高橋師匠の『ココでひとこと』



 
任天堂が卍記号のポケモンカードを製造中止 (朝日新聞ホームページより)

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 がん具大手の任天堂(京都市)は、卍(まんじ)記号が印刷された日本語版ポケモンカードのひとつを製造中止にした。

ポケモンカードは米国やカナダで大流行中だが、まんじマークがナチスドイツのシンボルだったカギ十字(ハーケンクロイツ)を思わせるという苦情が、米国内のユダヤ系団体などから現地子会社の任天堂アメリカ(米ワシントン州)に相次いでいた。

問題となったのは、日本国内向けに製造販売されている日本語版カードの一部。

キャラクターの背景などに卍が小さく印刷されている。

任天堂アメリカが扱っている英語版にはないが、小中学生を中心にカード集めが過熱する米国やカナダでは、日本語版は希少価値があるためひっぱりだこ。

正規ルート以外で輸入され、ファンの人気を集めていた。

まんじとカギ十字はカギの向きが逆だが、米国ではまんじもカギ十字の変形としてしばしば同一視される。

ナチスが党章として使うはるか以前から仏教圏で使われていたことや、日本の地図では寺院を表すことなどは、ほとんど知られていない。

任天堂にカードの製造を委託している販売元のメディアファクトリーは「卍はお寺や忍者のイメージで使った。

米国でこれほど人気になり、日本のカードまで流通するとは想定していなかった」と言い、卍部分を削ることを検討中。

任天堂アメリカも「一種の文化的な誤解ではあるが、これ以上の摩擦を避けるためには製造をやめるしかないと判断し、親会社である任天堂に申し入れた」と説明する。(22:17)

アメリカで論争を呼んでいるポケモンカード。「卍」マークがナチスの十字ににていると指摘された。




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