武器庫

海兵隊が使用する主な武器を紹介します。
海兵隊は武器の自由度が高く、新旧、内外含めさまざまな銃を使用します。M4はもちろんご存知かと思いますが、M14の近代改良版やドイツH&KのMP5なんていうのも面白いところです。
我が部隊も、出来る限りこの装備に近づけようとしていますが、予算が限られているため少し時間がかかりそうですね。(笑)

COLT M16A2
M16A1の改良型アサルトライフルである。
使用弾薬をそれまでのM193(.223Rem: 5.56×45mm)から、防弾素材への貫通力を増すためスチール弾芯を採用したM855(NATO制式弾SS109準拠: 5.56x45mm)に変更。
COLT M4A1
M4カービンはM16A2アサルトライフルの全長を短縮し軽量化したM16A2の直系の派生型で、米軍の大半の兵士がこれを使用している。
また、M16A2とは約80%の部品互換性を持つ。
初期型のM4はM16A2同様のセミオートと3発バーストの発射機構を持つが、改良型のM4A1はバーストに代えてフルオート機構を備えている。M4A1は連続したフルオート射撃による加熱に耐えるために肉厚の銃身を採用している。

下の表は、SOPMOD-I(Special Operations Peculiar Modification-I / 特殊作戦用装備-1となっている。
H&K MP5
MP5のMPとはドイツ語で機関拳銃(短機関銃)を意味する“Maschinenpistole”の略称である。しばしば英語風にマシンピストルとも呼ばれ、日本でも機関拳銃、機関短銃と呼ばれることがある。日本の公的機関では同銃を"機関けん銃"と称している。
現在ではH&Kのお膝元であるドイツのみならず、アメリカのNavy SEALsデルタフォースSWATをはじめイギリスSAS、香港SDU、韓国KNP-SWAT、日本警察の特殊部隊(SAT)、銃器対策部隊、成田国際空港警備隊、原子力関連施設警戒隊、特殊犯捜査係、海上保安庁の特殊警備隊(SST)、海上自衛隊の特別警備隊(SBU)など世界中の軍隊や警察に配備されており、1977年のルフトハンザ航空181便ハイジャック事件や1980年の駐英イラン大使館占拠事件では事件解決のために使用された。
H&K HK416(HKM4)
H&K社が開発したM4カービンの改良近代化カービンである。同社はエンハンスドカービン(Enhanced Carbine=強化カービン、改良カービン)と呼称している。
左の写真はHK416を使用するアフガニスタンのアメリカ兵。
一部特殊部隊での購入、使用が確認されている。
FN MINIMI(M249)
同社のFN MAGを元に、銃本体の重量を軽量化することにより機関銃手一人当たりの携行弾数を増加させる事に成功した。日本やアメリカでは、分隊単位に配備され、火力支援に使用される。

アメリカ海兵隊にはM249の名称で、1984年にアメリカ陸軍に採用された。アメリカ海兵隊でも、分隊レベルでの支援火器として積極利用しており、特に4〜5人で編成される沿岸偵察チームには必携となっている。熱対策の為、銃身上部にカバーを追加する改良が施されている。10年以上使われ続けた為に機械強度が低下しているものが多いという評価があるが、実際は採用された時の基本設計から様々な改良が加えられ現行では第4世代であるため、現在ではもっとも進化しているであろうタイプでもある。

左の写真は、アフガンでM249を装備したアメリカ陸軍兵士
FN Scar 
FN SCAR(FN スカー : FN Special operations forces Combat Assault Rifle : 特殊部隊用戦闘アサルトライフル)は、ベルギーの銃火器メーカーであるFN社(ファブリックナショナル社)がアメリカ特殊作戦軍(以下SOCOMと表記)向けに開発しているアサルトライフルである。

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