのため2編成を合成、客車4両の堂々たる編成に。機関車のヘッドライト、客車のテールライトとテールサインが点灯。特にテールサインは開口部
にビニールチューブを嵌めこみHゴムの感じを出しているところがにくい演出です。

東武7800型
埼玉県 星野 敏様
クリーム色の車体が映える東武の旧性能電車をペーパー車体で製作。車体は工作用方眼紙、屋根・床はアガチス材を使用。台車は当店製DT16。星野氏によれば「工作はNゲージのキット程度で、Oゲージのペーパー車体は初めて」とのこと。初めての自作をOゲージで挑戦してくださるとは嬉しい限りです。

国鉄ED19
東京都 上原幸吉様
金属工作のベテラン上原氏製作の三線式スケール機。ED19の小兵ながら力強い古武士的な魅力が再現されています。車体はt0.4真鍮板より、床板はベーク板、車輪・モーターなどは旧製品パーツを利用。ライトは旋盤で挽き出したケースに白色LEDを取りつけたスマートなもの。
上原氏のサイトはこちら

クモハユ74−003・004
埼玉県 星野 敏様
星野氏の三線式ぺーパー電車第2作。63系から改造された、房総行き新聞電車として活躍した変り種を模型化。実物は003までで004はフィクションだとか。車輪は歌川φ19、台車は当店DT16を改造。Hゴム窓は窓の形に切り出した透明プラ板に白で縁取りしたものを表面より貼りつけて表現。星野氏独特の枯淡?な作風にますます磨きがかかってきた感じです。

B6
神奈川県 成沢 融様
にぶく輝く真鍮生地に、並ぶリベットも美しい明治の万能機関車B6のモデルです。バルブギヤ、連結器など成沢氏が好みでアレンジされた準自由型ですが、それと言われなければ気づかないほどで、どこから見てもまさしくB6です。焚口のチェーン、ボイラーの配管留めなどはアクセサリー用パーツを転用、素材の真鍮板は端材を利用したので、高級感のある外観にもかかわらず、材料費は1000円もかかっていないとのことです。

クモニ13型荷物電車
埼玉県 R1様
クルマからHOまで、あらゆる工作を楽しまれているR1氏の三線式紙製車体第1作。当初は直巻モーターを搭載していましたが、貴重な直巻モーターの保存と、思い切り走らせられるメンテナンスフリーの車輌とするためにDCモーターに換装。正確な工作の美しい車体は、快調な走行ぶりとあい増し、各運転会では注目の的だとか。
詳細はR1氏のサイト(こちら)に掲載。

B型凸電
東京都 畑 須美男様
旧製品愛好家でもある畑氏の近作。側板・妻板は特注プレスによる抜きと絞り出しで、いかにも製品然とした、しかも愛らしい雰囲気に仕上っています。特にボンネット上の点検蓋のかたちなど、プレス製品ファンの方なら垂涎もののラインなのではないでしょうか。ライト・パンタグラフは旧製品パーツ、下周りはジャンクとして入手されたつぼみ堂のB凸の台枠・動力部を利用しています。(写真をクリックすると大きい写真がご覧になれます)

近鉄モ200・省電モハ33タイプ
広島県 山村 明様
模型趣味再開第一作として製作された、戦前型電車2題。上は近鉄モ200で、台車枠は1ミリ真鍮板より、車体は帆船模型用の外板を利用して、それぞれ自作されたという労作です。下は17メートル級省電、モハ33タイプで、車体は真鍮板より自作され、扉はタキカワモケイのエッチング板を、台車は当店のDT21を利用しています。いずれも動力は、カツミ製つりかけユニットを装備。今後も電車中心に増備してゆきたいとのことです。

カツミEB55タイプB電関
兵庫県 川畑勝美様
初めての金属工作に挑戦された川畑氏、店主執筆の「大人の工作読本」2号掲載の記事を参考に、EB55タイプB電関を完成されました。記事そのままではなく、交直両電源対応スイッチ、LEDの室内灯、尾灯を取り付け、コレクターもダブルにされるなど、オリジナル装備を追加されています。走行は極めて快調とのことです。

台湾風客車
神奈川県 堀江一郎様
南国の香り漂う、台湾鉄路局風のスマートな自由型客車です。台車は当店製復刻DT13を使用、濃紺の車体に台鉄のマークがよく映えています。堀江氏は現在この牽引機となる、米国型DLを台鉄風に改造中とのことです。

電池式凸電
千葉県 山本茂三様
「子供の科学」1961年1月号の折込1月号青写真から製作しました。設計者は海保洋司氏。
電池式の凸電です。車体は厚めのペーパと桧角材で作ってあります。 元設計と大きく異なるところは
 @ メインフレーム  朴 板  → 建材用アルミチャンネル
 A シャフト類   竹ひご → 鋼、真鍮
 B 駆動速度段  一速 → 二速
駆動はプーリと輪ゴムを使い、モータ→アイドラシャフト→車輪の順で2段減速しています。モータ〜アイドラシャフト間で2セットのプーリを使い2速としています。
 はぐるまやさんでの購入部品は零番用逆転スイッチ。そして何と言っても店主氏から歌川模型に在庫のあることを紹介してもらった「木製車輪」。この入手が本機製作着手のきっかけとなりました。
 電池式ですので、集電の心配もなく、いつも至って快調です。ライブの線に入線することもあります。
(本項山本氏ご自身の原稿による)

バーニィ改造トロリー
杉山 壽雄様
アメリカントロリー好き暦35年、すっとHOでやってきましたが歳のせい(=老眼のせい?)で一昨年よりOゲージにほぼ転向。手始めにはぐるまやサンで購入したのがBowser製バーニイでした。
しばらくはオリジナルの姿&架線集電で走っていましたが元来単車をあまり好まないので、2両つないでセンタードアーのボギー車にしました。 アメリカには良く見られるタイプで、市内線用や、インタアーバンでも各停用に使われていたものです。
かなり大型車になったので幅を広げ、両端でお面にあわせ絞ってあります。 屋根もオリジナルを切り継ぎ+幅と厚みを増して使っています。
動力は35mmのパワートラックを車軸のみ変えて改軌、台車はアメリカ製パーツのジャンクをプラコピーして使用。 大きな窓から見える室内にはシート、室内灯つき。もちろん架線集電も可能です。
出来上がり気に入ったので更に作り、アメリカのサバーバン風に連結で走らせる予定です。 そのためにカプラーは連結可能な密連にしたのですが実現は何時の事やらです。
(いまや元が生産中止なので、どなたか不要のボディお持ちならお譲りください)


銚子デキ3と貨車
中川 透様
Oゲージでの自作は初挑戦という中川氏、第一号機は銚子電鉄のデキ3を全真鍮製で製作されました。
軸承は当店のシュウ式軸承を利用され、カンモーターからウォーム一段で駆動、電気方式は直流二線式。HOでの長年にわたる工作経験が生かされて、ビューゲルから下周りまで、適度に簡略化された好ましいまとまりを見せています。
後ろに従える有蓋緩急車は、車体・下周りともプラ板で自作されたもので、電池式の室内灯と尾灯を備えているとのこと。スーパーストリートの急曲線と、併用軌道がよく似合う編成ですね。
【25年5月18日掲載】


Lo-V地下鉄改造電車
山田裕紀様
MTHの製品・Lo-V地下鉄4輌セットのうち、付随車2輌を改造、魅力的な戦前風の郊外電車が完成しました。細身でスマートなパンタグラフが目を引きますが、こちらは機芸出版社「電車工作集」の記事を参考に、真鍮で全自作されたという三菱S514型で、リベットの目立つ車体によく似合っています。
動力もつりかけ機構を自作、1台車各1モーターを備え、軸受にマイクロベアリングを組み込み抵抗を減じた結果、2個モーターでも走行はきわめて快調とのことです。
なお、現在は直流での運転となっていますが、近々整流・逆転回路を組み込み、他の車輌同様に交流式とされる予定とのことです。
【25年6月1日掲載】



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