株式会社アミーゴ京都支社の登場人物





(2001年10月現在)


【イギリス紳士】

言わずと知れた『英国居酒屋』の店主であり株式会社アミーゴ京都支社の元支社長でもある。

本編の主人公であり、冷静なツッコミキャラでもある。

しかしそれは社長呉エイジとの対話の中だけの話に限ったことであり、部下と接するときには如何なくそのバカっぷりを発揮する。

特に第十四話においては天性のバカっぷりを発揮し、新入社員のQ氏を退社に追い込んでいる。

普段仕事をしているようでしていない。

会社では部下に仕事をさせておいてよくガンダムのアニメを見たりしている。

昼食は決まってカキフライ定食。

たまに失踪する。

本人はいたって普通に詩人を気取って、『夢を探し』たり『愛を探し』たり、街を『ときめきロマンス120%』と表現したりしているが、周りを困惑の渦に巻き込んでいるだけ。

京都支社がリストラの波に押しつぶされて撤退になってから何で食ってるのかは不明。

設定では今後『芸能界初の歌わないアイドル歌手』としてデビューすることになっているが現時点でその展開の気配はない。

第十八話で新会社設立を目論むも、現在はどうなっているのだろうか。

本編に登場しない名言:
「男は黙って、高島屋」





【呉エイジ社長】

HP界のカリスマクリエイターであり株式会社アミーゴの社長。

社長ではあるが、いったいどのような仕事をしているのか一切不明である。

よくイギリス紳士に電話をかけ、ダジャレやモノマネを披露しているがイギリス紳士の冷酷なツッコミの材料となっている。

特に電話でのボケっぷりは他を圧倒して寄せ付けない。

第六話での聞き違い、勘違いはもはや普通ではない。

アミーゴの中心にしてカオスの中心といっても過言ではないだろう。

第一話から登場し、その頃はまだ普通の人であったが回を追うにつれだんだん人間離れしている。

最近ではもはや人間外の生命体ではないのか、と言われているほど。

黄門様のちょっと上に第3の眼があるらしいが、そこから何が見えるのか、何の役にたつ眼なのかは今後の展開に期待したい。

しかしそれでも弟子がついていくところをみるとやはり偉大な人物であるらしい。

設定では今後、株式会社アミーゴの面々が呉エイジ誕生の惑星に行き、そこにはびこる悪の宇宙人軍団を退治することになっているがそれは第百三十話以降の『惑星侵略編』になる予定だ。

ちなみに株式会社アミーゴ京都支社はさらに『旅立ち編』、『忘却編』、『哀愁編』、『新たなる旅立ち編』と続き、全2000話になるらしい。

きっとその頃には読者は誰も関心を持っていないに違いない。

本編に登場しない名言:
「え?タリバンって肩こりとるちっちゃい磁石じゃないの?」





【葵ちゃん】


第3話から登場し、イギリス紳士のよき部下、パートナーとなる。

登場するメンバーの中で唯一の普通の人。

あまりにも普通なため、その冷静なツッコミがキレイに決まるのが素敵だ。

イギリス紳士が部下と会話するときには冷酷なツッコミをイギリス紳士に与え、ついでにダメージも与えている。

あえて言えば、なにゆえこんな会社に入ったのかがわからない。

その時点でやはり普通の人とは違うのかもしれない。

第三話において『この会社、アホばっかりやん!』という極めて正しい判断をしているが、第十話では香港のマーライオンのキーホルダーを欲しがっている。

この点でやはり株式会社アミーゴに多少は汚染されていることがわかるだろう。

第十五話で『今後はコンゴ』というダジャレとともにコンゴで美白・UVケア製品の市場開拓を命令されたが、第十六話ではもうすでに帰国している。

あまりにも成績が優秀だったのか、はたまた作者のアルツハイマー病によるものかは定かではない。

本編に登場しない名言:

「支社長、それはロールパンです。ボールペンではありません。字は書けません」





【ダイスケ君】

第二話から登場。

登場時には同期のすいこみ君とキャラかぶりしていて影の薄い存在だった。

半ばでは黒い三連星にひとくくりにされてしまっている。

しかし、第十一話からその変態ぶりを発揮していく。

ワラビさんとの寿司屋での会話は強烈であった。

飲尿健康法の実践者であるというウワサもあるが定かではない。

第十二話においてはイギリス紳士をさしおいて主人公になるも、第十三話で惜しくもジンバブエに異動命令が下りてしまっている。

ジンバブエにジンバラルはいるのか、というイギリス紳士の質問やランバラルのサインをねだるすいこみ君を冷酷に却下しているところを見るともしかしたら一番のしっかり者は彼なのかもしれない。

復活の望まれるキャラであろう。

設定では彼は医学博士として帰国、飲尿学の権威として紹介されることになっているのだがそれはまだ先のお話。

本編に登場しない名言:
「ん、今日も健康だな」





【すいこみ君】

黒い三連星の一人としてひとくくりにされてしまったかわいそうなキャラ。

最初からほとんど最後まで登場するも、その隠された面白さは永遠に隠されたままになってしまっている。

永遠にベンチ入りの秘密兵器みたいなものか。

しかしその稀有な名前は第六話において呉社長の見事なボケを誘発している。

京都支社での仕事のほかに山ごもりをしたりドラえもんの着ぐるみで宗教活動をしたりしていたらしいのだが、むしろ隠された私生活はもっと派手でキャラ立ちするものだったのかもしれない。

第十五話では南極大陸にクーラー『涼しみ』の市場開拓という業務命令が下りて現在は南極。

買い手がペンギンしかいないのと、基本的に誰もクーラーなんて買わないので、地球の地軸がずれる数万年を待つか地球の温暖化を進めるかのどちらかしかない。

設定では地球の環境破壊を進める悪の軍団長として再登場し、京都支社と激しい戦闘の後、和解して再就職するということになっている。

本編に登場しない名言:
「だからそんなに肺活量ないですってば!!」





【その他の人々】

ワラビ氏:

元女子社員研修室室長兼ミルキー戦隊長官

第一話で肉入りのリュックを前に抱えて登場。

会社員のくせになぜか戦隊を抱えているというよく考えてみるとわからない職業の人。

実は他の惑星からきた王子であるというウワサも。

仕事の内容とか、リストラ後の現況などは不明。

しかしその乳に対するバカっぷりには驚かされるばかりである。

本編には登場しない名言:
「500円玉までのサイズならOK」

JD氏

元女子社員研修室勤務兼ミルキー戦隊隊員

第十一話に登場。

女子社員研修室がリストラされてからはフリーターを経て普通の会社に就職。

「脱・外道」を宣言し、現在はまっとうな恋愛道を進んでいるらしい。

かつては「ヒマそうなコには声をかけるのがマナーだ!!」と主張していたのだが、意中の人の登場で宗教替えをしたということだ。

本編に登場しない名言:
「それってオレよりも外道!!」


Q氏:

新入社員

京都支社に研修として配属されるも、そのバカっぷりに驚愕し、「しょうから商事」に転職を求めた普通の人。

日本人なのになぜイニシャルがQなのかがよくわからない。

設定では、ライバル企業「しょうから商事」のエリート社員として再登場し、斜陽の京都支社と激しいビジネスバトルを繰り広げることになっている。

本編には登場しない名言:
「あだ名が物干し竿マニアってワケわかりません!しかも言いにくいし






英国居酒屋
Night Business Group