タイの首都バンコクから鉄道でアユタヤへ向かう途中、私の向かいの席にタイ人の兄弟が座った。この鉄道に外国人が乗っているのは珍しいのだろうか、それとも単に彼等にとって外国人が珍しいのだろうか、初めは私を少々警戒しているようだった。食べ物を食べているときもしきりに私の方法をジロジロ見ていた。しかし、次第に日常の疲れと窓から流れてくる心地良い風に負けてしまったようである。その寝顔があまりにも自然だったので、一枚写真を撮らせてもらった。