▼単行本に The spirit of wonder 0 として収録された投稿作品(コミックオープン'86年後期入選作品)。難波家の名前の由来は、当然ながら難波弘之(SENCE OF WONDER)。塚原洋一さんがコミックオープンに入選して「こちらツカハラ探偵事務所」でデビューした関係もあって、最初から投稿先をコミックオープンに絞っていたようだ。これは余談だが「こちらツカハラ探偵事務所」には謙二氏が描いたと思われるコマ(背景など)が存在する。
▼「破壊王の逆襲」は「Captain Smith〜」のタイトル通り、キャプテン・フューチャー・シリーズへのオマージュ的作品。なお、タイトルが「Captain Smith Stories 1 破壊王の逆襲 Tale1 Black sun of danger (危機を呼ぶ暗黒星)」となっており、あたかも定期連載するかのようなタイトルが付いている。が、これはジョークであり、最初から続編は考慮されていない読みきり物である。原稿を落として打ち切られたわけではない(笑)。