こんにちは。華です。昨日で22歳になりました。 でもディズニーランドは中人(12〜17歳)で入ります。 お酒もよく飲みます。 このあいだは記憶がふっとびました。エヘ。 ところで、ニューヨークに飛ばされていた編集長(イギリス紳士)が今度はフランスに飛ばされることになったようです。 今日はフランス行きの準備をするとかで久々にオフィスにいるみたいです。 ***** 華: 「編集長、ニュースです!」 編集室のドアを開けると、そこでは編集長が、 裸で腰ミノだけをつけてハワイアンを一生懸命踊っていた。 編集長: 「やあ、華ちゃん。今度ダンス教室に通わなくちゃいけなくなったんだけど、これって案外難しいね」 この人は何か大きな勘違いをしていた。 大きなため息をひとつついてから、 華: 「編集長が行くのはフラダンス教室じゃありません。フランスです」 編集長: 「え?違うの?」 フランスとフラダンス。 華: 「字数が違います」 以前、猿の脳みそを移植したという人間の話を聞いたことがある。 編集長のことだろうか。 華: 「フランスのパリに行くんじゃないんですか?」 編集長: 「え?シャ乱Qをヤりに行くの? どっかからのコロシの依頼?まさかモー娘。から?!」 だからどこをどう聞き間違えてるんだ? 華: 「・・・。フランスのパリだっつってんだろ」 編集長: 「え?トランクスがパリパリ?・・・あ、いや、何でもないよ華ちゃん、フランスのパリね、おっけおっけ」 持っていたボールペンを私が片手でにぎり折ったのを見ると編集長は静かになったのだった。 編集長: 「そしたら名前も変えなくちゃならないなあ。これまでアメリカにいたことも含めて、“イギリス・アメリカ・フランス紳士”っていうのはどうだ?」 華: 「どこの国の人だか全然わかりません」 編集長: 「じゃあ、『イギリス“フランス風アメリカ仕立て”紳士』は?」 華: 「何の料理だよ!ってか長い!!もういい!」 編集長: 「・・・。そうそう、そういえば華ちゃんは昨日が誕生日だったんだってね。誕生日おめでとう。はい、これは僕からのささやかなお祝いだよ」 華: 「わあ、編集長ありがとうございます。何だろう、開けてもいいですか?(ビリビリ、ビリビリ)・・・。わあ、かわいいモビルスーツ・アッガイ、・・・ってあたしは赤鼻じゃないんだ」 注)赤鼻: モビルスーツ・アッガイのパイロット。シャア・アズナブルとともにジャブローに突入し、ジム工場を破壊しようとした。 編集長: 「こんなのも用意したぞ」 華: 「わあ、編集長ありがとうございます。何だろう、開けてもいいですか?(ビリビリ、ビリビリ)・・・。わぁ、かわいい本ですね、タイトルは『アルコール中毒からの脱却〜これであなたも人間に戻れる』、って、今のあたしは人間以外の何かなのか?」 編集長: 「あと、こんなのもある」 華: 「なんですか、これ? 輸血用のパック・・・?」 編集長: 「通常、急性アルコール中毒になった患者にはぶどう糖液を点滴するんだが、キミの場合はぶどう酒を点滴したほうがいいんじゃないかと思ってね、詰めておいた」 華: 「・・・。」 2004年は天災に見舞われた年だった。 しょせん人の文明というのは未知なる自然の力には抗いがたいものなのだ。 だからこそ人は助け合い、種としての繁栄を継続させていかなくてはならない。 人が天災から逃れられないとしても、できるかぎりの対応はすべきなのだろう。 そこで最も大切なのは、人が助け合う、ということなのだ。 助け合いの架け橋となるのは、人智であり、博愛なのかもしれない。 ひとつ言えるのは、編集長はサルの脳を移植して、しかも失敗している、ということだ。 華: 「えっと。ニュースです」
編集長: 「ねえ、だんごうって何?おいしいの?みたらし?兄弟?」 華: 「だんごとは関係ありません」 編集長: 「ああ、あのスペインの・・・」 華: 「それはタンゴです。談合です。だ・ん・ご・う」 編集長: 「だ・ん・き・ち?車だん吉?」 華: 「・・・。編集長がもし市長とか県知事で、市とか県の予算で図書館とか学校とかの建物を作りたいと思いますよね。でもどこの業者に頼んだらいいか分からないですよね。その場合どうします?」 編集長: 「う〜ん。くじびき?」 華: 「違います。『おれんとこはこれくらいの見積もりで完成させるぜ』っていう数字を提出させるんです」 編集長: 「なるほど。そしたら一番安い金額で工事してくれるところに決めるわな」 華: 「でも、業者の方にしたら、そんな競争をするよりも、その地域の業者で話あって決めちゃうほうがいいんです。わざわざ一番安い金額で勝負しなくても、順番においしい思いしておけばいいじゃないですか」 編集長: 「そうだよね、確かに合コンなんかではあらかじめ誰が誰を狙いに行くとかってトイレで決めるよね」 華: 「違います、あ、けど似てるかも」 編集長: 「そういえば最近合コンって行ってないなあ」 華: 「あたしこのあいだ行きましたよ」 編集長: 「で、何かいいことはあったのかね?」 華: 「相手を酔いつぶしましたよ、はっはっは」 編集長: 「合コンとしては間違ってるよね・・・」 華: 「うるさい、だって、相手が・・・」 ・・・フェードアウト |