WORDS & INFORMATION

「気まぐれTIME」特製TIME語彙集!


time zone 時間帯。イギリスのグリニッジを中心として東、または西に経度15度ごとに世界を24に区分したもの。経帯時という。各国は適当な経帯時を採用して、その国の標準時とする。
revelation 暴露、発覚;驚くべき新事実;啓示、お告げ
ramp up 手はずをととのえる
buzz word もったいぶった専門語、流行語
ring 徒党、一味、組織
ballistic missile 弾道ミサイル
Respresentative 下院議員
front company ダミー会社
human intelligence 人間諜報(情報)活動。偵察衛星などのハイテク機器を使うのではなく、エージェントとが情報収集活動を行うこと。
burrow 地下に潜る、潜伏する
across the board 全面的に、すべてにわたって
thaw 解ける、雪解けする、緊張が和らぐ
pilfer くすねる
commercial attache 商務官(atttache フランス語で「アタッシェイ」。本当は 'e' の上にアクサンテギュ(アクセント符号)があるのですが、非常に面倒くさくて、そのままにしてあります。すみません。本文記事もそのつもりで読んでください。)
Long March rocket 長征ロケット。中国国家航天局の運用する中国の主力打ち上げロケット。1970年4月24日、初の人工衛星「東方紅1号」の打ち上げに成功。90年4月7日、アジアの地域通信衛星「アジアサット」を打ち上げた。以来、低価格を売り物に、民間衛星打ち上げなどの商業市場に食い込んでいる。
hype あおり立てる、誇大に宣伝する
great leap forward

正しくは Great Leap Forward。「大躍進運動」。1958年夏ごろから、毛沢東によって進められた大規模で無謀とも思える社会主義経済工業化政策。ソ連の経済援助による近代的な企業の建設を進める一方、毎日億単位の人間が動員され、人海戦術による大規模水利建設その他、農業、小規模工場の大増産運動が展開された。人民公社は、この過程で組織された。言ってみれば、この運動は「大量に労働力を投入しさえすれば、どのような生産目標も達成できる」という非合理的なもので、労働者、農民は疲弊し、度重なる自然災害やソ連の援助引き上げなどと重なって、経済の混乱を招いた。「大躍進運動」の失敗を認めた毛沢東は1959年、国家主席の座を劉少奇に譲り、劉少奇は1961年から、党総書記のトウ小平とともに、ある程度の自由化を認める農業重点の経済調整策を実施した。しかし毛沢東は、この劉少奇の施策を修正主義と批判、「資本主義の道を歩む実権派(走資派)打倒」をスローガンに「文化大革命」を発動し、軍を味方につけ、紅衛兵を組織し、奪権闘争を展開した。

本文記事のこの部分は、人海戦術による中国のスパイ活動を皮肉った表現。

streamline 簡素化する、合理化する
Kilo K級、キロ級、またはキーロー級。旧ソ連海軍攻撃型潜水艦(通常推進)のNATOコードネーム。西側を含めて、世界でも最も進歩した潜水艦の一つと言われている。
Su-27 CIS(独立国家共同体)の最新型戦闘機。米軍のF15にも匹敵する、世界でも最先端の戦闘機。NATOコードネームは「フランカー」。
Sovremenny-class destroyer ソブレメンヌイ級駆逐艦。7,500トン。本文記事にもある通り、SS-N-22対艦ミサイル(NATOコード「サンバーン」)を装備していることが大きな特徴。このミサイルは海面6メートルの超低空をマッハ2.1という超音速で飛び、しかも核弾頭の装着が可能というもの。冷戦時には、このソブレメンヌイ級を旧ソ連が18隻就役させ、米軍を非常に恐れさせたという。

intercontinental ballistic missile 大陸間弾道ミサイル(ICBM)。

中国が現有のICBMは、東風5(CSS-4、射程距離12,000km、単弾頭、二段式液体燃料)7基、東風4(CSS-3、射程距離4,750km、単弾頭、二段式液体燃料)10数基。液体燃料ミサイルは、燃料の注入に時間がかかり、一般に実戦的でないとされる。記事中の東風31は、3段式固体燃料の移動式の新型戦略ミサイル。この他に同じく3段式固体燃料の、射程距離12,000kmの東風41も開発中。21世紀に実戦配備の予定で、これらが配備されれば、中国の戦略ミサイルは、アメリカやロシアの水準に大きく近づくとされている。

rank and file 下士官兵;一般社員;庶民
Middle Kingdom 中華帝国