Sweet Heart
スウィートハート
業務日誌より〜

某月某日:
今日はウチに呉エイジさんが来た。目がおおきい人で、ちょっと「ぐれい」のボーカルの人に似てるかな?とおもったけどやっぱり違いました。全然別人ですね。

某月某日:
Mickさんのお昼はヤクルトラーメンでした。夕方過ぎ、またヤクルトラーメンを食べていました。ちょっと昨日の日誌を見てみました。するとそこにも「今日のお昼にMickさんがヤクルトラーメンをたべていました」と書かれていました。その一日まえの日誌にも同じことがかかれていました。怖くなったのでその前の日誌は読むのをやめました。マル


Deai Corporation
マスコットガール・ヒメ

おお、これはこれはヒメさま。ようこそ当店へおいでいただいてありがとうございます。

そしたら今日は、ヒメさまの好物、アイスクリームに由来するカクテルを一つご紹介致しましょう。バニラテイストの甘いカクテルです。

ちなみにこのカクテルのベースになってるバイオレットリキュール、別名をParfait amourというんです。訳すと「完全な愛」。おお!ヒメにぴったり(笑)。こういう名前をつけられると、一体なにがこのリキュールのもとになってるのか気になりますよねー。

実はこのリキュール、もとは「スウィートバイオレット」、日本名でニオイスミレの花からとってるんです。色と香りはスミレのものなんですね。

ですからこのカクテルは、スミレの色と香りにアーモンドとバニラを合わせたカクテル、ということになります。なかなかデザートチックなカクテルだと思いますよ。

ところで一つ質問なんですが、以前にいただいたメールはもちろんヒメさん本人のものですよね?

もしあれがMickさんの代筆だったら、僕はショックで2週間は店休みます。
バイオレットリキュール 20ml
アマレット       15ml
バニラ・シロップ モナン15ml
生クリーム       15ml
レッド・キュラソー   5ml
バイオレットリキュール、アマレット、シロップ、生クリーム 10mlをシェークする 生クリームとシナモンパウダーでグラスのふちを飾り、そのグラスに注ぐ 生クリーム5mlとレッド・キュラソーもシェークしてフロートさせる。

お好みでレモン、マラスキーノ・チェリー、ミントの葉を添えます
【うんちく♪】

96年の国際カクテル・コンペティションのアフターディナー部門で優勝した、高貝年擴氏の作品。すこし強い甘さにシナモンの香りと、ほろ苦さがよくマッチしたカクテル。

レッド・キュラソーは、ブルー・キュラソー、ホワイト・キュラソーと兄弟のようなもの。色だけは違うけど、どれもビターオレンジ+スウィートオレンジの抽出液とスピリッツをあわせて作るオレンジ系の甘いリキュール。

だから、もしレッドキュラソーのかわりにブルーキュラソーを使えば、同じテイストで違う色合わせが楽しめます。