ようこそ さつき盆栽の ホームページへ

皐月盆栽** さつき盆栽への誘い **皐月盆栽

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”NEW”2015年7月、続いて10月、2回目の新木の挑戦 を更新しました。


<著作権の侵害者に告ぐ>

直ちに止めない場合はしかるべき手続きをします。
.................,,,,,,,,,,,,,2017年9月


品種 : 華  宝 (樹高72センチ) (2006年6月12日撮影) 

安らぎと癒しの自然の世界

さつき(皐月盆栽)は生活に潤いと安らぎをもたらす自然の世界です。 さつきを愛でる者は、さつきと対面すると すぐ 自然の世界に引き込まれ全ての煩わしさや ストレスから開放されます。朝の溌剌とした さつき との対面はリフレッシュして精気を甦らせ やる気を鼓舞されます。

またその育成は樹形創造の意欲を掻き立て将来の夢を はぐくみます。 この素晴らしい さつきを一人でも多くの人が楽しまれることを願って このホームページを開きました。
従ってこのページは私のさつきを誇示するものでなく、こんな粗末な さつきの育成でも十分楽しめることを知っていただくことを目的としています。


*盆栽は成長する現代美術*  ここをクリックして下さい



お願い:
私はさつきの全くの素人で自己流で 楽しんでいますので、間違っているところが多いと思います。間違いのご指摘やアドバイスなど 頂ければ幸いです。

お断り
このホームページは私の経験を記したものでありますので、記載内容には 一切の責任を負いません。

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** トピックス **
不定期にさつき棚の様子を掲載します

↑ H o m e へ

今年は早や3月もお彼岸を迎え、時の経つ早さには驚くばかりです。昨年までは「今月のさつき棚」で毎月さつき棚の様子を記載することにしていましたが、続けることはなかなか難しく昨年末でギブアップしてしまいました。従って今年からは月に こだわらず気ままにさつき棚の様子を掲載して参りますので、今後ともご覧頂ければ幸いです。
尚、私の「月別管理方法」は「今月のさつき棚」に記載したものを逐次整理して「栽培方法」のページに掲載します。07年3月記


08年6月7日 花腐れ病対策

折角咲いた花が腐って無残な姿に垂れ下がってしまったと言うメールがこのところ多くなっています。今年は入梅が例年より早く、雨に濡れて花腐れ病が発生し易くなった為と思われます。
さつきは雨に弱いので雨に掛からないようにすることが必要です。私の場合は毎年開花が近づくと、さつき棚に屋根を被せるようにしています。又開花前の1ヶ月以上前から殺菌剤を数回散布して予防するようにしています。
もし花腐病が発生したら丁寧に摘み取って、花びらは放置せず地中に埋めるかゴミと一緒に処分する必要があります。また直ちにベンレートやトップジンM等の水和剤を定期的に散布して防除する必要があります。尚、これらの殺菌剤はホームセンターや農協などで販売されています。


08年5月28日 華麗な花に魅了されて

当地は早生品種満開のこの時期ですが、各地でさつきフェスティバルが開催されています。その華麗な花に魅了される人々は少なくないと思います。さつきを趣味とする方々は先ずこの華麗な花に魅了されることから始まるのが一般的であると思います。

さつきを買う時は
先ず、気に入った花の さつき を求めるのは当然のことですが、その際花柄を選ぶと同時に成長の早い品種を選ぶことも重要です。成長の早い木を選ぶと、このホームページの表紙に記載するように、逞しい成長力を楽しむことができて花だけでなく盆栽としての さつき に関心を持てるようになり、花期ばかりでなく年間を通じて楽しめるようになります。

このことは毎年この時期に初めてご覧いただく皆さんに訴え続けていますので、ここをクリックして昨年の4月6日と5月2日の記事をご覧下さい。

08年4月18日 来月の開花に備える

このところ雨が多く新芽の成長を促し当地でも早生の品種はすっかり新芽に覆われました。新芽の成長が一段落すると蕾が急成長して、来月には開花の運びとなります。従って綺麗な花を咲かせる為に蕾の密集し過ぎたところの摘蕾を急ぐ必要があります。
また、今月は花腐れを予防する為殺菌剤を散布することも大事な作業となります。(月別管理方法ご参照ください)

余談ですが私のところには枝が間延びし過ぎて、枝の作り直しの必要な木があって、未だ その作業をする暇がありません。遅ればせながら5月初旬に全ての葉を除去して枝を切り詰め、植替えを実行しようと思っています。 梅雨が明ける前に新芽が出揃うことが必要ですから、本来は3月初めに やるべきことです。

08年3月20日 枝枯れは根腐れだった

先日18日に日光の枝が2本枯れていることに気付き、去年植替えをするはずであった鉢なので急いで植替えをした。 やっぱり根腐れで太幹の真下の根が腐って穿ったら根は、ぼろぼろで幹の真下の底肌まで大きな深い穴 (9センチ) になってしまった。
従って蕾は沢山付いていたが、蕾も葉も全て除去して根を徹底して洗い植え直した。事前の写真を撮り損ねましたが左端の写真で白矢印で示した傷跡が2本の枯れた枝の切断跡です。

右端の画像をクリックすると花期の姿を表示します↑。


08年3月6日 今年初の植替え

草木が本格的に芽吹く弥生を迎えました。今年は冬篭りの虫達が這い出る二十四節気 の 啓蟄も例年より1日早く3月5日です。いよいよ さつきファンにとって わくわくする季節になりました。
私も今年初めての作業で 「新木の挑戦」 に記載する大盃を植え替えました。 この木は ようやく最後の仕上げ段階に入りますが、まだ問題の根が不十分なため育成鉢でもう少し育てます。 問題の根は根元から生えてきた枝を根にする試みをしていたものですが、それが根になりつつあること確認できました。



鉢上げした時は写真の白線で囲った部分に根がありませんでした。
↑上の画像をクリックすると「新木の挑戦」の根作りへジャンプしますのでご覧ください。

08年2月18日 季節の移ろい

さつきは初夏に咲く花ですが この厳寒にも めげず春の準備をして既に新芽を吹き出しました。その様子を さつき棚の小さな鉢からご紹介します。
←この画像をクリックすると大きくなります。

08年2月8日 最も寒い時期

1年で最も寒い時期です。今年は雪も良く降りますので、この時期は土を凍らせない為に過剰な水が鉢土に残らないように注意が必要です。鉢土を凍らせると なかなか融けず根を痛めます。
一方で今月末ごろには早咲き品種は芽吹きの準備に入りますので この頃は特に乾燥しすぎないように注意が必要です。
また、この時期は蕾が良く見えますので混みすぎている余分な蕾を摘んで花が密集し過ぎないようにしています。この摘蕾は1度では間引ききれないので何回か行うようになります。

* 08年1月 * 新年明けましておめでとうございます。

昨年は大勢の方々からご支援頂き誠に有難うございました。今年も宜しくお願い申し上げます。
いろいろ事情がありましてこの1年間はこのH.P.も殆ど更新しないまま過ぎてしまいました。しかしながら大勢の皆さんから毎日アクセス頂き恐縮しながら、お陰様で大変な励ましを頂きました。。
昨年は又花後の植え替えさえも1鉢も出来ませんでした。 今年は芽だし前に植替えをして、根詰まりの苦しみから早く開放してやりたいと思っています。不十分ながらその様子などを掲載して参りたい所存でございますので今年も宜しくアクセス頂き、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。


07年12月29日 今年もいよいよ残すところ2日になりました。

今年はいろいろ個人的な事情がありましたが、このホームページの更新を怠け皆様のご期待に背き誠に申し訳ありませんでした。しかしながら相変わらず沢山の方々からアクセスして頂きまして大変有り難うございました。
今年は私が さつき を初めて以来初めてですが1鉢も植替え出来ませんでした。従ってさつきにも苦しい思いをさせています。植替え必要なものは来春芽吹く前の2月末ごろに何とか植替えしたいと考えています。
来年は、アクセスして頂く皆さんのご期待に添えますよう努力する所存でございますので宜しくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

XXXXXX 迷惑メール防止上のお願い

ホームページにメールアドレスを掲載していますと、アドレスを集めて売却する商売があるようで、暫らくアドレスを固定すると或る日から突然沢山の迷惑メールが入るようになります。従ってその都度メールアドレスを変更しなければなりません。
メールを送ってくださる さつき愛好者の皆様がそれまでのアドレスでメールを送れなくなった場合は誠に恐縮ですがホームページの 「MAIL(お待ちしています)」 から送信して頂きますようお願い致します。

07年8月23日 害虫対策の重要な時期

連日の猛暑ですが、当地は8月になって 初めて今朝方 お湿り程度の雨が降りました。
この暑さで害虫の発生も旺盛です。 この時期は蕾形成の大事な時期ですから蕾ができる葉芽の中心部が蝕害されると蕾が付きません。害虫防除は怠れません。葉芽の中心部が萎れたり茶色になっていないか注意が必要です。
私は7月末ごろ殺虫剤散布を怠り写真のように蝕害を受けました。
尚、早い鉢では既に小さな蕾が沢山付いているのが確認されます。

害虫被害を受けた初期の様子はここをクリックしてご覧下さい。



07年7月25日 花後の植替え できなかった鉢

今年は事情があって花後の植替えができた鉢は数鉢だけで殆どは、できませんでした。従って根詰まり気味の鉢を多く残して夏を越さなければなりません。水の通りが悪く水切れを起こしがちにすると根を疲れさせ、秋の長雨では根腐れを起こし易くなります。
従って土に竹箸などで孔を沢山あけて水通しを良くする応急対策をするつもりです。(鉢土の表面だけを掻きとって新しい土を入れてやる対策も効果あるようですが猛暑を前に根を出来るだけ傷つけないようにしたい)
又開花時の撮影も時間がなく、納得できる写真が撮れず未だ「私のさつき」の更新ができていません。

07年6月18日 紛失していた失敗暁天の根洗い写真見つかる
「幹作りから育成」のその2で掲載しております暁天の冬に向かって(10月20日)の根洗いの状況写真が、この程見つかりましたので掲載します。
左は根洗いした暁天の根の状況で幹の真下の周辺は殆ど腐っていたので、この部分の根は全て取り除いた。
右は15号育成鉢にビニールを敷いてメネデール希釈液に漬けている状況です。
全体の姿は枝の腕の部分が目立ち異常に見えます。一度は枝全面に芽を出して沢山の葉が付いていましたが落ちてしまって疎らな状態です。
全体の経過はここをクリックして下さい。


07年6月13日 植え替え
花後は樹形を好みの形にして行く剪定や針金を掛けなど楽しい作業があります。また一方では根詰まりを防止する為の3年に1度の植替え作業が必要で楽しくも大変な作業の一つです。(若木は成長が旺盛な為もっと早い植替えも必要な場合があります)

植替えについては栽培方法に記載していますが、ここでは植替の一例をご紹介します。
特別変わったことはないと思いますが、根を出来るだけ傷めない様(勿論毛髪のような細根は取れてしまいます)根を良く捌くことが大切です。
根の底から捌く写真は載せてありませんが同じ要領で行います。幹の下に何年も経って黒くなった古い土を残すことは根腐れの原因になるようです。
根捌き1
根捌き2
根捌き3
根捌き完了


07年6月10日 樹形の維持
長年樹形を同じように維持することは難しく持ち崩しがちです。こんな時は思い切った改作が必要になります。
ここに紹介する例は改作と言うほどではありませんが間延びした枝棚を作り直しました。
未だ完成には至っておりませんがその経過を掲載します。
間延びした枝棚の作り直しの例
春に木が動き出す直前の2月末に枝を切り詰めました。
'04/2月改作前
枝切詰め後
’05/5月 1年後
'06/3月 2年後
左の枝締め
'07/4月初め
'07年6月 3年後の花期
改作前の@の姿と比較して枝棚がスッキリして
樹形が整いました。
しかしまだ、枝棚も頭部も未完成で、特に頭部は
これから肥培して枝葉を増やして形成する必要
があります。


品 種 : 一生の春 
樹 高 : 75センチ

07年5月31日 失敗した暁天の回復状況
目次の 「幹作りから育成」の中で *その2:暁天* に記載する枯死から免れた暁天は写真の様に、失った左1の枝が生え変わりましたので太くなるよう育成中です。

'03年9月初めに盆栽樹形の最後の仕上げで化粧鉢に植えたところ秋の長雨で根腐れを起こし枯れ始めました。冬に向かっての根腐れ対策に四苦八苦して何とか枯死から守りました。
しかし大事な左1の枝を枯らしてしまたのでこの枝は幹から少し残して切断して様子を見ていたところ幸いその付根から新芽が生えましたので それを大切に肥培中です。
この枝が育てば最初のイメージ通りに仕上がります。 この経過は ここをクリックしてご覧下さい。


07年5月18日 当地は遅くれて開花
この時期はさつき愛好者にとって、もっとも楽しい時期です。開花の早い地方では既に満開とのお便りを頂いていますが、当地の開花は去年より遅くなっています。桜の開花は早かったが、その後の低温が影響しているものと思われます。
「今月のさつき棚」を見ると去年は5月11日に明朝の開花した写真を掲載してありますが、今年は、ようやく同じ様な状態になり、愛の月や寿光なども華やかに咲き始めたところです。その他好月などの早生の品種の蕾は一斉に膨らみを増して色づいてはいるが散発的に咲いている程度のものが多い状況です。
さつきの花は雨に弱いのでさつき棚の上に屋根を載せて雨に備えましたが、このところ強い雨が頻繁にあり天候は不順です。
(尚、この時期の管理については 「栽培方法」の中で月別管理方法 に掲載してありますので参考になれば幸いです)
'華麗なさつき


07年5月2日 苗木の選定について
この時期は初めて苗木を買うお方が多いと思いますのでご参考になれば幸いです。 先に(4月6日)苗木を選ぶときは先ず気に入った花柄を選び次に成長の早いものが良いと書きましたので、この他のことを少し補足します。
先ず花もの仕立てにするか盆栽仕立てにするかにより木の特性を考慮して選びます。 大きな花もの仕立てにする場合は大輪か巨大輪など花も葉も大きく枝打ちも 少し粗くても問題ないと思います。概して葉の大きいものは成長は早いよう です。
しかし中型盆栽仕立てにする場合は成長の速さと併せ枝打ちの良いものを選びます。花も葉も中輪、中葉が良く、更に小さく仕上る場合は花も葉も小さめが良く大きいのは避けた方が樹形を形成し易いと思います。但し特に小さい葉のものは成長が遅いようです。 これらは全て気軽に業者に尋ね確認して購入されることをお勧めします。

07年4月25日 さつきで生活に ”潤いと安らぎ” を
私の感じる さつきの魅力 は左の目次をクリックしてご覧頂きたいですが、さつきはお金をかけないで長く楽しめるところが素晴らしい特長であると思います。例えば3〜5年生苗木などはそれ程 高価なものでありません。また先月6日、下に掲載したように刺し芽しても育てられます。これらの苗木は これから先何十年でも楽しむことができます。

さつきと言えば先ず華やかな花を思い出します。1本の木で多彩な花を咲かせる不思議な木です。しかし花の素晴らしさに魅せられるだけでなく、木そのものに興味を持つことこそが、 さつきの本当の楽しみを知ることになり、生涯にわたり四季を通じ楽しむことが可能になります。

さつき盆栽は ある程度樹形が纏まると年々その樹格が向上し盆栽としての価値を増して行きます。従って若いうちから始めるほど素晴らしい成果を得ることができます。勿論定年退職されてから始めても十二分に楽しめます。 盆栽は年寄りだけの趣味ではありません。若い人達にも人気が出ています。今やBONSAIは世界に通じる言葉でもあります。

さつきは逞しい生命力と、松柏類とは比較にならない早 い成長性がるので愛でる人の意図に適う樹形を早く達成します。又、その生命力は枝葉は勿論、時期が良ければ幹や根の大部分まで切断しても或いは針金で縛りつけても、そのダメージを克服し、やがては朝に溌剌とした新芽を出してどんどん成長します。

この成長力と生命力に勇気付けられ樹形の夢を追って盆栽を創造して行くことは、誠に楽しいものです。

人は本当に好きなことに対面すると直ぐ全てを忘れ,それに引き込まれます。
逞しく成長する姿は誠に感動的で、朝夕自然の力強い生命力と対面すると一瞬にしてに自然の世界に引き込まれ、全ての煩わしさから開放され癒され、やる気を鼓舞されます。 またその表情は季節の移ろいと共に日々変化して、楽しませてくれますので 今日の変化の激しい多忙な時代に適合した趣味と言えます。

名品と呼ばれるような完成した盆栽に対して盆栽は成長する現代美術  クリックして下さいであり絵画と同様に人に勇気を与え、やる気を鼓舞する力を持つと明言されるお方もいらっしゃいます。

この趣味は私が長年、癒しと安らぎを得て勇気付けられ、生活に潤い感じてきた経験から、一人でも多くの方々がこの楽しみを知り、殺伐とした世の中にあって心に少しでも潤いをもたれることを願って このホームページを開いております。


07年4月6日 さつきは成長の早い品種が楽しい
さつきに興味をお持ちになって、これから苗枝を買う場合は、先ずお好きな花柄を選びますが、更に成長の早さも是非考慮された方が良いと思います。
品種により成長の速さは大きく異なります。早く成長して太りの良い品種でないと樹形作りが進まず旺盛な成長力、生命力を楽しむことが出来ず飽きてしまいます。

下の写真をご覧下さい。左は'04年6月に購入した苗木ですが購入したときより少し大きくなっただけで殆ど変わりません。3年目と言うのに枝の成長も遅く手の付けようもありません。

一方右の写真は自分で刺し芽して育て、1年遅い'05年に箸のように細い苗木を鉢植えしたもので、成長力旺盛で太さは購入苗木と殆ど変わりないほど育ちました。
6月には大まかな枝決めも出来ないことあはありません。太さは鉛筆で比較してください。

(写真で購入苗木の葉色が悪いのは この時期は未だ新芽が出ないからです。6月になれば大きな春葉で数も増えて葉色は良くなります。一方自家製苗木の葉色は既に若々しいのは、この春になって  いち早く変化したもので、樹勢にも因りますが これも品種による差で早生と晩生の差です。)

これらのこれまでの経過は"苗木から始める”をご覧下さい

'04年購入苗木
'05年自作苗木(刺し芽から育成)
07年3月2日 仕上げ中の大盃を整枝しました
2005年6月花後の姿
右枝をカットして樹形を整えた*N E W*
*カンヌキ枝は美形を損なう*
左右同じ高さから出た枝はカンヌキ枝と呼ばれます。枝のバランスを崩し格好が悪いので今回思い切って右枝をカットし上の枝を少し下げました。将来は上下の枝が育って格好の良い樹形が出来上がることを期待しています。又、前枝もカットしました。このカットした右枝と前枝は、この木を庭から掘り上げたとき、木の中が洞になっていて焼ける(幹が部分的に枯れる)心配があるので残して来ましたが樹勢も旺盛で付近の木肌も確りして来ましたので芽吹きシーズン直前に整理しました。


この さつきの これまでの育成過程は”新木の挑戦”に掲載しておりますのでご参照ください。





















* * 月別管理方法 * *

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* 東京近郊の気象環境をベースとして

この管理は私の僅か数十本の限られた品種の育成管理の経験 だけをベースとして記載していますので、さつき育成の概略を ご理解いただき、実際に管理するに当たっては皐月の月刊誌など を読んでください。

ここ千葉県北西部では冬季は庭先の寒暖計はマイナス5度を記録 することがあり夏は38度に達することがあります。 私はまた ここに移る前に20年以上横浜市の北西部でさつきを育 成していましたが冬の気温はここより高く滅多に氷点下になりま せんでした。 従って私のさつき栽培は長年東京近郊で経験したことになります ので、ここに掲載する さつきの管理 は大まかに東京近郊を ベースとしていると云えます。



1 月の管理
この地方はマイナス5度になることはあっても長く続くことはない ので特別な防寒対策は一切行っていません。
 施 肥
さつきは休眠期にありますので、肥料など一切施しません。
灌 水
水遣りは乾燥しないように3〜5日に一度にしています。曇り日が 続くと5日ぐらい放置して、強い風の日が続いたりすると乾燥する ので早めに水遣りをしています。この時期は水切れを起こしても 直ぐには葉に現れないので注意が必要です。鉢の乾燥度合いを見 るには鉢底の穴を覗いて渇きぐあいを見たり持ち上げて鉢の重さ などで判断しています。
また冬季の水遣りは午前中の暖か くなったころ行い夜間に余分な水が凍結するのを防止しすること が大切です。
鉢の中で一旦凍結すると容易に解けなくなります。

積雪対策
東京近郊でも時には予想外の降雪があります。今年('06年1月21日) も予報に反し当家の庭先は20センチに及ぶ積雪がありました。昼間 の雪でしたので2回ほど除去しました。さつきに積もった10センチ 以下の雪では これまで枝を折られたような経験はありません。
降ったばかりの粉雪は揺すって落とせますが、べた雪は重いの で落とすのが難しく手で掬うように取り除こうとすると枝を折り易 く苦い経験があります。 この経験から雪を落とす時は出来るだけ鉢や幹を慎重に揺すって落と したりそっと鉢を逆さにして落とすことにしています。 もし夜のうちに積もった雪が凍結してしまったような時は絶対に手を 触れないようにして解けるのを待つことにしています。

写真の如く夜間積もって凍り付いてしまった雪は絶対に触らないよう にして解けるのを待つしかありません。

その他の手入れ
この時期は葉が少なく枝の状況が見やすいので温かい日には12月に続い て針金で強制したり、混みすぎた蕾を除去する摘蕾作業を時折りやって います。針金を掛ける場合はこの時期は枝が硬く折れやすいので細心の 注意が必要です。
尚、前年末には鉢の落葉やさつき棚及びその周辺 を綺麗にして病虫害の冬越し等が少ないようにしています。

2 月の管理
厳寒に耐えて春を待つ
年間で最も寒い時期です。しかし最後の休眠期で早咲きの品種は間も なく春の準備に入り月末には芽吹きの動きが見られ、着実に時を刻む 自然の摂理を見せつけられます。

灌 水
今月の管理は灌水が主 なものです。  3〜4日に一度を目安にしています。空っ風の強く吹くときや下 旬には温かい日があるので芽出しを前に水切れに注意します。尚、 2月になると雨や雪が降り易いので水遣り回数は減って楽になるこ ともあります。

改作の構想を練る楽しみ
この時期は私にとって、もっとも手の掛からないときで 来月は大きな改作が出来るので木を眺めて その構想を練る楽しみがあります。
尚、蕾は大きく目立つようになるの で取り残した摘蕾なども行っています。
又、2月には春一番の強い 風が吹くことがあるので棚から鉢が飛ばされないよう 注意も必要です。

3 月の管理
いよいよ芽吹きの弥生
これからは日ごとに温かくなるので休眠から 目覚めて芽吹きも本格的になります。

灌 水
2〜3日に1回から、本格的な芽吹きのころは1〜2日に1回遣るように しています。水遣りは乾きぎみになったら遣るを基本にして、余り水切 れを心配してやり過ぎて、常時濡れた状態で根腐れを起こさないように します。鉢の乾きは鉢の大きさ種類及びさつきの種類や根詰まりの状況 によって異なりますが、出来るだけ早めに植替えて根詰まりを起こさない ようにしておくと水遣りも楽になり、根腐れの予防にもなります。

施 肥
芽だしの肥料を少なめに施します。市販の固形肥料を袋に記載する量 より多くならないように遣ります。

病害虫対策
まだ殆ど発生はありませんが予防的に早めに定期的に行うようにする と効果的です。

改作の時期
この時期のさつきは年間で最も切り込みに強い時であり 大幅な樹形の改作や荒治療に耐えるので、さつきいじりを 大胆に楽しめる貴重なときです。即ちさつきは花だけでは なく正に盆栽として樹形を楽しむことができるのです。 且つまた成長力、生命力があるので早い育成が可能なため、 変化の激しい多忙な現代に適した趣味の盆栽として非常に 楽しいものです。

従って今月は 日頃の樹形に対する構想を実行する好機です。

4 月の管理
来月の開花に備える
気温が上がり新芽の成長や葉からの水分蒸発が活発になって、根はどんどん水を吸い上げるので 水不足により新芽や蕾の成長に支障を来たさないように水遣りが大切です。また病害虫対策など大事な時期です。

灌 水
私の場合は原則として1日に1回です。但し植替えた鉢は まだ根の吸収力が不十分ですから水をやりすぎると根腐れなど生じることもあるので注意して、葉水を掛けるようにしています。特に葉を全て落として改作したものは 土を常時湿った状態にしないよう注意が必要です。この場合は木に霧吹きをしたりします。
早咲き品種では今月末には蕾は膨らみ、先端がほころび始めるものが出ます。このような蕾には水を掛けないようにします。掛けると花に染みが出たり、花腐れ病を誘引しやすくなります。

施 肥
花を綺麗にして見る鉢には肥料はやりませんが肥培育成中のさつきは肥料を遣ります。

病害虫対策
今月は2回を目安に消毒し、開花まえに蕾や新芽が害虫にやられないようにします。また下旬頃には殺菌剤なども掛けて花腐れ病などの予防をします。さつきも栽培して間もない頃は このような病気の発生は 少ないものですが10数年続けると次第に発生し易くなるようです。

摘 蕾
花の密集を避け咲いたときの花の配置をよくして、綺麗な充実した花を咲かせる為に蕾を間引きます。既に間引いたつもりでもこの時期は蕾が大きくなって目立つようになり、間引き足りないことが分かります。又、新芽が出て枝に隠れるような場所の蕾など除くなどして余分なところへの木の勢力を避けたり、風通しを良くして花腐れ病を予防します。

5 月の管理
いよいよ開花の季節到来
早咲きは今月中旬には開花が始まります。1年の培養の成果が実現する時期ですから愛好者は開花を前にしてちょと高揚を感じるところです。 4月末から5月始め頃の新芽の成長は著しく、それだけに今の新葉の装いは千差万別、早咲きの早生品種と遅咲き品種の差は大きい。既に新葉で覆われているもの、未だ新芽が出たばかりのもの等その表情はいろいろです。

灌 水
水遣りは益々大切になりました。一日も欠かせません。朝夕の2回たっぷりと与えます。 この時期は鉢によって乾き方が著しく異なりますから注意が必要です。早生品種で新葉が生い茂っている鉢は乾きが早く、晩生の新芽が小さい品種は渇きが遅く、特に春に植え替えたり枝棚の整理をして、葉の少ないもの等は渇きませんので同じように与えられません。このようなものは枝葉に水をやるようにしています。
しかし蕾がほころび始めた鉢には根水だけにして、蕾には水が掛からないように葉には掛けません。このような蕾に水が掛かると花腐れ病になり易いので避けます。

施 肥
花を見るさつきには一切施しません。但し花を見ない養成中のものはたっぷり施肥して成長を促します。

病害虫対策
花前のこの時期は殺虫剤と共に花腐れ病を予防するためベンレート、ダイセンなどで消毒しています。

摘 蕾
綺麗に花を咲かせる為花が重ならないように、或いは葉の陰になる蕾など除去しています。 また咲き分ける品種は出来ればバランスが良くなるようにほころび始めに選別した方がいいようです。

開花前の雨よけ対策
さつきの花は雨に濡れると傷むので家の中にとり込めない場合は雨除け対策が必要ですから早めの準備が必要です。

6 月の管理
花に感動、手入れに愛情のさつき三昧
さつきの花は色とりどりでその分布の仕方も様ざま即ち花柄が多種多様で、花の形(花弁など)もまたいろいろあり正に千差万別、誠に華やかです。この時期は何回迎えても この華やかさには感動するばかりです。 また、一方で今月は花ガラ取りや花後の剪定、針金に依る整枝、植え替え等の手入れがあり、且つ梅雨時を控え さし芽や改作なども出来るので愛好者にとって さつき三昧のできる最も楽しい時期でもあります。

花の管理
開花中は長持ちさせる為 直射日光や雨などに当てない様にします。また咲き終わった花ガラは早めに取り除きます。(水に濡れたりして放置すると花腐れ病が蔓延る可能性があります)

灌 水
水遣りは根水にして花に掛からないようにします。開花中は意外と水を吸い上げ乾燥しますので注意が必要です。また遅咲きのさつき等で屋根のないところに置いてある鉢でも、この時期は葉が重なって屋根のようになって雨は鉢土に落ちませんので灌水に油断は禁物です。

施 肥
花後にお礼肥として少量施します。但し肥培中のものは たっぷり施肥して成長を促します。

病害虫対策
開花中のこの時期は特に花腐れ病に注意して もし見つかれば直ぐそのガラを取り除き焼却してダイセンステンレスなどで殺菌します。また意外とこの時期は毛虫が庭木などから移って、たかることがありますので毛虫にも有効な殺虫剤を散布しています。

7 月の管理
この時期は花後の剪定や植替えも終わり新芽も出始めます。梅雨の間に樹勢の回復を図りたいものです。花後、遅くなって改作や植替えなどした鉢は梅雨が明けて気温が高くなった夏の直射日光には耐え難いので風通しの良い日陰で肥料を控えて養生するなど細心の注意が必要になります。

灌 水
この地方はまだ梅雨ですが気温は30度にもなる日があるなど雨の日は別として水遣りは欠かせません。梅雨が明けると本格的な暑さが来るので灌水が管理のポイントとなります。水遣りは朝晩2回 頭からたっぷりと掛けてやります。 特に植替えた木は根が充分でないので、木によっては霧を掛けるか日陰に置くなどする必要もあります。私は霧吹きは面倒なので このような木は日陰に置くようにしています。

病害虫対策
高温になる夏は病害虫の最盛期ですから月に2〜3回の薬剤散布は欠かせません。特にスリップスなどに新芽を蝕害されると花芽の形成や苗木などの生長を害しますので注意が必要です。従ってオルトラン水和剤は欠かせません。その他スミチオン乳剤、アクテリック乳剤などを散布しています。

施 肥
花後のお礼肥以降は気温が高くなるので肥料は施しません。肥培中のもので肥料切れのものには極少量の肥料を遣る場合がありますがこのような時は水切れには特に注意しています。

8 月の管理
花後剪定した枝葉も新芽で覆われました
この時期さつきはすっかり枝棚を新葉で覆って、これから濃緑色になって逞しくなり今月は花芽の形成が始まります。 8月の暑さはさつきにも厳しい温度ですから樹勢に応じた管理をしています。弱った鉢は太陽の高い時に日陰になるような所などに置いています。花芽の形成期でもあるので陽に当てることも重要ですから全く陽に当てないわけには行きません。一方乾き易いこの時期水切れを起こさないよう注意が必要です。

灌 水
年間で最も乾き易い時期ですから朝夕2回、特に夕方の灌水は頭から掛けて葉水を与えます。既にさつきは枝葉が茂って雨に対して傘になって夕立などの かなりの雨でも鉢土の表面だけに留まるので必ず鉢底の下から水が流れ出るまでたっぷり遣るようにしています。
根詰まりを起こしているような鉢は竹箸などで鉢土に何箇所も孔を開けて水の通りを良くします。

病虫害対策
病害虫の最盛期ですから今月は2〜3回薬剤散布を行います。但し炎天下の薬剤散布は薬害を発生させますから絶対に避けて夜露の乾いた出来るだけ朝の早い時や夕方涼しい時行います。

施 肥
高温な為肥料濃度が上がって少量でも肥料ヤケを起こし易いので遣らない様にしています。

9月の管理
気候変わり目で長雨や台風の時期
残暑の厳しい日もありますが朝夕は涼しい日が多くなります。今月は意外と雨が多く長雨もありますので根詰まりを起こしている鉢は根腐れに注意します。また台風災害などにも注意して台風接近の場合は飛ばされないよう鉢を棚から下ろしたり、棚に紐で縛り付けたりします。
樹形作りの季節到来
この時期は樹勢も回復し幹が良く太る時期で、徒長枝も出たりして木は元気になります。幹肌は春先ほど軟らかくないので針金を掛けて樹形作りを楽しむ適期です。前年秋や春などに掛けた針金などは食い込む前に外します。
徒長枝は幹や枝棚などから勢い良く長く伸びる枝で樹勢の良いものほど出易くなります。必要な場所から出た徒長枝は良く太るので残し利用しますが樹形を崩すものは切り落とします。但し太らせたい部分から出たものは春まで残すと良く太ります。

灌 水
天候が変わり易いので良く鉢を見て調整します。原則として1日に1回やることにしています。尚、目詰まりした鉢は鉢土に丈夫な竹箸などで孔を沢山開けて水通しを良くします。 根詰まりは長雨などで根腐れを起こすこともありますので注意が必要です。

病害虫対策
この時期は相変わらず病害虫は多いですから薬剤の散布は欠かせません。2週間に一度は散布することにしています。

施 肥
太る時期ですから今月はたっぷり施します。

10月の管理 充実して樹形を楽しめる時期
この時期は適正な肥培状態なら樹勢が良くなり良く太ります。従って樹勢の状況でこれまでの肥培の良し悪しが分かります。 肥培の良いものは品種により相違はありますが概して葉色は濃く葉数も多く樹全体は精気が満ちて蕾も充実しています。害虫の影響でもないのに樹勢の悪いものは根が傷んでいる場合が多いので、私は100倍のメネデール希釈液を施し来春の植替え時期まで持たせます。又水の通りが悪いものは根詰まりの可能性がありますので竹箸などを鉢土に刺してみてなかなか通らない場合は根詰まりですから穴を多く明けて水通しをよくします。

未だ小さな改作は出来ますが太枝などの切り込みは避けています。針金の掛け外しの適期ですから樹形を楽しみながらやっています。

灌 水
晴れた日は1日に1回朝やるようにします。先月の長雨の時は乾く暇もなく根が疲れるときもありましたが、たまには根を強くする為に乾くときも必要です。水は鉢の大きさや樹勢が旺盛で葉数が多いものなどにより乾き方が異なりますので鉢の乾き具合をみて調整が必要です。 地方によって異なるでしょうが私は少しずつ水の量を減らし今月後半には灌水を1日置きにするときもあります。

害虫対策
この時期に蕾など蝕害されるとそこからの蕾の再生は困難になりますので油断なりません。オルトラン、スミチオン、アクテリック等を2週間に1度の割合を目標にやっています。

施 肥 
樹は先月に引き続き最も 太る時期ですが冬に向けて耐寒性を考え止め肥を考える時期でもあります。止め肥の時期は地方によって異なるでしょうが霜の降る1ヶ月前ごろまでを目標にしています。 この地方では今月下旬ごろ今年最後の止め肥をするつもりです。

11月の管理 近年温暖化の影響でこの地方は未だ肥大が続く?
暦の上では晩秋だが今年も異常に暖かく若木等は未だ太りが続いているようです。この時期は枝葉は充実して蕾も大きくなって目立つようになり樹勢は旺盛で樹形も整い、更に月末には紅葉するものも出るので花時とは異なる樹姿を楽しめます。

灌 水
今年は('07年)10月29日になってもこの地方では最高気温が25度の夏日になりました。昔は滅多にないことでしたが、これでは11月になったからと水遣りを一律に2〜3日おきで良いとは言えなくなりました。気温の状況に応じて臨機応変に対応する必要があります。
しかしさつきを見るとやはり自然の季節の移ろいは着実に進んでいる様子で葉色も秋の風情を帯びてきました。 従って 水の吸い上げ力や蒸発は減って来ていますので過湿にならないように乾き具合を見ながら水を遣るようにして、先月下旬から(夏日などを除き)2日に1回の割合で水遣りをしています。今月下旬には3日に1度で済む場合もあると思います。但し乾燥過ぎは蕾に悪影響しますので注意しています。

施 肥
先月の止め肥を最後に来春までやりません。

病虫害対策
未だ暖かい日が続いていますので害虫の越冬を防止する為スミチオン等の散布をします。

12月の管理 寒さに備える
木枯らしが吹くと鉢は乾燥し易くなり注意が必要ですが、水遣りは減らしぎみにして慣らし厳寒時の凍結に備えています。 この地方の寒さは稀にマイナス3度になることがありますが防寒対策を施すことはありません。特別弱った木がある場合は軒下など暖かいところに移動する程度です。

この時期は落葉して樹形が見やすく小枝の整理等はし易いので混みすぎた枝を整理して陰になっている枝に陽の当たりを良くするなどの手入れをします。
蕾も大きくなって蕾の密集し過ぎが分かりやすいので、摘蕾をして無駄な樹勢をセーブしてやります。
この時期だけで花の大きさの範囲に蕾1個にする勇気は難しいことでもあり、今後害虫による蕾落ちもあることを考慮して摘蕾します。

灌 水
2〜3日に1回乾き具合を見て出来るだけ暖かくなった午前中に遣ります。夕方に水を遣りますと鉢の中に水が残って凍結する恐れありますので遅くならないようにすることが肝心です。厳しい寒さが続き土を凍結させてしまうと根を傷めますので水の遣り過ぎで常時水が残らないように注意しています。

一方、この時期は水切れを起こしていても樹に現れ難いので用心が必要です。空っ風の強い日は乾き易いので注意します。

施肥
今月は施しません。

病害虫対策
この時期は病害虫の活動は見られませんが、来春の発生予防の為石灰硫黄合剤の希釈液を散布すると効果的の様ですが私はやったことありません。


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** 今月のさつき棚 **
毎月の さつき棚の様子を記載して参ります

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さつき盆栽への誘い

このホームページの目的は、さつき盆栽の楽しみを知っていただく ことにあります。従ってこのページでは月々のさつき棚の表情や手入れなどを掲載しますので、そこから楽しさをお汲み取り頂ければ幸いです。さつきが好きになって趣味となれば、この手入れも面倒なことでなく、その作業が大変大きな楽しみの一つになります。趣味はそれに係わっている時間が楽しいもので一瞬にして終わって直ぐ何もすることがなくなってしまっては楽しみになりません。
このH.P.は私の経験を記したものですが興味をお持ちになったら さつき関係の雑誌や 本などお読みになれば更に楽しくなるものと確信します。


2005年の”今月のさつき棚”

お礼とお詫び '05年7月から1年半このページをご覧いただきまして誠に有難うございました。
しかしながら、月に拘ってさつき棚の様子を掲載して行くうちに今年の7月頃より次第に新鮮さがなくなり義務的に管理面のみの記事になってしまいましたので誠に申し訳ありませんが、ここまでで中止させて頂きます。
代わりに新たなページ トピックスを作り不定期にさつきに関わる内容を掲載させて頂くことにしましたので此方の方を宜しくご覧いただき、これまで同様に叱咤激励頂きたく宜しくお願い致します。

尚、このページは2005年7月〜2006年12月まで毎月の様子を記載して参りましたので、さつきの月別状況を垣間見ることができますので念のためここに残しました。

06年12月 今年は暖かく去年の今頃のように紅葉が綺麗になりません
毎年師走になると時の経つ早さに驚き、私にとりまして最早追いたてられるような脅迫感すら感じる今日この頃です。又、このところやりたいことが多く時間が足りなくて、さつきに対しても世話も間々ならずホームページのメンテナンスを滞らせてしまいました。
この地方の寒さは稀にマイナス3度になることがありますが防寒対策を施すことはありません。特別弱った木がある場合は軒下など暖かいところに移動する程度です。
この時期は落葉して樹形が見やすく小枝の整理等はし易いので混みすぎた枝を整理して陰になっている枝に陽の当たりを良くするなどの手入れをします。蕾も大きくなって目に付き易いので蕾の密集し過ぎたところは摘蕾をして無駄な樹勢をセーブしてやります。

今月の管理
灌 水
2〜3日に1回乾き具合を見て出来るだけ暖かくなった午前中に遣ります。夕方に水を遣りますと鉢の中に水が残って凍結する恐れありますので遅くならないようにすることが肝心です。この時期は水が切れても樹に現れ難いので用心が必要です。空っ風の強い日は乾き易いので注意します。

施肥
今月は施しません。

病害虫対策
この時期は病害虫の活動は見られませんが、来春の発生予防の為石灰硫黄合剤の希釈液を散布すると効果的の様ですが私はやったことありません。


06年11月 温暖化の影響でこの地方は未だ肥大が続く?
暦の上では晩秋だが今年は異常に暖かく若木等は未だ太りが続いていようです。この時期は枝葉は充実して蕾も大きくなって目立つようになり樹勢は旺盛で樹形も整い、更に月末には紅葉するものも出るので花時とは異なる樹姿を楽しめます。

今月の管理
灌 水
水の吸い上げ力や蒸発は減って来ていますので過湿にならないように乾き具合を見ながら水を遣るようにして、先月下旬から2日に1回の割合で水遣りをしています。下旬には3日に1度で済む場合もあると思います。但し乾燥過ぎは蕾に悪影響しますので注意しています。

施 肥
先月の止め肥を最後に来春までやりません。

病虫害対策
未だ暖かい日が続いていますので害虫の越冬を防止する為スミチオン等の散布をします。


06年10月 充実して樹形を楽しめる時期
この時期は樹を観察して樹勢が良く分かる時期で、これまでの肥培の良し悪しが分かります。 肥培の良いものは品種により相違はありますが概して葉色は濃く葉数も多く樹全体は精気が満ちて蕾も充実しています。害虫の影響でもないのに樹勢の悪いものは根が傷んでいる場合が多いので、私は100倍のメネデール希釈液を施し来春の植替え時期まで持たせます。又根詰まりの場合もありますので竹箸などを鉢土に刺してみてなかなか通らない場合は根詰まりですから穴を多く明けて水通しをよくします。

未だ小さな改作は出来ますが太枝などの切り込みは避けています。針金の掛け外しの適期ですから樹形を楽しみながらやっています。

灌 水
晴れた日は1日に1回朝やるようにします。先月の長雨の時は乾く暇もなく根が疲れるときもありましたが、たまには根を強くする為に乾くときも必要です。水は鉢の大きさや樹勢が旺盛で葉数が多いものなどにより乾き方が異なりますので鉢の乾き具合をみて調整が必要です。 地方によって異なるでしょうが私は少しずつ水の量を減らし今月後半には灌水を1日置きにするときもあります。

害虫対策
この時期に蕾など蝕害されるとそこからの蕾の再生は困難になりますので油断なりません。オルトラン、スミチオン、アクテリック等を2週間に1度の割合を目標にやっています。

施 肥 
樹は先月に引き続き最も 太る時期ですが冬に向けて耐寒性を考え止め肥を考える時期でもあります。止め肥の時期は地方によって異なるでしょうが霜の降る1ヶ月前ごろまでを目標にしています。 この地方では今月下旬ごろ今年最後の止め肥をするつもりです。


9月21日 9月長雨の後の根腐れ
今年も今月は長雨が続きました。この時期は根腐れの発生の危険性が多いと思います。注意深くさつきの顔色(葉の精気)を見て早めの手入れが必要です。この時期の植替えは秋から冬に向かっていますのでビニールハウスなど保温保湿装備を持たない場合特にリスクが大きいので難しい判断になります。従って植替え可能な来春まで何とか持たせられるかを見極めることが重要です。私には確たる対策をここに記載できません。言えることは素早く対策をした方が良いと言うことです。若木か年数モノか、どんな鉢で生育状態はどうだったか等を考慮して症状を見極め対策を決める必要があると思います。兎に角このような場合は早く専門家と相談して適切な処置をすることが大切と思います。

06年9月 気候変わり目で長雨や台風の時期
残暑の厳しい日もありますが朝夕は涼しい日が多くなります。今月は意外と雨が多く長雨もありますので根詰まりを起こしている鉢は根腐れに注意します。また台風災害などにも注意して台風接近の場合は飛ばされないよう鉢を棚から下ろしたり、棚に紐で縛り付けたりします。
樹形作りの季節到来
この時期は樹勢も回復し幹が良く太る時期で、徒長枝も出たりして木は元気になります。幹肌は春先ほど軟らかくないので針金を掛けて樹形作りを楽しむ適期です。前年秋や春などに掛けた針金などは食い込む前に外します。
徒長枝は幹や枝棚などから勢い良く長く伸びる枝で樹勢の良いものほど出易くなります。必要な場所から出た徒長枝は良く太るので残し利用しますが樹形を崩すものは切り落とします。但し太らせたい部分から出たものは春まで残すと良く太ります。

灌 水
天候が変わり易いので良く鉢を見て調整します。原則として1日に1回やることにしています。尚、目詰まりした鉢は鉢土に丈夫な竹箸などで孔を沢山開けて水通しを良くします。 根詰まりは長雨などで根腐れを起こすこともありますので注意が必要です。

病害虫対策
この時期は相変わらず病害虫は多いですから薬剤の散布は欠かせません。2週間に一度は散布することにしています。

施 肥
太る時期ですから今月はたっぷり施します。


8月25日 害虫被害
殆どのさつきは既に花芽が形成され確りした蕾が目立ちます。また枝は濃緑色の葉に包まれて順調な生育状態です。 しかしこの時期は害虫の活動が活発ですから防除作業は欠かせません。この時期に花芽を蝕害されると蕾が形成されない恐れがあります。害虫はさつき栽培を始めたころは被害は大したことありませんでしたが、長年やっていると次第に害虫の被害が出やすくなる感じです。今月は10日おきに殺虫剤の種類を変えて散布していますが、さつきによっては花芽が蝕害されたものが出ています。(蝕害の様子は昨年の本欄7月に写真を掲載してありますが、花芽を形成する葉群の中心部の新芽或いは蕾が茶色になります)

06年8月 花後剪定した枝葉も新芽で覆われました
この時期さつきはすっかり枝棚を新葉で覆って、これから濃緑色になって逞しくなり今月は花芽も形成します。 8月の暑さはさつきにも厳しい温度ですから樹勢に応じた管理をしています。弱った鉢は太陽の高い時に日陰になるような所などに置いています。花芽の形成期でもあるので陽に当てることも重要ですから全く陽に当てないわけには行きません。一方乾き易いこの時期水切れを起こさないよう注意が必要です。

灌 水
年間で最も乾き易い時期ですから朝夕2回、特に夕方の灌水は頭から掛けて葉水を与えます。既にさつきは枝葉が茂って雨に対して傘になって夕立などの かなりの雨でも鉢土の表面だけに留まるので必ず鉢底の下から水が流れ出るまでたっぷり遣るようにしています。
根詰まりを起こしているような鉢は竹箸などで鉢土に何箇所も孔を開けて水の通りを良くします。

病虫害対策
病害虫の最盛期ですから今月は2〜3回薬剤散布を行います。但し炎天下の薬剤散布は薬害を発生させますから絶対に避けて夜露の乾いた出来るだけ朝の早い時や夕方涼しい時行います。

施 肥
高温な為肥料濃度が上がって少量でも肥料ヤケを起こし易いので遣らない様にしています。


7月21日 「私のさつき」を'06年版に更新
例年より遅れましたが、'5年版の「私のさつき」を今年の開花のさつきと入れ替えました。
HOMEの目次よりクリックしてどうぞご覧下さい。一欄表からクリックして大きくして各さつきの経歴等をお読み頂ければ幸いです。

雨間を見て薬剤散布
このところ雨が多く薬剤散布が難しい日が続いています。温湿度が高いので病害虫の発生が多いので気を許せません。この時期新芽を蝕害されると生育や蕾の形成が遅れることになりますので新芽を良く観察して注意して早めの対処を心がけています。

06年7月 7月の管理
この時期は花後の剪定や植替えも終わり新芽も出始めて梅雨の間に樹勢の回復を図ります。
今年は6月15日からの私のスケジュール上の都合で、必要な植替えは13日まで全て済ませ14日撮影掲載した写真が今年最後の花で、撮影した直後に剪定してしまいました。従ってこの半月は状況を掲載できませんでしたが追々14日以前の花の姿を掲載して参ります。

灌 水
この地方はまだ梅雨ですが気温は30度にもなる日があるなど雨の日は別として水遣りは欠かせません。梅雨が明けると本格的な暑さが来るので灌水が管理のポイントとなります。水遣りは朝晩2回 頭からたっぷりと掛けてやります。 特に植替えた木は根が充分でないので、木によっては霧を掛けるか日陰に置くなどする必要もあります。私は霧吹きは面倒なので このような木は日陰に置くようにしています。

病害虫対策
高温になる夏は病害虫の最盛期ですから月に2〜3回の薬剤散布は欠かせません。特にスリップスなどに新芽を蝕害されると花芽の形成や苗木などの生長を害しますので注意が必要です。従ってオルトラン水和剤は欠かせません。その他スミチオン乳剤、アクテリック乳剤などを散布しています。

施 肥
花後のお礼肥以降は気温が高くなるので肥料は施しません。肥培中のもので肥料切れのものには極少量の肥料を遣る場合がありますがこのような時は水切れには特に注意しています。


6月14日 枝改作の華宝が咲きました
下の写真撮影から10日後、ようやく このように咲きました。(下の華宝の写真は開花直前で、とこどころの蕾が白く膨らんだ状態のとき撮影したものです) この華宝は当ホームページの表紙に掲載している写真(1年前の開花)と同じ 木です。

この育成経過は幹作りから育成をご参照ください。

6月5日 枝棚改作3ヵ月後の華宝
3月23日枝棚を改作しましましたが、ほぼ3ヶ月経って枝のバランス状態が大分良くなりましたので6月3日開花前に撮影しました。下にスクロールして3月23日掲載の写真と比較してみて下さい。

このさつきは3月植え替えましたが、花を見ることにして蕾を残しました。今年のさつきの開花は例年より10日ほど遅れていますが この華宝の花のほころび具合は他の華宝と同様です。

さつきはこのように成長力旺盛で結果が早いので変化が激しく多忙でストレスの多い現代にふさわしい盆栽であり癒しと安らぎをもたらす趣味であると思います。
*ご参考*  ここをクリックして下さい


6月2日 ミニ盆栽の挑戦をご覧下さい。
花姿及び花後の剪定した姿を掲載しました。

'06年6月 まだ続くさつきの観賞
今年は開花が10日遅くその分 遅くまで観賞できそうです。華宝なども 当地は未だ開花の走りに過ぎません。
さつきの花は色とりどりでその分布の仕方も様ざま即ち花柄が多種多様で、花の形(花弁など)もまたいろいろあり正に千差万別、誠に華やかです。この時期は何回迎えても この華やかさには感動するばかりです。 また、一方で今月は花ガラ取りや花後の剪定、針金に依る整枝、植え替え等の手入れがあり、且つ梅雨時を控え さし芽や改作なども出来るので愛好者にとって さつき三昧のできる最も楽しい時期でもあります。

花期の手入れ
開花中は長持ちさせる為 直射日光や雨などに当てない様にします。また咲き終わった花ガラは早めに取り除きます。(水に濡れたりして放置すると花腐れ病が蔓延る可能性があります)

灌 水
水遣りは根水にして花に掛からないようにします。開花中は意外と水を吸い上げ乾燥しますので注意が必要です。また遅咲きのさつき等で屋根のないところに置いてある鉢でも、この時期は葉が重なって屋根のようになって雨は鉢土に落ちませんので灌水に油断は禁物です。

施 肥
花後にお礼肥として少量施します。但し肥培中のものは たっぷり施肥して成長を促します。

病害虫対策
開花中のこの時期は特に花腐れ病に注意して もし見つかれば直ぐそのガラを取り除き焼却してダイセンステンレスなどで殺菌します。また意外とこの時期は毛虫が庭木などから移って、たかることがありますので毛虫にも有効な殺虫剤を散布しています。


5月28日 苗木としては成長早く太りの早い品種が魅力的
この時期は各地でさつきの花期展が開催されているので苗木を求める人も多いと思います。
このホームページでも我流ですが苗木の選び方を紹介していますが、選定には成長の早さも 考慮した方が後々の楽しみが大きいと思います。盆栽仕立てにする為には枝打ちの良いもの (小じんまり仕立てるには小葉)が作り易いですがこのような品種は成長が遅い傾向にあるので尚更成長の早い品種が望まれます。成長が遅いと期待どうりに樹形を形成するのに年月が掛かるので癒しの世界で逆にストレスを感じてしまいます。

5月25日 ようやく咲いた松の光
品種 : 松の光 (樹高:75センチ)
このところの低温で開花は遅々として進まない感じですが左の松の光が見ごろになってきました。
この品種は枝打ち粗く花は巨大輪と、大きいので大型の花もの仕立てにしています。

さつきを始めて間もない頃、このさつきはスーパーの前庭で畑から掘り上げて根は保護もせず黒土のついたまま品種不明のサツキとして無造作に十数本売られていました。太さの割りに桁違いに安いので3本選んで買って育成した中の1本です(他の2本は途中で知人にプレゼント)。

5月18日 やっぱり遅い
今年の開花はツツジ同様に例年より遅いようです。先週ほころび始めた鬼怒の光などもその後の開花は遅々として、頭部は結構咲いていますが未だ主枝等はほころびの段階、早咲きの好月などは蕾の先端が色付いている程度でほころびに至っていません。当地ではこのところ天候も不順で例年より10日は遅くなりそうです。

5月11日 咲き始めました
品種 : 明 朝 (樹高:50センチ)
今年は当地も桜の開花は早かったがツツジは例年より遅く さつきはどうかと思っていましたが いよいよ咲き始めました。
 今年の最初に咲いた花は明朝です。この明朝は私が さし芽したもので樹形は未だ整っていませんが親木より早く咲き始めました。
この品種は巨大輪で枝打ちが粗いので本来は樹形よりも花を見る大型の花もの仕立てにするとよいと思います。
現在、愛の月、鬼怒の光、秋月などがほころび始めています。

'06年5月 いよいよ開花の季節到来
早咲きは今月中旬には開花が始まります。1年の培養の成果が実現する時期ですから愛好者は開花を前にしてちょと高揚を感じるところです。(今年は桜は例年より早く咲きましたがその後のつつじ等は当地では例年より遅いようですから、さつきも遅いかもしれません)
4月末から5月始め頃の新芽の成長は著しく、それだけに今の新葉の装いは千差万別、早咲きの早生品種と遅咲き品種の差は大きい。既に新葉で覆われているもの、未だ新芽が出たばかりのもの等その表情はいろいろです。

灌 水
水遣りは益々大切になりました。一日も欠かせません。朝夕の2回たっぷりと与えます。 この時期は鉢によって乾き方が著しく異なりますから注意が必要です。早生品種で新葉が生い茂っている鉢は乾きが早く、晩生の新芽が小さい品種は渇きが遅く、特に春に植え替えたり枝棚の整理をして葉の少ないものなどは渇きませんので同じように与えられません。このようなものは枝葉に水をやるようにしています。
しかし蕾がほころび始めた鉢には根水だけにして、蕾には水が掛からないように葉には掛けません。このような蕾に水が掛かると花腐れ病になり易いので避けます。

施 肥
花を見るさつきには一切施しません。但し花を見ない養成中のものはたっぷり施肥して成長を促します。

病害虫対策
花前のこの時期は殺虫剤と共に花腐れ病を予防するためベンレート、ダイセンなどで消毒しています。

摘 蕾
綺麗に花を咲かせる為花が重ならないように、或いは葉の陰になる蕾など除去しています。 また咲き分ける品種は出来ればバランスが良くなるようにほころび始めに選別した方がいいようです。

開花前の雨よけ対策
さつきの花は雨に濡れると傷むので家の中にとり込めない場合は雨除け対策が必要ですから早めの準備が必要です。


4年28日 いたずら
庭の雑草を取る作業中に庭木や雑草の繁茂する陰になって成長を阻まれた、さつきの姿を見て、つい堀り上げたくなってしまって下のような作業をしました。このさつきは小盆栽にするつもりで幹を詰めて植え付けたものですが日陰になってしまって樹勢が良くないので本来は日当たりの良い場所に移植すべきでした。しかし弄りたくなっていたずらをしてしまいました。従ってもっと根を小さくして矢印の根も除去すべきですが樹勢を回復させる為残しました。、又鉢植え姿の矢印の部分も枯れていたので頭部の枝も多めに残しました。根洗いは徹底して行い底の部分の土を除去する為底部の根は元から切り落としました。
このような作業はさつき愛好者にとって実に楽しいもので止められません。

'06年4月 来月の開花に備える
気温が上がり新芽の成長や葉からの水分蒸発が活発になって根はどんどん水を吸い上げるので水不足により新芽や蕾の成長に支障を来たさないように水遣りが大切です。また病害虫対策など大事な時期です。

灌 水
私の場合は原則として1日に1回です。但し植替えた鉢はまだ根の吸収力が不十分ですから水をやりすぎると根腐れなど生じることもあるので注意して、葉水を掛けるようにしています。特に葉を全て落として改作したものは土が常時湿った状態にしないよう注意が必要です。この場合は木に霧吹きをしたりします。
早咲き品種では今月末には蕾は膨らみ先端がほころび始めるものが出ます。このような蕾には水を掛けないようにします。掛けると花に染みが出たり、花腐れ病を誘引しやすくなります。

施 肥
花を綺麗に咲かせる鉢には肥料はやりませんが肥培育成中のさつきは肥料を遣ります。

病害虫対策
今月は2回を目安に消毒し、開花まえに蕾や新芽が害虫にやられないようにします。また下旬頃には殺菌剤なども掛けて花腐れ病などの予防をします。尚さつきも栽培して間もない頃はこのような病気の発生は 少ないものですが10数年続けると次第に発生し易くなるようです。

摘 蕾
花の密集を避け咲いたときの花の配置をよくして、綺麗な充実した花を咲かせる為に蕾を間引きます。既に間引いたつもりでもこの時期は蕾が大きくなって目立つようになり、間引き足りないことが分かります。又、新芽が出て枝に隠れるような場所の蕾など除くなどして余分なところへの木の勢力を避けたり、風通しを良くして花腐れ病を予防します。

3月23日

仕上げ中の華宝(表紙のさつき)は上部の枝棚が左右に同じように振り分けになっているので、向かって左側の枝を切り落としました。今は形が良くありませんが これから下の枝が充実して上の方に厚くなり、且つ頭部の裾を下方に下げると樹形バランスが良くなります。
改作日:3月9日 枝棚の改作 ご参照。

3月13日 新木から仕上て7年前にデパートの展示会に出品した後、多忙の為 放置していたら頭部及び右1の 枝及び後部枝が枯れだしたので育成鉢で培養してきた金采です。 2年前は強風で棚から飛ばされ鉢を割る事故などもあったが幸い枝は無事でした。未だ右枝は不十分ですが ようやく樹形を整えられる ところまで来たので、蕾と葉は除去して枝棚を整え盆栽鉢に植え替えました。品種により違いはあるでしょうが一旦 枝が枯れるまで痛めると回復まで何年も掛かります。

品 種 :  金 采
樹 高 : 約58センチ
幹回り : 約20センチ

3月12日 根詰まりや改作の植替えを始めました。頭部の作り直しをしている直幹の晃山が顔色(葉色) が悪いので植替えをしようとしたら、根腐れを起こしていたので,今年の花は諦め根を処理し て蕾や葉を落とし、ついでに枝棚を整え鉢を変え来年に備えました。

3月5日 明日は虫がはい出ると言われる啓蟄で、日差しも明るくなって めっきり春めいてきました。

灌 水
水を切らすと蕾が落ちたり樹勢を弱めますので注意が必要です。 灌水の頻度は天候や日当たり具合、風通しなどにより異なりま すので乾いたらやるようにします。目安としては私のところで は3日〜4日に一度から次第に2日前後に早めるようにします。
まだ寒波が来て凍てつくことがありますので灌水は午前中 にすることが大切です。

施 肥
芽出しのため今年最初の肥料を少量施します。

病虫害対策
温かくなるので病虫害の予防に薬剤散布も始めます。

植替え
弱ったものや根詰まりした鉢などの植替えをします。 植替えで根を切り詰めたら それに匹敵する枝や葉を切り詰め ます。根はまだ水の吸い上げ力が不十分なので葉水を掛ける ことが大事です。

'06年3月 いよいよ芽吹きの弥生
今冬は当地でもマイナス5度にもなる厳しい寒さでしたが 既に2月下旬には芽吹くものがあり、自然の営みに対する 畏敬の念を感じると共に さつきの逞しさを見せ付けられ る思いです。これからは日ごとに温かくなるので休眠から 目覚めて芽吹きも本格的になります。

◎ この時期のさつきは年間で最も切り込みに強い時であり 大幅な樹形の改作や荒治療に耐えるので、さつきいじりを 大胆に楽しめる貴重なときです。即ちさつきは花だけでは なく正に盆栽として樹形を楽しむことができるのです。 且つまた成長力、生命力があるので早い育成が可能なため、 変化の激しい多忙な現代に適した趣味の盆栽として非常に 楽しいものであると確信します。

◎ 従って今月は 日頃の樹形に対する構想を実行する好機です。

2月22日 早くも春の息吹
自然の季節の移ろいは休むことなく着実に進んでいます。今日の 温かい陽気に誘われ、さつき棚を眺めると早咲きのさつきは ぞっくりと新芽を覗かせていました。

品 種 : 好 月
大きな蕾の付いていない葉の中心部には小さな新芽が全て 覗かせている。
赤銅色の葉や蕾のある枝は赤系統の花が咲く 枝で冬はこのように色付くので花柄が想定できます。絞りの花の 咲く葉は葉も縞模様が付きます。

2月12日 元気になった暁天
幹つくりから育成 の2番目に掲載する枯死寸前から生還した暁天が 元気になりました。厳寒のこの時期に他に類のない昨年の春葉が未だに 落ちないほどの樹勢に回復しました。(先端が茶色の葉は春に出た葉で 普通は冬になると真っ先に落ちる)今後は枯れ落ちた左の主枝の再生が 期待できます。その2:暁天 ご参照。


'06年2月 厳寒に耐えて春を待つ
年間で最も寒い時期です。しかし最後の休眠期で早咲きの品種は間もなく春の準備に入り月末には芽吹きの動きが見られ、着実に時を刻む自然の驚異を見せつけられます。

今月の管理は灌水が主なものです。
3〜4日に一度を目安にしています。空っ風の強く吹くときや下旬には温かい日があるので芽出しを前に水切れに注意します。尚、2月になると雨や雪が降り易いので水遣り回数は減って楽になることもあります。


1月23日 雪積対策
21日の朝、さつき棚に5センチほどの雪が積もっていて驚きました。早速、さつきを鉢ごと揺すって雪落としをしました。夕刻には庭先は20センチほど積もって さつきは完全に雪に埋もれた格好になっていましたので再度揺すって雪落しをしました。 翌朝は快晴でしたが雪は写真の如く積もって鉢は棚に完全に凍り付いてい動かせない状態になっていました。
さつきに凍りついた積雪
凍りついた雪は絶対に触らないようにして解けるのを待つしかありません。
降ったばかりの粉雪は揺すって落とせますが、べた雪は重いので落とすのが難しく手で掬うように取り除こうとすると枝を折り易く苦い経験があります。


1月18日 長年続いていた暖冬も今年は一転して厳しい寒さに見舞われ、日本海側では早くから豪雪による災害が発生しています。地震以来度重なる災害と戦っていらしゃる地方の皆さんに心からお見舞い申し上げる次第です。

ここ東京に隣接する千葉県北西部でも庭先の寒暖計はマイナス5度を記録する寒さです。 寒さに強いと言われている さつき も厳しい冬にじっと耐えている感じです。しかし特別な防寒対策は一切行っていませんが、今のところ異常はありません。
管理は12月とほぼ同様にしていますが水遣りは少し少なく3〜5日に一度にしています。曇り日が続くと5日ぐらい放置して、強い風の日が続いたりすると早めに水遣りをしています。鉢の乾燥度合いを見るには鉢底の穴を覗いて渇きぐあいを見たり持ち上げて鉢の重さなどで判断しています。
この時期は葉が少なく枝の状況が見やすいので温かい日には12月に続いて針金で強制したり、混みすぎた蕾を除去する摘蕾作業を時折りやっています。針金を掛ける場合はこの時期は枝が硬く折れやすいので細心の注意が必要です。
尚年末には鉢の落葉やさつき棚及びその周辺を綺麗にして病虫害の冬越し等が少ないようにしています。

2006年元旦 新年明けましておめでとうございます。
昨年は沢山の方々のご訪問やメールを頂きまして誠に有難うございました。大きな励みになりました。今年も宜しくお願い申し上げます。


2005年の”今月のさつき棚”
昨年のさつき棚の表情はここをクリックして下さい